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Yukiharu YABUKI の tDiary



このtDiaryを検索します。

2009-07-01 [長年日記]

_ Debian GNU/Linux Lenny で pdfに、透かし?というか、「機密」や「Draft」って入れるのはどうしたらいいんだろう。

透かしというか、water markというか、stampという用語が私の中でごちゃごちゃで、googleりたくても、キーワードが判らなくて悶絶していた。

でも、適切なキーワードぽいことを他人に聞いてみて、ようやくたどり着いた。pdftk.こいつと、透過させた文字を使えばできる。

pdftk 20090624-1.pdf stamp stamp-draft.pdf output 2.pdf

入力ファイルが、20090624-1.pdf で、各ページのフォアグランドにスタンプしたいpdfファイルを stamp の後に指定(stamp-draft.pdf)し、最後に 出力したいファイル名を output の後に指定する。(2.pdf)

サンプルのstamp-draft.pdfは、20090701stamp-draft.pdfにおいておきます。


2009-07-04 [長年日記]

_ 神戸

金曜日に呼び出されて、良い雰囲気でこれからのことを交渉したいとの申し出があり、神戸案内をかねて、作業見積もりという、遊びなんだか仕事なんだか判らない状態で、異人館に向かう途中のカフェで紙をばりばりと消費しつつ、ディスカッション。

久しぶりに英語で難しい話をしたのでふらふら。血糖値もさがったので break に日本そばを提案してみた。が、聞くと椎茸系を食べると、お腹を下すとかで、ちと日本ソバ系じゃなくて洋食系のトンカツにしてもらう。

_ ActiveDirectoryとLinuxによるシステム構築ガイド

Active DirectoryとLinuxによるシステム構築ガイド(堀田 元宣) 残念なことに、この本絶版なんだよなあ。前職でこれは使えるって買っておいたんだけど。amazonで古本見たら訳のわからない値段がついていた。あんまり需要がなかったのかなあ。(http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/1128.html) 機会があれば著者の方とお話してみたいかも。

_ EPSONの縦置きマシン

NP11-V(http://shop.epson.jp/np11-v/)安くてメモリを増強すれば、そこそこ? でも台数を置くとACアダプターが邪魔かなあ。あと強制冷却する方法を考えないとダメな場合はないのかな。


2009-07-06 [長年日記]

_ 多忙、でも粛々と

朝から関係各位と、電話連絡。日本の商習慣を相手に説明しつつ、こちらのできることをアピール。いままでの流れもあるので、そこは筋を通さねばならぬ

宅急便2つを受け取り、内容のverfyを行う。

とかなんとかしてたら、紹介を受けた学生さんとアルバイトの労働契約書について説明しているときに、電話で割り込み。先に関係書類をコピーしてもらい時間を稼ぎつつ、再度日本の商習慣を説明する。必要な情報は集まりつつある証拠を提示するのと、来客中ということを伝え、割り込みから復帰

労働条件を明示し、相手も納得したので契約を成立させる。次に来たときには、アルバイトさんとはいえ、秘密保持契約も結ぶ。4時限の講義に間に合う様に送り出す。

ざっくりとした線表はできたので、ミーティングの俎上に載せる。Debian GNU/Linux lanny の plannerpalnner を使ってみた。お客さんは MS Project を使って欲しいと要望されるかなあ。

必要な物品の買い物リストと見積もりができたので、最終的な見積書へ反映させられる段階に来たことを確認。

遅い昼食、鯖の缶詰がうまい。

勤務表をもらって、時間計算を行い給与計算まで行う。紙でエビデンスを残して、税理士さんへ渡せる様にまとめておく

最終版の線表を印刷してホワイトボードへ貼り付けておく。これを見ながら最終チェック

あと今日中にやる必要があるのは、(1)見積書の完成, (2)アメリカン風味な契約書作成 です。これら終わって各位に送付すると本日の業務は終了予定です。

_ kernel 2.6.30 + vmware / vmdkイメージをkvmで

Debian GNU/Linux lenny 上で kernel 2.6.30 で vmware を動かそうとするとモジュールの生成に失敗する。

kvmでVMwareイメージを起動させてみた(https://www.palmtb.net/wiki/?cmd=view&p=kvm%A4%C7VMware%A5%A4%A5%E1%A1%BC%A5%B8%A4%F2%B5%AF%C6%B0%A4%B5%A4%BB%A4%C6%A4%DF%A4%BF&key=%B2%BE%C1%DB%B2%BD)ってのを試してみたが、私はうまくブートさせることができなかった。

しかたないので、別の解でkernel 2.6.30 用 vmware パッチ(http://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20090614/p1)を適用してビルドした。vmware-config-console ってコマンドあるんですな。

_ fedora core 10

kvm(Kernel based Virtual Machine)の上で CentOS や Fedora core などを動かすことが増えてきた。Debian GNU/Linux の上で他のディストリビューションを動かすのも乙なモノだ。

kvmのコマンドラインデフォルトのメモリサイズは、qemu の man によると 128MiBとのこと。これだと CentOS や Fedora core のインストールはできません。本当は、それぞれの OS の hardware requirement を調べるべきなのかもしれませんが、memoy がそこそこあるので -m 800 とかしてインストールを進めちゃいました。メモリの有効利用からすると必要なだけ見積もるのが大事でしょうけど。そこまでシビアな状況じゃないので。

(http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/releases/10/Fedora/i386/iso/)いまは fedra core 11 なのは知っているけど、ここのURLが必要だったので。

(http://fedoraproject.org/ja/get-fedora)からだと、過去のイメージを探すのが難しかった。まあ過去のバージョンを提供する積極的理由は fedora core としてはないからなあ

開発環境をいれてしまうと、fedora core 10 で 10Gを割り当てても、カーネルソースを全部コンパイルするディスクスペースはない。これにはちとびっくり。Debianとはお作法が違うからだろうなあ。もっと潤沢にディスクイメージを作っておく方がよかった。qemu-img create hoge.img 20G にしておけば良かった。

fedora core 10における カーネルビルド方法は、(http://www.takosuke.net/~seraphis/archives/2008/12/fedora10-1.html)でよさそう。手順を追ってみた。で仮想ディスクがあふれている状態 orz

_ おたふく風邪

知人のお子さんが、おたふく風邪にかかってしまったそうです。看病のため、その人の今週の予定は全部キャンセルとのこと。

_ Wrox Programmer to Programmer

Professional Linux Kernel Architecture (Wrox Programmer to Programmer)(Wolfgang Mauerer) 去年の10月でkernel 2.6.24についての本。相手と共通の理解をするための底本になればいいけど。


2009-07-08 [長年日記]

_ 裸族の2世代住宅の設定方法を忘却していた。

裸族の2世代住宅のエントリーやバックアップ体制を、もうちょいまともにする。と関連します。mirrorの作り方を、すっかり忘却していて、Linuxから2台のハードディスクが生で見える状態がずっと続いてました。結論からいくと

  1. 通電状態で、PCからはusb(またはesata)を抜いておく
  2. モード切替のスライドスイッチを変更する。「モード設定スイッチ」
  3. ここ重要「モード変更スイッチ」を押下するモード設定スイッチの横にあるボタン。これを押下しないと、いくら電源を再投入などしてもmirrorモードなどのモード遷移が起きないようです。
FAQ(http://www.century.co.jp/support/faq/crns35eu2.html)の"モード変更のDIPスイッチを変更したのに動作モードが変わりません"にもろぶち当たり。忘却しすぎだ。

_ 不況時は、ひとの疑心暗鬼度が上がっているようだ。

まあ、騙す人が増えているってことなんだろうなあ。

_ NAT箱設定

Windows serverさんは、全部自前で設定するのがお好きのようです。NAT箱を作って、箱庭を作るのが時間の節約になりそうだってことで、既存の設定を利用してbootしてから3分で設定。

_ God is in the details.

神は細部に宿る。の英語表現らしい。The devil lies in details.ってのもあって、トップダウン信者には、"The devil ..."の方がぴったりなのかも。問題は細部になると出てくる。

_ 安田美穂フォルダ

迷惑メールの送信者の名前で、「安田美穂」という送信元をつかうものがあるという。同姓同名の人にはえらい迷惑な話である。知人がこの安田美穂氏を詐称する迷惑メールに困っており、迷惑メールフィルターをすり抜けてくるそうでえらく困っていた。

結局、その知人には「安田美穂」という知り合いはいないのでいったん振り分けておいて後でまとめて消す運用にするとのこと。やっぱりその振り分けようフォルダは「安田美穂」という名前になりそうだ。

_ CentOS

だんだんと、Debian 以外の Linux 関係のお仕事も増え、CentOS や Fedora Core なども扱うことが増えた。いろいろなディストリビューションの諸元を確認するのに、destrowatchは便利。たとえば、CentOSなら、(http://distrowatch.com/table.php?distribution=centos)を見れば、主要なソフトウェアのバージョンなどわかる

5.3のリリースノートは、(http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS5.3/Japanese)

_ Google サーチ アプライアンス

プラットホームで売っているのですな。(http://www.plathome.co.jp/agency/google/)比較対象がnamazuだった


2009-07-09 [長年日記]

_ 「大規模なハッカー攻撃」ってなんだよ

WBSのニュースで、「北関与の見方強める=サイバー攻撃は「国家レベル」−韓国」(http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009070800761&rel=m)のことを表現するのに、「大規模なハッカー攻撃」っていう表現があった。私は初めて聞いた表現なのだが。

_ C#とCLIの話

米MS、特許主張しない約束をC#とCLI標準に適用、Monoはソースコードを2分割へ(http://sourceforge.jp/magazine/09/07/08/0321248)この発表は、タイミング的にはRMSが問題にしていた部分の回答であるように見えるかもしれないけど、C# / CLI under MS Community Promise(http://d.hatena.ne.jp/atsushieno/20090708/p1)を読むと、別の人が問題にしていて交渉して結果がでたタイミングなのだ。という話もある。

_ Sylpheed Pro

山本氏の Sylpheed が、Pro バージョンということで、Windows プラットホーム向けにライセンスを販売開始した。(http://www.sraoss.co.jp/prod_serv/package/sylpheed-pro/)もちろん既存の Sylpheed も継続するのだが、この Pro の売りはメールの高速検索である。


2009-07-11 [長年日記]

_ OSC2009Kyotoにいってきた。

様々な方々にご挨拶をしてきました。こんな時でないとお会いできない方々とお話しできて、力を頂きました。技術的な話、会社のヒントになるお話などさせてもらい、所詮自分一人で考えつくことなど大したことはないと再確認しました。

子どもに賭ける親の期待の話、お受験がもたらしている影響。企業家の視点や教育者としての視点、

Network越しにディスクをミラーする 4letter(ああ、最後はblock deviceだったと思うけど忘れた)が、楽観的書き込みをしない限り遅くて使い物にならないが、エラー回復の動作をするのに、たんにDDでブロックデバイスが書くようにしていたら、破滅的な破壊がおきるであろうと思うので、どこかでリカバリー、Journalの機能(ここでも、ブロックデバイスのレベルとfsのジャーナルのレベルでの知識のクロスが必要)について、理解があればクラッシュリカバリーや、本来もつ disaster recovery としての良さが生かされるななどの話をした。

途中、NFSがUDPからTCPに換えた場合の挙動が、大量の連続データが書き込みされる場合なら、NFSのTCP版の方が優れていることなど、TCPだからといってUDPに常にスピードで負けるわけじゃない話を聞き、そのバッググラウンドをきいてなるほどなと思う。

定説と呼ばれることで考えてはダメなのね。つねに実装して計測してみろと。ある程度までのパフォーマンスの良い部分だけでうまくいかないなら、極端な条件下でうまくいく方式をトレードオフで探していくしかない。

_ 前職の同窓会みたいな感じ

OSC kyotoでは、前職での同僚にもいっぱい会えました。みなさんお元気そうでなにより、キウィの話は初耳でしたよ。

_ wikipediaではotrsを使っているとのこと

どのような運用をしているのか、日本語での話しってほとんどないようなので、OSCの懇親会でお会いした鰤端末さんに、ちょっと振ってみた。そのうち記事がでるといいな。私自身は、Debian GNU/Linux Lenny で request-tracker3.6 を使いはじめているのだが、OTRS同様いろいろと前提条件を揃える必要がありそう。すぐに日本語が表示てきるのはRTの方が楽だけど。


2009-07-13 [長年日記]

_ memo: プログラミングできる人とできない人との間の深い溝

私の場合は、中学生の頃はゲームプログラムを入力して自分でデバッグしてないとコンピューターで遊べなかった。なので、まずプログラムの中身を入力してひたすらパターンを覚えてったあとに、いろいろ覚える順番だったので、ここまで深い溝があるとは思ってないのだが。 プログラミングできる人とできない人との間の深い溝(http://d.hatena.ne.jp/masatoi/20090707/1246965336)

_ Debconf9 の日程表

参加できそうにないので、video teamの働きによりセッションを視聴することを楽しみに、Debconf9の日程表を(https://penta.debconf.org/dc9_schedule/index.en.html)を貼り付けておこう。

_ memo:白洲次郎は本当にマッカーサーと対等に渡り合ったのか?

なかなか興味深い。白州次郎に関する話は脚色があったかもしれないとのこと。(http://www.tez.com/blog/archives/001406.html)どのぐらい丁寧な言い方なのか判定できるほど英語はわからないけども、マッカーサーに気遣いをしているのは間違いない。

_ tscreen

GNU screenのfork、いつからdebianのmainに入るのかな(http://www.steve.org.uk/Software/tscreen/)


2009-07-14 [長年日記]

_ [Debian] gitosis : setting of Debian GNU/Linux Lenny way

gitを使う上で、複数のgitリポジトリを扱いたい場合、githubなどのサービスを利用する人もいるだろう。でも、全員が github のサービスを利用できるわけでもない。自分の書いたコードや文章を自分のサーバに保存したいという要求がでてくることは自然なことである。

そこで、Debian GNU/Linux Lenny に入っている、gitosis をつかって Debian package の意図に沿った gitosis の設定方法について少し書いてみる。

Debian GNU/Linux lenny に入っている gitosis パッケージは、gitosis というユーザを作っており、ちまたに言われている git ユーザで作るってやる方式とは異なる。

お約束、この内容は私が調べながら書いたけども内容は無保証です。自分でやるときには何を自分でやっているか自覚的に作業してください。いまから行う作業をおこなってどのような損害がでたとしても私は何も補償しません。

  1. gitosisをサーバーにインストールする
  2. lv /usr/share/doc/gitosis/README.Debianを実行し、ドキュメントを読む
  3. 自分のマシン(クライアント)のid_rsa.pubを、サーバに転送する。sshの鍵を作ってない場合は、まず鍵を作りましょう。その場合は、man ssh_genkeyを参照。ssh-copy-idを使って、クライアントからサーバにssh鍵を転送すると便利でよいのですが、2つ注意点があります。
    1. ssh-copy-idを使うと、簡単に.ssh/id_rsa.pubをコピーできて便利なのですが、私の場合、サーバ機の~/.ssh/authorized_keysが、鍵だけコピーされていました。そのためsudo -H -u gitosis gitosis-init < ~/.ssh/authorized_keys とすると、次のようなエラーを吐いていました。
      yabuki@Ernalda:~$ sudo -H -u gitosis gitosis-init < .ssh/authorized_keys 
       
      We trust you have received the usual lecture from the local System
      Administrator. It usually boils down to these three things:
       
          #1) Respect the privacy of others.
          #2) Think before you type.
          #3) With great power comes great responsibility.
       
      [sudo] password for yabuki: 
      Traceback (most recent call last):
        File "/usr/bin/gitosis-init", line 8, in 
          load_entry_point('gitosis==0.2', 'console_scripts', 'gitosis-init')()
        File "/var/lib/python-support/python2.5/gitosis-0.2-py2.5.egg/gitosis/app.py", line 24, in run
          return app.main()
        File "/var/lib/python-support/python2.5/gitosis-0.2-py2.5.egg/gitosis/app.py", line 38, in main
          self.handle_args(parser, cfg, options, args)
        File "/var/lib/python-support/python2.5/gitosis-0.2-py2.5.egg/gitosis/init.py", line 121, in handle_args
          user = ssh_extract_user(pubkey)
        File "/var/lib/python-support/python2.5/gitosis-0.2-py2.5.egg/gitosis/init.py", line 39, in ssh_extract_user
          raise InsecureSSHKeyUsername(repr(user))
      gitosis.init.InsecureSSHKeyUsername: Username contains not allowed characters: '(ここは公開鍵が表示される。たしかにユーザ名が入ってない)'
                  
    2. 仕方ないので、いったん、~/.ssh/authorized_keysを/tmpにコピーし chmod o+rw してから 最終行に、元の~/.ssh/id_rsa.pub を参考にユーザー名@マシン名を入れる。
  4. すると下記のように成功します。
    $ gitosis-init < /tmp/authorized_keys 
    Initialized empty Git repository in /srv/gitosis/repositories/gitosis-admin.git/
    Reinitialized existing Git repository in /srv/gitosis/repositories/gitosis-admin.git/
    

    これを見てもわかるように、Debian GNU/Linux Lenny に収録されている。gitosis は

    gitosis@Ernalda:~$ ls -la /srv/gitosis/
    合計 24
    drwxr-xr-x 5 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 .
    drwxr-xr-x 3 root    root    4096 2009-06-26 08:47 ..
    lrwxrwxrwx 1 gitosis gitosis   56 2009-07-14 00:33 .gitosis.conf -> /srv/gitosis/repositories/gitosis-admin.git/gitosis.conf
    drwx------ 2 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 .ssh
    -rw------- 1 gitosis gitosis  895 2009-07-14 00:33 .viminfo
    drwxr-xr-x 2 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 gitosis
    drwxr-xr-x 3 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 repositories
    gitosis@Ernalda:~$ ls -la /srv/gitosis/repositories/
    合計 12
    drwxr-xr-x 3 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 .
    drwxr-xr-x 5 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 ..
    drwxr-x--- 8 gitosis gitosis 4096 2009-07-14 00:33 gitosis-admin.git
    
    にファイルを置いています。このあたりも他の記事と違う所だと思います。

  5. あとは/usr/share/doc/gitosis/README.Debianに書いてあったり、参照した記事と同じように git clone します。
    yabuki@yelona:~/scm/git/Ernalda$ git clone gitosis@192.168.11.250:gitosis-admin.git
    Initialized empty Git repository in /home/yabuki/scm/git/Ernalda/gitosis-admin/.git/
    remote: Counting objects: 5, done.
    remote: Compressing objects: 100% (4/4), done.
    remote: Total 5 (delta 0), reused 5 (delta 0)
    Receiving objects: 100% (5/5), done.
    
  6. 残りの部分は下記に上げる参照記事を参考にすれば、うまくやっていけると思います。上にあるものほど、英語情報ですがお勧めです。日本語情報は参考になりますが Debian風味な所はいくつか読み替える必要があります。

    あと、個人的な意見では gitosis に管理者やユーザが慣れることができるように、sandbox のリポジトリを作って実験領域を作るのが良いと思います。sandboxで様々な実験や実際の操作をして慣れたら、本当のプロジェクトで利用するという風にすると、管理者およびユーザの心理的障壁が下がるのと練度向上が期待できると思っています。ではでは

    1. /usr/share/doc/gitosis/にあるREADME.DebianおよびREADME.rst などの各種ドキュメント
    2. Gitosis on Debian Lenny(http://www.bloggroll.com/view/2)
    3. gitosis - Git リポジトリ群の管理とアクセス制御 vol.0(http://openbooth.org/archives/60.html)
    4. gitosis - Git リポジトリ群の管理とアクセス制御 vol.1(http://openbooth.org/archives/65.html)
    5. gitosis - Git リポジトリ群の管理とアクセス制御 vol.2(http://openbooth.org/archives/82.html)

_ [tDiary] bq plugin

src: 引用するテキスト
title: 引用元のタイトル
url: 引用元のURL

[blockquoteを使った引用を生成するより引用]

hereドキュメントを使った記法が、うまく書けない様な気がするけど、ぼちぼちやるか。


2009-07-15 [長年日記]

_ 私にとって新しい体験

病院の検査で、新しい経験をした。医学の部分でもイノベーションは進んでいるのだなあ。

_ Debian kFreeBSD で遊ぶためのネタ元

install-cdディレクトリとdocディレクトリは押さえておこうとのこと。(http://glibc-bsd.alioth.debian.org/)

_ memo:自分でできるもん:本棚編

なかったら、つくっちゃうもんねーって所が気に入った。清く正しい本棚の作り方(http://www.coara.or.jp/~tt/books/bkshelf/bkfrm.htm)

_ 中国の広州ではイオンが便利に使われているそうだ。

広州で日本語を教えている友人が帰国するそうで、土産が何がよいかという話になり、可能なら横浜中華街 本格四川の調味料「陳麻婆豆腐」花椒粉付き!3~4人前×4袋入り を買ってきて欲しいと頼んだが、まあなかったら、近くのイオンでそれらしいものを買って帰ってきてくれるそうだ。

中国だと、高級スーパーマーケットな感じらしい。

_ サイト内検索にGoogleを使う方法

rast を使って検索しようかなとおもったけど、現サーバに apr-1 とバークレー DB をインストールする必要があることを考えると、Googleを利用する方が簡単で、そこそこの結果が得られそうなので、こちらの方法にスイッチした。サイト内の検索にGoogle.comを使う方法(http://www.hyuki.com/netserv/google.html)

_ プログラミング好きな人でもインタプリターしか勉強しないこともあるんだ。

最近の LL(Light weight Language)って、めちゃ便利だけど、そればっかりやっていると低レベルのことが、曖昧模糊のままプログラミングしてしまう副作用があると思うんだ。

仕事でプログラミングして、性能を出そうと思ったらインタープリターだけじゃ足りないなあ。もちろんアルゴリズムが効く場合が多いのは同意するけど、与えられた環境で最適に動いているのを確認するのは低レベル層もしっかり勉強してね。


2009-07-16 [長年日記]

_ 友人の結婚の報告を見た。

おめでとう。あなたなら思い通りの笑いの絶えない、良い家庭が作れると思いますよ。末永くお幸せに。


2009-07-17 [長年日記]

_ memo:フリー/オープンソースの法律ジャーナルが初創刊

最近、法律とかが身近に感じることが多くなってきたので、どれだけ見るかはわからないけど、専門家の人に質問するにしても最低限の素養はないと、混乱してしまうだろうし。(http://sourceforge.jp/magazine/09/07/15/0255258)

_ Debugログ

正しいデバッグ用ログの吐き方(http://d.hatena.ne.jp/tkng/20090716/1247770292)より

Web系だとApacheのログになるかと思うのですが、Debian GNU/Linux Lenny から syslog が rsyslog に変わっているので、rsyslog でデバッグログを出すという方法はいかがでしょうか。syslog はUDPでしたが、rsyslog は TCP ですし、自前でログローテートの仕組みも持ってます。既存のunixの歴史をお引き継いでいるので、合わない部分もあるかもしれませんけど、流石に Debian Project がデフォルトを換えただけのことはあるかと思います。


2009-07-18 [長年日記]

_ [] すぐれた意思決定 -- 判断と選択の心理学 --

残念なことに、この本は既に絶版である。すぐれた意思決定―判断と選択の心理学(印南 一路)  Amazon では、えらく高騰しているようだし、図書館で予約を入れて読んだ。

意思決定の方法への学術的なアプローチで、他の本とはテイストが違う。意思決定の方法やそれらの得失点、人間の心理や、集団の心理についてもカバーしている。

私にとって決定モデル

  • 補償的
    • 線形モデル
    • 加算差モデル
    • 理想点モデル
  • 無補償的
    • 個別足切りモデル
    • 辞書編集モデル
    • 消去モデル
の話や、集団的意思決定の病理現象
  • 社会的手抜き
  • 同調圧力
  • 少数影響力
  • 集団極化現象 -- 集団としてより過激な結論が導かれる
  • 過度忖度 -- 相手の気持ちを推し量りすぎて、誰も望んでいない結論に導く
  • 病理的集団思考 -- The Best and the Brightest がこの例をよく描き出している。
と、その結論のなかで提案されている。ノイズ情報と意味ある情報の分別については一考の余地がある。ただしITに対して楽観的な見方もあるが、この部分については今の時代に合わせて自分で考える必要があるだろう。

この本を読むことで意識してなかった考え方のバイアスが明らかになれば、よい意思決定に近づくことができるだろう。診断論的意思決定のレジュメとして

  1. 目的を明確にする
    • スピード
    • 受容度
  2. エラーソースを知る
    • 情報収集
    • 確率判断
    • 予測
    • 推論
    • グループ圧力
  3. メタ判断を開発し、適切なプロセスを踏む
が述べられてある。これらを常に実行できるかはわからないが。また折を見て読みたいと思わせる本である。いまなら売れると思うんだけどなあ。勉強ブームだし。


2009-07-20 [長年日記]

_ 親との時間

昨日から母親が来阪しているので、一緒に時間を過ごす。私のいまの生活を気に掛けているようだ。普段親孝行してないので、何気ない時間を一緒に過ごしておかないとと思う。

朝の6;30ぐらいに起き抜けでスタート、相変わらず私の体が固くて、うまく母からヨガを習えていない。ヨガで体を動かして、体の痛い所が自分の体との対話のにっかけそうだ。こっちは汗だくである。空腹の時にやらないと体に良くないのは、内臓にも効いてくるから。

おかげさまで、じっくり運動して食欲が湧いてきたのは昼ぐらい。それまでは身体中の血が巡ってお腹が空いたという感覚を覚えない。

こちらが母に教えるのは、OpenOffice.orgの使い方。今回はタブキーの使い方。また母が興味を持つトピックでインターネット検索をして、Webについて慣れてもらう。

_ フォントを扱う上でのノウハウ?それともバッド・ノウハウ?

フォントが違うことでレイアウトが違ってきてしまうことについて、教えるべき常識なのか、それともバッド・ノウハウなのか。うーん。たしかにオープンオフィスにしませんか?(http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2449)

_ 温故知新

ベンジンやエタノールで汚れ落としって、小学生の頃から聞いている話だけど、有効だからなんどでも聞くんだろうなあ。万能クリーナー、その名は「消毒用エタノール」(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0907/15/news090.html)


2009-07-21 [長年日記]

_ トム・デマルコ

kinnekoさんの経由での「測定できないものは制御できない」は誤りだった。-- by Tom Demarco(http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2009/07/---by-tom-demar.html)って、私の理解というか、前提が足りてないのだとおもうが、どう何が変わったのか、よくわからない。

また、そろそろデマルコの著作を読む時期なのかもしれないなあ。

_ strchr.com

kzrさんのblogより(http://d.hatena.ne.jp/KZR/20090719/p1)

主に C と x86 アセンブリと Win32 における最適化の話題について触れている。比較的一般性の高い話題から構成されている

[Radium Softwareより引用]

のと

例えば各種のハッシュ関数について性能の比較を行っているページなどいかが?

[Radium Softwareより引用]

ってのは読みたくなる引きですね。

_ simple wikipedia

簡単な英語をいっぱい勉強したいなら、Simple English Wikipedia(http://simple.wikipedia.org/wiki/Main_Page)があなたの要求を満たすかも知れない。

This is the front page of the Simple English Wikipedia. Wikipedias are places where people work together to write encyclopedias in different languages. We use simple English words and grammar here. The Simple English Wikipedia is for everyone! That includes children and adults who are learning English.

[Main Page - From Wikipedia, the free encyclopediaより引用]


2009-07-22 [長年日記]

_ fakeroot

Debian でパッケージを作ったりするときにお世話になる fakeroot ですが、本当に詳しいことは英語のドキュメントを読まないといけいようです。でも日本語で概略を書いてある所が。

ところで、fakeroot は、どのような原理で動作しているのでしょうか。


fakeroot を実行しますと、LD_PRELOAD という環境変数を設定して、新たにシェルを起動します。

LD_PRELOAD が設定されていますと、実行時に本来ロードされるべき libc 等のライブラリをロードする前に、 LD_PRELOAD で指定されたライブラリを先にロードします。(glibc の機能です。)

これを利用しますと、libc の関数やシステムコールではなく、嘘の結果を返す fakeroot の関数に処理を行わせることができます。

[いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.138より引用]

ただ、fakeroot の実体は、LD_PRELOAD で指定されたライブラリと言えるため、これだけでは、fakeroot 内で行った結果を残しておけません。


そこで、faked というデーモンさんを起動して、 faked に情報を一括管理させています。

ですので、faked を kill してしまいますと、fakeroot は途方に暮れてしまいます。

[いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.138より引用]

って所が。

これ見てわかったことがあってfakerootコマンドって

yelona:~# which fakeroot
/usr/bin/fakeroot
yelona:~# file `which fakeroot`
/usr/bin/fakeroot: symbolic link to `/etc/alternatives/fakeroot'
yelona:~# ls -la /etc/alternatives/fakeroot
lrwxrwxrwx 1 root root 22 2008-11-27 17:31 /etc/alternatives/fakeroot -> /usr/bin/fakeroot-sysv
ってなってたんだな。しかしfaked-tcpって、どんなときに使うのか、よくわかってないから思いつかないなあ。理由があるから作っているのだろうし。


2009-07-23 [長年日記]

_ 全国健康保険協会 兵庫支部

本店移転に伴う、健康保険証の切り替えが終わって、旧保険証を返納するために送付する。こういうのって普通郵便でやり取りしているんだなあ。電話で郵便の追跡とかいりますかねえとか聞いたら、相手側の担当者は不要だと答えた。もしかしてまじめに返納しなくていいパスがあるのか?と勘ぐっちゃいましたよ。

日本の郵便に絶大な信頼を寄せている人は多いようです。たしかに日本の郵便屋さんは優秀ですけどね。

_ EPSON AT971 * 4

朝からクロネコさんが運んできてくれました。検品して、物品をかき集めて小規模なLANを作りモノの受け入れテスト、が終わったら大インストール大会の開始です。借り物なので色々と気を遣います。

_ パンク

会社の用事でいろいろと飛び回るのに、ママチャリが便利で愛用しているのですが、本日は不幸なことにパンクしまして、思った以上に紫外線を浴びてしまいました。体が火照ってバリバリ日焼けしているようです... パンクのチェックや空気を入れてもらって、800円。緊急で助けてもらったから感謝している。自分でできるようになるともっと安心か。


2009-07-24 [長年日記]

_ Think Pad X200 におけるメモリーサスペンド

たまにトライしていたが、"s2ram -f -p -m"でうまくいくことを確認した。私が試した組み合わせは、Debian GNU/Linux Lenny + Kernel 2.6.30 の組み合わせ。

ネタ元は、

Useful hints

These are just the "Tips and Tricks" that i found out when trying to get machines to suspend to RAM. Use with caution ;-)

Intel Graphics Chipsets

Machines with Intel graphics chipsets often work with "s2ram -f -a3", even when using vesafb framebuffer. If "s2ram -f -a3" does not work (for example on Dell machines), often "s2ram -f -p -m" works well.

Newer intel Xorg drivers seem to have problems with "-s" (VBE_SAVE), so "-m" (VBE_MODE) should be used if at all possible with them. See https://bugzilla.novell.com/show_bug.cgi?id=229603 . Generally speaking, VBE_MODE is preferable to VBE_SAVE.

[Suspend to RAMより引用]

後はこれで、メモリーサスペンドに入るときのスクリプトと復帰するときのスクリプトで有線/無線 LANやの復帰やPPP接続があったときの処理と、ホットキーの設定をすれば幸せだが、当分は手で管理しておくか。


2009-07-25 [長年日記]

_ 釣魚台国賓館

中国の迎賓館なのだが、どうやら (http://www.grandslam.com.cn/diaoyutai/syukuhaku/index.htm)をみると、日本人で予約が取れたら泊まれるらしい。要人が使うときには入れないとは思うのだが、まあ話のネタには使えるかもしれません。

_ 中国から一時帰国した友人に会いに出かける

途中、大阪の天神さんで、大量の浴衣の女性に囲まれてびびる。いわゆるアゲアゲヘアっていうのですかね。高く盛り上げた頭が印象的でした。大阪のJR桜宮駅周辺は凄いことになってました。

一時帰国した友人と楽しく時を過ごせました。お土産に本場物の麻婆豆腐と魚香肉絲の素をいただき、いつ食べようか迷っております。体調の良いときに同じ経験を分け合う同士とともに試そうかなと

日本で、白酒(white liquor/ぱいちゅう)が飲めるとは思いませんでした。したたかに酔いましたよ。酔っぱらいながら聞いたので間違えてたらすまんですが、shao(3声) fu(3声) to(3声) syan(1声)という発音のお酒とのこと。()内は4声のうちどれで発音するか。を表します。

_ デマルコのつづき

トム・デマルコで、よーわからんとか云ってた件の続き、アジャイルは二度死ぬ(Agile Only Live Twice)その1:トム・デマルコ氏の蹉跌とその誤謬このエントリをはてなブックマークに追加(http://www.anyprojecta.com/project/265.html)で種明かしをしていらっしゃるようです。ここまで書いてもらうと中身が判る様な気がします。

_ 夏期休暇のお知らせ

会社の夏期休暇予定を掲示した。

_ 防水透湿性生地の透湿性能比較実験

ようは、カッパの外からの水には濡れずに、カッパの中で人間の体から発生する水蒸気を排出する性能について比較試験をしているサイトなんだが、これ凄くないか。(http://www.geocities.jp/chonai_yama/research/examination.html)

ハックする心に似たシンパシーを感じてしまった。

カッパ、というかレインウェアは消耗品で、使用頻度にもよるが何年かに一度は買い換えが必要だそうだ。そこでコストパフォーマンスの良さそうな(モンベル)mont-bell スーパーハイドロブリーズレインウエア男性用 を実際に試着して買ってしまいましたよ

_ memo:Building and Testing gcc/glibc cross toolchains

クロス環境でのtool chainについてはこれまでグルが行う様な作業であったが、一般の開発者が扱える様にと Dan Kegel 氏がスクリプトを作ったぜという内容のように見えた。くわしくは Building and Testing gcc/glibc cross toolchains(http://www.kegel.com/crosstool/)を参照してくださいな。

_ ソニア・ソトマイヨールさん

アメリカの懐は深い。ヒスパニック系の女性最高判事のストーリーを読むとそう思う。(http://blog.livedoor.jp/bijoux_iris/archives/51235571.html)


2009-07-26 [長年日記]

_ debsign

.changes ファイルに sign するには、私の場合なら、
debsign -m"Yukiharu YABUKI <yabuki@nospam.netfort.gr.jp>" hoge.changes
って感じか。

_ debuild時に自分の鍵で build して署名しちゃう

debuild -m"Yukiharu YABUKI <yabuki@nospam.netfort.gr.jp>"とかしちゃうと、changesファイルの中身を確認してみると....

_ upload queue に入ったファイルを操作するには

please get information

 wget ftp://ftp.upload.debian.org/pub/UploadQueue/README
取ったら中身を読め。間違ってuploadしてしまった時のファイルの削除の方法がわかる。

_ e2label コマンド

e2fsprogsに含まれている e2label コマンドだが、

Linuxでディスクのラベルをつけるのってどうやるんだろう?と思ったら、次のようにするらしい。

# e2label /dev/sdb1 VolumeName

へー。これをつけておくと、Gnomeでオートマウントするときに便利。

[odawaraの「はてな de メモ」■[Linux]e2labelより引用]

からすると、gnomeのマウント用に使うモノらしいが、手元のマシンにはlabelを付けてないので、もうちょっとして理解したら付けてみよう

man e2labelしたら使い方はわかるけど、有機的に使うにはもそっと色々とわかっておかないと

_ 備蓄

そういえば、何か起きたときの備えとしての備蓄って、重要な割には学校で教えてもらった覚えがない。まあ、学校で教えるべきモノかといわれると、違うかも知れん。

生き延びる確率を増やす手段として、震災を乗り切ったりすると身近に感じるんだよなあ。パンデミックが起きて、自分のためと他人のために外出しない選択ができるってのは、なんか分かれ目っぽくない?


2009-07-28 [長年日記]

_ [Debian] gitosis:ユーザの追加とプロジェクトの追加

この記事は、 gitosis : setting of Debian GNU/Linux Lenny way の続きです。gitosis で sandbox リポジトリを作ろうといいながら、来客や契約書の作成やレビューなどで記録に残すのが遅れました。

いまから書くことは、基本的には /usr/share/doc/gitosis/README.rst.gz を見ると判ります。私がミスで設定に悩んだ時間分は、あなた方の時間の節約になるかと思います。

ssh鍵のファイル名について、

id_rsa.pub のファイル名を変更したのには理由があります。gitosis はアカウント名として公開鍵のファイル名から拡張子 .pub を除いた部分を使用します。そのため keydir に保存するときは、公開鍵のファイル名を gitosis.conf で指定したアカウント名と併せておく必要があるのです。

[gitosis - Git リポジトリ群の管理とアクセス制御 vol.2より引用]

とありますが、私の場合、
yabuki@yelona:~/scm/git/Ernalda/gitosis-admin$ ls -la keydir/
合計 16
drwxr-xr-x 2 yabuki yabuki 4096 2009-07-28 14:15 .
drwxr-xr-x 4 yabuki yabuki 4096 2009-07-28 15:44 ..
-rw-r--r-- 1 yabuki yabuki  399 2009-07-28 14:15 kouji-t.pub
-rw-r--r-- 1 yabuki yabuki  395 2009-07-14 10:17 yabuki@yelona.pub
のような形でも利用していることを報告しておきます。とはいえ、unixアカウント名.pub はわかりやすいのでお勧めの鍵ファイル管理方法ではないでしょうか。実際、私も別人の鍵ファイル管理は unixアカウント名.pub にしてしまいました。

  1. git clone してある、gitosis-admin の gitosis.conf に、group を追加する。
            [group myteam]
            members = jdoe
            writable = myproject
    
    が /usr/share/doc/gitosis/README.rst.gz に記述してある例ですが、これでは、自分が欲しい例としては足りませんでした。その心は、複数の unix account を列挙するときのセパレーターは、space " " であって、comma "," じゃないことに気がつくまで時間を無駄にした。注意深い人ならば、一回で上手く行くだろうが。そこで私の例は
            [group kiire-japan]
            members = yabuki@yelona kouji-t
            writable = sandbox
    
    としておきます。
  2. で、鍵を keydir/ にコピーして git add して commit して、用意完了です。
  3. 例だと、
            mkdir myproject
            cd mypyroject
            git init
            git remote add myserver gitosis@MYSERVER:myproject.git
            # do some work, git add and commit files
            git push myserver master:refs/heads/master
    
    になってますけど、ちゃーんと設定できたら
    cd /tmp
    mkdir -p yabuki/sandbox
    cd yabuki/sandbox
    git init
    git remote add origin gitosis@192.168.11.250:sandbox.git
    # origin とかは man git-remote したらわかるけど name なので、git remote rm origin 
    # とかしたらいったん消してまた付け替えられます。
    # それで、ここでリポジトリの説明をするような、READMEファイルを作っておくのがいいんじゃない
    # だろうか。で、commitしておく。
    $ git push origin master:refs/heads/master
    Initialized empty Git repository in /srv/gitosis/repositories/sandbox.git/
    Counting objects: 3, done.
    Compressing objects: 100% (2/2), done.
    Writing objects: 100% (3/3), 297 bytes, done.
    Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0)
    To gitosis@192.168.11.250:sandbox.git
     * [new branch]      master -> master
    
    ちなみに認証できてない時(つまり projectのメンバーになってない時)には、
    $ git push origin master:refs/heads/master
    ERROR:gitosis.serve.main:Repository read access denied
    fatal: The remote end hung up unexpectedly
    
    と表示されてました。ちゃんと access denied になってますね。
  4. (以下2009.07.30更新) gitosisはリポジトリを階層化することで整理しやすくする。たとえば
    company+
           +web
           +document+tech
                    +presskit
                    +minutes(議事録)
    や
    customer1+
             +project1
             +project2
             +project3
    customer2+
             +project1
             +project2
             +project3
    
    とかを想像してほしい。関連する人間が変わればアクセス制御をしたくなる場合があるだろう。

    gitosis はコンテナ内にディレクトリ階層を作れるというのがポイントです。ここでは private というディレクトリを掘ってみました。private という名前に特に意味はありません(hoge でも fuga でも何でも良い)。

    [gitosis - Git リポジトリ群の管理とアクセス制御 vol.2より引用]

    [group yabuki]
    members = yabuki@yelona
    writable = private/yabuki
    
    として
    $ git commit -m "create private/yabuki" gitosis.conf
    Created commit b176627: create private/yabuki
     1 files changed, 4 insertions(+), 0 deletions(-)
    $ git push
    Counting objects: 5, done.
    Compressing objects: 100% (3/3), done.
    Writing objects: 100% (3/3), 375 bytes, done.
    Total 3 (delta 1), reused 0 (delta 0)
    To gitosis@192.168.11.250:gitosis-admin.git
       d1d3b73..b176627  master -> master
    
    mkdir -p /tmp/yab/yabuki-private-repo
    cd /tmp/yab/yabuki-private-repo/
    # READMEファイルをつくったり、
    # docディレクトリにファイルをいれたり、
    # ソースを整理してsrcに入れたり
    git add README doc/ src/
    git commit -a -m "init yabuki-private-repo and commit"
    git remote add origin gitosis@192.168.11.250:private/yabuki.git
    git push origin master
    
    とすると
    yabuki@Ernalda:~$ sudo ls -la /srv/gitosis/repositories/
    合計 20
    drwxr-xr-x 5 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 22:26 .
    drwxr-xr-x 5 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 02:44 ..
    drwxr-x--- 8 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 14:08 gitosis-admin.git
    drwxr-x--- 3 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 22:26 private
    drwxr-x--- 7 gitosis gitosis 4096 2009-07-28 15:45 sandbox.git
    yabuki@Ernalda:~$ sudo ls -la /srv/gitosis/repositories/private
    合計 12
    drwxr-x--- 3 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 22:26 .
    drwxr-xr-x 5 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 22:26 ..
    drwxr-x--- 7 gitosis gitosis 4096 2009-07-29 22:26 yabuki.git
    
    になっています。

_ [Benchmark] EXT4, Btrfs, NILFS2 Performance Benchmarks

ぼちぼちとベンチマーク系の記事を後から参照しやすいように、カテゴライズしていこうかと。徐々にさかのぼって処理できたらいいな。(http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=ext4_btrfs_nilfs2&num=1)

_ USENIX Security '09 is coming to Montreal, Canada, August 10-14

八月のカナダのモントリオールかあ。(http://www.usenix.org/events/sec09/index.html)


2009-07-29 [長年日記]

_ プリンター不調

がんがん葉書やA4の紙を印刷しているためなのか、だんだんとプリンターがいうことを聞かなくなってきた。センサーの当たりが悪くなっているのか、黙りから復帰するのにいろいろと振動(斜め45度チョップじゃないよ)を与えて、どこを振動させると調子が良くなるのか探ってだましだまし動かしている。

プリンターっているときに限って故障するモノだから、予備機の手配を始める時期なのかもしれず。個人的にはカラーレーザがいいような気がするが、使用電力量を考えると大丈夫なのかなと不安がよぎる。最近は Green だとか言われているので、消費電力が下がっているのかもしれないが、夏場はクーラーつけてレーザープリンター+各人のPCが...とかなるとブレーカーが落ちそうな気がして怖いのだが。


2009-07-30 [長年日記]

_ memo:プログラマーが会議を嫌いな理由

成果がでる時間の単位が違うと認識が変わる例として考えるのが良いか。プログラマーが会議を嫌いな理由(http://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=09/07/29/0342230)

_ LaTeXで超整理手帳のリフィル

検索したら、けっこう出てくるんじゃないかとおもったら、見つかりませんよ。twocolumn+psnup -2で軽く段組してみたけど、使える様な感じにならなかったので、どないしたものか。

A4をlandscapeにして4分割する所から、美文書入門を読まないといかんかなあ。

_ memo:創造的コストダウン

なんか、怪しい言葉だなあと思って読み始めたのですが、中身を読んで腑に落ちました。(http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090727/200971/)乱暴に纏めると、コストが発生する上流工程にお金を掛けることで全体のコストを下げよう。ことだと私は受け取りました。

コストダウンを指示されて、担当者が理由まで考えて、自分とまわりを納得してもらわないとというくだりは、あっさり書いているけどご苦労のあることだろうなと思います。

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_ na [> LaTeXで超整理手帳のリフィル 唐突で済みません。たまたま見かけましたので。 4段組はmulticolパッケ..]