Yukiharu YABUKI の tDiary
このtDiaryを検索します。
2009-03-11 [長年日記]
_ ハードウェアをチェックする(a.k.a ハックする)には
別の世界を持った人と話をすると、びっくりすることがある。
ハードウェアのパーツで、個人で入手しにくいモノは、製品をばらして部品取りする。個人で買えないなら余分な部品がついていても、欲しいモノがあるなら大丈夫だとのこと。
どうやって欲しい部品が入手できるか?。勘だとのこと。まあ、中身の想像がなんとなく付けば、使われている部品も判るんだそうだ。まあ、我々ソフトウェアエンジニアでも、そういうことあるけど....。ちなみに、合い言葉は外れても、泣かない。だそうです。
通電テスターは、ちゃんと電圧をかけて計るテスターを使え
多層基板の通電をしらべて、回路図を作る。つまり公表されているデータシートから片方の足は判るから、片っ端から端点を調べるのだという。
このとき、トランジスタ(片方向にしか電気が流れない部品)をちゃんと動かすためにも、電圧をかけておかないと正しい回路を見つけることができないという。
こうやって製品の回路を勉強することで、ソフトウェアエンジニアがソースコードを読むのと同じように技能を高められるという。とはいえ、その技術が法律などで守られている場合があるので、利用する時には特許情報などを調べたり、専門家への相談は必要に応じて実施するのが良いと思います。