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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2009-03-10 [長年日記]

_ jffs2のイメージをマウントする。

jffs2のイメージは、MTDデバイスである必要があるので、(http://pecos.myhome.cx/wordpress/?p=267)にあるように、2つのカーネルモジュールが必要です。それは、mtdram モジュールとmtdblockモジュールです。

Debian GNU/Linux Etch では、前述の例のとおりにする必要はない。modprobe mtdramをしたあとに、modprobe mtdblock をすると/dev/にデバイスが見える様になる。

あとは、ddでイメージを書いてやれば、jffs2のイメージを見ることができるようになる。以下のような作業手順だ。

modprobe mtdram
modprobe mtdblock
ls -la /dev/mtdblock0 でデバイスができているのを確認
yelona:~# ls -la /dev/mtdblock0 
brw-rw---- 1 root disk 31, 0 2009-03-10 20:58 /dev/mtdblock0
で、dd if=/hoge/fuga/image of=/dev/mtdblock0
最後に、mount -t jffs2 /dev/mtdblock0 /mnt とすると、中身が見えます。

カーネルのCONFIG_MTDRAM_TOTAL_SIZEとCONFIG_MTDRAM_ERASE_SIZEが、mtdram.koの初期値は、/boot/config*で確認できる。私の環境では、下記のようであった。単位はmtdram.cをみると判るがKiBである。

CONFIG_MTDRAM_TOTAL_SIZE=4096
CONFIG_MTDRAM_ERASE_SIZE=128

上記の値を変更したい場合は、mtdram.cにあるモジュールパラメータを確認して指定するのがよい。今のところは上記のサイトそのままだけどね