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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2010-05-31 [長年日記]

_ git-svn が使えないこともある。

svnのリポジトリをgitで扱いたくて、git svn clone するも、reallocできねーぜというメッセージが出てうまくいかず。4Gのマシンでgit svn clone -r HEAD svn+ssh://yabuki@hoge.example.jp/svnroot/svn/project-nameしてもダメ。なかに巨大なtar.bz2ファイルがcommitされているとダメなのかのお。たしかにsvnで checkout するのに30分はかかる。

_ git をつかっていると、svnで寂しいこと

svnでのワークフローは、ブランチを切って作業するのが基本で、コミット単位は、ファイル単位です。

gitでは、git add -p などでインデックス(git での用語、commit をする差分を置くための中間領域)を操作できるようになると、マージの作業で楽ができるように、予めHEADというか、svnでいうところのtrunkに、マージしておきたくなることもあります。

作業方法の違いなので、お仕事の場合プロジェクトの方針に合わせるのが基本ですが、svnで意味単位にリビジョンを作るのは、gitに慣れてしまうと敷居が高いように感じます。割り込みが一切入らずに関係ある部分のみ修正してコミットが必要なのですから。

svnでブランチを切るコストが低い場合は上記はわりと容易に達成できるのですが、ブランチを切るコストが自分及び同じプロジェクトのメンバーに対して高いとbranch作成の躊躇度はupする。6人のプロジェクトの時間を30分失わせるとすると人数x時間なので6人*30分=3時間プロジェクトの時間を失わせる。実際にはバックグラウンドでsvn updateして途中、他のことも出来るし、知恵を使って時間を失う痛みを軽減はできるとしても、うれしくはない。

あー、git-svnが使えなかったのは、ちと苦しい。

_ 最終成果物の構成管理

最終成果物の構成管理を、vcsでやるのは間違っているってことなんだろうな。