Yukiharu YABUKI の tDiary
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2010-05-30 [長年日記]
_ 京都大学法学部の法律相談
試験の帰りに、図書館に寄ってピアレビュー―高品質ソフトウェア開発のために(Karl E.Wiegers/大久保 雅一) をピックアップするつもりだったのだが。... 思いがけずに、京都大学法学部の学部生が法律相談をしてくれているとのこと。混んでいたら辞退しようかなとおもってましたが、わたしのいった15:30頃は空いていて、Welcome状態だったので、すこし教えていただこうと、ソフトウェアに関する基礎的なことについて、法律を勉強している人からの意見を聞けました。
定期的に京都大学で、法律相談しているそうなので事前に事案内容をfaxなどしておけば、学部生の方が下調べをして臨んでくださるとのこと、シビアな状態になるまえに法的なリテラシーを向上させるには良いステップかも。
_ 「メールのヘッダに埋め込む用に文字列をBase64エンコードする」をbashとbase64コマンドでやってみると
下田さんの所から
irbを起動して
require "base64"
def encode( str )
"=?iso-2022-jp?B?" + Base64.encode64( NKF.nkf( '-j --utf8-input', str ) ).chomp + "?="
end
を貼り付ける。後はencode("文字列")でその都度結果を見ればいい。
[メールのヘッダに埋め込む用に文字列をBase64エンコードするより引用]
という、のがあったが、base64コマンドを利用して作れたりするかなとおもってやってみた。#!/bin/bash -x HDR='=?iso-2022-jp?B?' #STR=`echo -n "日本語" | nkf -j | base64` STR=`echo -n $1 | nkf -j | base64` FOT='?=' printf "%s\n" $HDR$STR$FOTというshell scirptをつかって
$ bash msc.sh 日本語 =?iso-2022-jp?B?GyRCRnxLXDhs?=という結果になる。MSCはMail Subject Creationとかの適当な名前。irbの結果は
irb(main):006:0> encode("日本語") =?iso-2022-jp?B?GyRCRnxLXDhsGyhC?=とかになるが、実はnkf -w でmimeをdecodeすると同じ日本語って変換されてしまい、これ以上は真面目に追っかけないとわからないのであった。
$bash msc.sh 日本語 | nkf -w 日本語 $echo -n "=?iso-2022-jp?B?GyRCRnxLXDhsGyhC?=" | nkf -w 日本語
ほかにも楽しそうな所としては、AWKでbase64や、luaでbase64のencode/decodeとかあります。また nkf でmimeをデコードするのは、nkf コマンドで base64 エンコードされた文字列をデコードするを参照しました。