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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2011-10-09 [長年日記]

_ 同窓会っぽいもの

Vancouverいっていたタイミングで、日本での携帯や住所などは途切れてしまい、同窓会っぽいものとは無縁な生活をしていましたが、たまたま営業まわりをしている時に同窓生にあって、同窓会っぽいものに呼んでもらいました。

たしかに、懐かしいが、わからない顔がちらほら...うーん時間とは残酷なとおもってたら、

なんのことはない、純粋な同窓会でなく、そのときに仲の良かった人が友人を連れてきていたりと「縁」のある人がきているパターンでした。

子どもの話を聞いたら、子どもが、親と同じ高校に入学したとか、そりゃ時の流れも感じるわ。


2011-10-10 [長年日記]

_ 講談社 人類の知的遺産

講談社の人類の知的遺産は、講談社学術文庫で再録されており、ぼちぼち対応リストができたらと思う

書影が表示できない状態になっていたので、テキストリンクを追加しました。2011-10-15:15:56

# 名称 対応する文庫 メモ
01 人類の知的遺産〈1〉古代イスラエルの思想家(関根 正雄) 古代イスラエルの思想―旧約の預言者たち (講談社学術文庫)(関根 正雄) 古代イスラエルの思想―旧約の預言者たち (講談社学術文庫)(関根 正雄)
02 人類の知的遺産〈2〉ウパニシャッドの哲人 (1980年)(松濤 誠達) 私の技術では探しきれず。学術文庫 ウパニシャッド 著者: 辻直四郎 は関係なさそう?
03 人類の知的遺産〈3〉ゴータマ・ブッダ (1979年)(早島 鏡正) ゴータマ・ブッダ (講談社学術文庫)(早島 鏡正) ゴータマ・ブッダ (講談社学術文庫)(早島 鏡正)
04 人類の知的遺産〈4〉孔子 (1980年)(金谷 治) 孔子 (講談社学術文庫)(金谷 治) 孔子 (講談社学術文庫)(金谷 治)
05 人類の知的遺産〈5〉老子・荘子 (1978年)(森 三樹三郎) 老子・荘子 (講談社学術文庫)(森 三樹三郎) 老子・荘子 (講談社学術文庫)(森 三樹三郎)
06 人類の知的遺産〈6〉墨子 (1978年)(本田 済) 講談社学術文庫には、本田済さんの著作を検索したがなかった。
07 人類の知的遺産〈7〉プラトン(斎藤 忍随) プラトン (講談社学術文庫)(斎藤 忍随) プラトン (講談社学術文庫)(斎藤 忍随)
08 人類の知的遺産〈8〉アリストテレス (1980年)(今道 友信) アリストテレス (講談社学術文庫)(今道 友信) アリストテレス (講談社学術文庫)(今道 友信)
09 人類の知的遺産〈9〉孟子(貝塚 茂樹) 孟 子 (講談社学術文庫)(貝塚 茂樹) 孟 子 (講談社学術文庫)(貝塚 茂樹) 確認できてないけど、同じ書名、著者名で講談社学術文庫より発刊
10 人類の知的遺産〈10〉ヘレニズムの思想家(岩崎 允胤) ヘレニズムの思想家 (講談社学術文庫)(岩崎 允胤) ヘレニズムの思想家 (講談社学術文庫)(岩崎 允胤) 確認できてないけど、同じ書名、著者名で講談社学術文庫より発刊
11 人類の知的遺産〈11〉韓非(貝塚 茂樹) 韓 非 (講談社学術文庫)(貝塚 茂樹) 韓 非 (講談社学術文庫)(貝塚 茂樹) 確認できてないけど、同じ書名、著者名で講談社学術文庫より発刊
12 人類の知的遺産〈12〉イエス・キリスト (1979年)(荒井 献) イエス・キリスト〈上〉三福音書による (講談社学術文庫)(荒井 献) イエス・キリスト〈下〉―その言葉と業 (講談社学術文庫)(荒井 献) イエス・キリスト〈上〉三福音書による (講談社学術文庫)(荒井 献)イエス・キリスト〈下〉―その言葉と業 (講談社学術文庫)(荒井 献) 確認できていない。同じ書名、著者名で講談社学術文庫より発刊、上下巻に分かれているのは分量のためか?
13 人類の知的遺産〈13〉ナーガールジュナ (1980年)(中村 元) 龍樹 (講談社学術文庫)(中村 元) 龍樹 (講談社学術文庫)(中村 元) 頂いたコメントを元に、再確認して見つけました。2011-10-14
14 人類の知的遺産〈14〉ヴァスバンドゥ(三枝 充悳) 世親 (講談社学術文庫)(三枝 充悳) 世親 (講談社学術文庫)(三枝 充悳) 頂いたコメントを元に、再確認して見つけました。2011-10-14
15 人類の知的遺産〈15〉アウグスティヌス (1981年)(宮谷 宣史) アウグスティヌス (講談社学術文庫)(宮谷 宣史) アウグスティヌス (講談社学術文庫)(宮谷 宣史) 確認できていないけど、同じ書名、同じ著者名で講談社学術文庫より発刊
16 人類の知的遺産〈16〉ダルマ (1981年)(柳田 聖山) ダルマ (講談社学術文庫)(柳田 聖山) ダルマ (講談社学術文庫)(柳田 聖山) 確認できていないけど、同じ書名、同じ著者名で講談社学術文庫より発刊
17 人類の知的遺産〈17〉マホメット(牧野 信也) 講談社学術文庫では、同じ書名はなかった。同じ著者名で「イスラームとコーラン」はあったが、たぶん内容は違うのではないか。
18 人類の知的遺産〈18〉善導(藤田 宏達) 講談社学術文庫では、同じ著者が、別名で本をだしているが、たぶん内容は違う。
19 人類の知的遺産〈19〉朱子 (1979年)(三浦 国雄) 講談社学術文庫から同じ著者で「「朱子語類」抄」がでているが多分違う。
20 人類の知的遺産〈20〉トマス・アクィナス (1979年)(稲垣 良典) トマス・アクィナス (講談社学術文庫)(稲垣 良典) トマス・アクィナス (講談社学術文庫)(稲垣 良典) amazonのコメントで確認
21 人類の知的遺産〈21〉マイスター・エックハルト(上田 閑照) エックハルト―異端と正統の間で (講談社学術文庫)(上田 閑照) エックハルト―異端と正統の間で (講談社学術文庫)(上田 閑照) 確認できていないけど、同じ書名、同じ著者名で講談社学術文庫より発刊
22 人類の知的遺産〈22〉イブン=ハルドゥーン (1980年)(森本 公誠) イブン=ハルドゥーン (講談社学術文庫)(森本 公誠) イブン=ハルドゥーン (講談社学術文庫)(森本 公誠) 確認できてないけど、同じ書名、同じ著者名で講談社学術文庫より発刊
23 人類の知的遺産〈23〉エラスムス(二宮 敬) 講談社学術文庫に、この著者の出版はない。
24 人類の知的遺産〈24〉マキアヴェッリ (1978年)(佐々木 毅) マキアヴェッリと『君主論』 (講談社学術文庫 (1109))(佐々木 毅) マキアヴェッリと『君主論』 (講談社学術文庫 (1109))(佐々木 毅) amazon.co.jpのなか見検索で、序文を検索し確認した。
25 人類の知的遺産〈25〉王陽明 (1979年)(大西 晴隆) 講談社学術文庫には、この著者の本は検索してもなかった。
26 人類の知的遺産 (26) ルター(今井 晋) 講談社学術文庫には、この著者の本は検索してもなかった。
27 人類の知的遺産〈27〉イグナティウス・デ・ロヨラ(垣花 秀武) この著者名は、発見できたが、書名に関連するようなタイトルではなかった。
28 人類の知的遺産〈28〉カルヴァン (1980年)(久米 あつみ) 講談社学術文庫には、この著者の本は検索してもなかった。
29 人類の知的遺産 (29) モンテーニュ(荒木 昭太郎) 講談社学術文庫には、この著者の本は検索してもなかった。
30 人類の知的遺産〈30〉ベーコン (1981年)(坂本 賢三) 講談社学術文庫には、この著者の本は検索してもなかった。
31 人類の知的遺産〈31〉ガリレオ(伊東 俊太郎) 講談社学術文庫に、この書名では存在しなかった。十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)(伊東 俊太郎)はたぶん違う。
32 人類の知的遺産〈32〉デカルト (1981年)(所 雄章) 講談社学術文庫に、この著者名で検索をかけたがなかった。
33 人類の知的遺産〈33〉黄宗義(山井 湧) 講談社学術文庫に、この著者名で検索をかけたがなかった。
34 人類の知的遺産〈34〉パスカル (1981年)(伊藤 勝彦) この著者名で、講談社学術文庫を検索したら、「愛の思想史」がでてきたが、違うだろうなあ。
35 人類の知的遺産〈35〉スピノザ (1979年)(工藤 喜作) 講談社学術文庫で、著者の名前を検索するも、該当なしとのこと。
36 人類の知的遺産〈36〉ロック(野田 又夫) 講談社学術文庫で、著者の名前を検索するも、該当なしとのこと。
37 人類の知的遺産〈37〉ニュートン(荻原 明男) 講談社学術文庫で、著者の名前を検索するも、該当なしとのこと。
38 人類の知的遺産〈38〉ライプニッツ (1981年)(増永 洋三) 講談社学術文庫で、著者の名前を検索するも、該当なしとのこと。
39 人類の知的遺産〈39〉モンテスキュー(古賀 英三郎) 講談社学術文庫で、著者の名前を検索するも、該当なしとのこと。
40 人類の知的遺産 (40) ルソー(福田 歓一) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
41 人類の知的遺産〈41〉ディドロ(中川 久定) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
42 人類の知的遺産〈42〉アダム・スミス (1979年)(大河内 一男) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
43 人類の知的遺産〈43〉カント (1979年)(坂部 恵) カント (講談社学術文庫)(坂部 恵) カント (講談社学術文庫)(坂部 恵) コメントでのご指摘を受けて、再調査して見つけました。ありがとうございます。2011-10-14
44 人類の知的遺産〈44〉ベンサム(永井 義雄) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
45 人類の知的遺産〈45〉ゲーテ(手塚 富雄) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
46 人類の知的遺産〈46〉ヘーゲル (1980年)(城塚 登) ヘーゲル (講談社学術文庫)(城塚 登) ヘーゲル (講談社学術文庫)(城塚 登) 確認はできてないが、講談社学術文庫で、書名と著者名が同じ
47 人類の知的遺産〈47〉ダーウィン(筑波 常治) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
48 人類の知的遺産〈48〉キルケゴール (1979年)(小川 圭治) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
49 人類の知的遺産〈49〉バクーニン (1979年)(勝田 吉太郎) 講談社学術文庫で、著者の名前で検索するも、該当なしとのこと。
50 人類の知的遺産〈50〉マルクス(都留 重人) 講談社学術文庫で、この著者では、同じ書名の本は該当がなかった。
51 人類の知的遺産〈51〉ドストエフスキー (1978年)(内村 剛介) 講談社学術文庫で、この著者のこの書名では該当がなかった。
52 人類の知的遺産〈52〉トルストイ(川端 香男里) 講談社学術文庫では、この著者のこの書名では該当がなかった。
53 人類の知的遺産〈53〉ラーマクリシュナ(奈良 康明) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
54 人類の知的遺産〈54〉ニーチェ (1978年)(山崎 庸佑) ニーチェ (講談社学術文庫 (1210))(山崎 庸佑) ニーチェ (講談社学術文庫 (1210))(山崎 庸佑) 講談社学術文庫で、同じ書名、同じ著者名
55 人類の知的遺産〈55〉ケア・ハーディ (1980年)(小川 喜一) 講談社学術文庫で、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
56 人類の知的遺産〈56〉フロイト (1978年)(小此木 啓吾) 講談社学術文庫からは、現代の精神分析 (講談社学術文庫)(小此木 啓吾) がでているが、ちょっと新しすぎるので違うのではないか。
57 人類の知的遺産 (57) デュルケーム(作田 啓一) 講談社学術文庫で、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
58 人類の知的遺産〈58〉フッサール(田島 節夫) フッサール (講談社学術文庫)(田島 節夫) フッサール (講談社学術文庫)(田島 節夫) 講談社学術文庫で、同じ書名、同じ著者名
59 人類の知的遺産〈59〉ベルクソン(市川 浩) ベルクソン (講談社学術文庫)(市川 浩) ベルクソン (講談社学術文庫)(市川 浩) 講談社学術文庫で、同じ書名、同じ著者名
60 人類の知的遺産〈60〉デューイ(鶴見 俊輔) 講談社学術文庫では、この著者は、同じ書名で著作をだしていない。
61 人類の知的遺産〈61〉タゴール (1981年)(我妻 和男) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
62 人類の知的遺産〈62〉マックス・ウェーバー (1979年)(安藤 英治) マックス・ウェーバー (講談社学術文庫)(安藤 英治) マックス・ウェーバー (講談社学術文庫)(安藤 英治) 講談社文庫で、同じ書名、同じ著者名
63 人類の知的遺産〈63〉孫文(堀川 哲男) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
64 人類の知的遺産〈64〉ガンディー (1981年)(森本 達雄) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
65 人類の知的遺産〈65〉レーニン (1980年)(倉持 俊一) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
66 人類の知的遺産〈66〉ラッセル (1980年)(市井 三郎) 講談社学術文庫では、この著者で検索しても、この書名では該当はない。
67 人類の知的遺産〈67〉トロツキー(菊地 昌典) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
68 人類の知的遺産〈68〉アインシュタイン(矢野 健太郎) 講談社学術文庫では、この著者で検索しても、該当の書名はない。
69 人類の知的遺産〈69〉魯迅 (1980年)(飯倉 照平) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
70 人類の知的遺産〈70〉ケインズ(伊東 光晴) ケインズ (講談社学術文庫)(伊東 光晴) ケインズ (講談社学術文庫)(伊東 光晴) 講談社学術文庫で同じ著者で同じ書名
71 人類の知的遺産〈71〉ヤスパース(重田 英世) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
72 人類の知的遺産 (72) バルト(大木 英夫) 講談社学術文庫では、この著者で検索も、該当なしとのこと。
73 人類の知的遺産〈73〉ウィトゲンシュタイン (1981年)(藤本 隆志) ウィトゲンシュタイン (講談社学術文庫 (1323))(藤本 隆志) ウィトゲンシュタイン (講談社学術文庫 (1323))(藤本 隆志) 講談社学術文庫で、同じ著者名で同じ書名。
74 人類の知的遺産〈74〉トインビー (1978年)(山本 新) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、この書名では該当はない。
75 人類の知的遺産〈75〉ハイデッガー(茅野 良男) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
76 人類の知的遺産〈76〉毛沢東 (1978年)(野村 浩一) 講談社学術文庫で、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
77 人類の知的遺産 (77) サルトル(加藤 周一) 講談社学術文庫で、この著者で検索するも、この書名は該当なしとのこと
78 人類の知的遺産〈78〉フランツ・ファノン(海老坂 武) 講談社学術文庫では、この著者で検索するも、該当なしとのこと。
79 人類の知的遺産〈79〉現代の社会科学者―現代社会科学における実証主義と理念主義(富永 健一) 現代の社会科学者―現代社会科学における実証主義と理念主義 (講談社学術文庫)(富永 健一) 現代の社会科学者―現代社会科学における実証主義と理念主義 (講談社学術文庫)(富永 健一) 講談社学術文庫で、同じ著者名、同じ書名
80 人類の知的遺産 (80) 現代の自然科学者(里深 文彦) 講談社学術文庫で、この著者で検索するも該当なしとのこと。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ぽんた [『ナーガールジュナ』は『龍樹』に『ヴァスバンドゥ』は『世親』にタイトル変更して収録されています。あと、『カント』もあ..]

_ yabuki [ご指摘ありがとうございます。アドバイスを受けた部分について、再調査して反映させていただきました。これからもご支援、ご..]


2011-10-11 [長年日記]

_ [Debian][Emacs] Markdown記法生活

Markdown記法を使う必要がでてきたので、軽く設定してみました。以下は, Debian GNU/Linux SqueezeのEmacs23での話です。

  1. apt-file update
  2. apt-file search markdown として、関係しそうなパッケージを探します。必要に応じて apt-cache show pkg として確認するのが良いでしょう。
  3. apt-get install emacs-goodies-el markdown html2markdown
$ file `which markdown`
/usr/bin/markdown: a /usr/bin/perl script text executable

Markdownのモードは、 emacs-goodies-el に収録されています、拡張子に合わせて (add-to-list 'auto-mode-alist '("\\.md$" . markdown-mode))のようなelispを適当な所に追加しておいてください。 あとは、 html2markdown で必要なデータを markdown 形式にして取り込んだり、Markdown文法の全訳(http://blog.2310.net/archives/6)を参照して、実際に書かれたmarkdown記法例を見ながら書いていくのが良いでしょう。


2011-10-12 [長年日記]

_ Linuxで中綴じ冊子印刷

なにげに調べてみると、簡単に4面の中綴じ冊子印刷をする方法って、パッとでてこないのですね。

(http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/pamphlet.html)さんは拝見しました。

PDFにしてWindowsのAcrobatで、中綴じ用冊子印刷を指定するのがよさそうな感じがしています。

冊子印刷については、折って冊子になるように用紙の表裏に2ページずつ印刷する-冊子印刷-でみると、ページがどのような順序で割り付くのか分かると思います。

印刷屋さんの気持ちになる

印刷屋さんの気持ちになって考えてみると、印刷物のページ数ってどうやって決まる? 紙を折って確認しよう(http://www.kokuyo.co.jp/yokoku/master/print/02qc.html)という仕組みを考えると16の倍数のページが効率の良い、手間が少ない(コストが安い)ことがわかる。

われわれのようなIT系の人は、データがデジタルであったりすると都合が良いので、紙からデジタルについては、電子書籍を含めて関心があるかと思いますが、逆の方向、デジタルデータから紙の経路もなかなか面白いですね。


2011-10-13 [長年日記]

_ 時間を置いてからの読書

一時期もてはやされた、「知的経営」の本を今頃読んでいる。もう10年以上前の話である。

本当に知的経営が世の中に定着しているかを確認するには、このように時間を超えて結果が分かった段階で、確認をしてみるとなかなか、おもしろい。著者がどんなに凄い人でもこちらは後知恵という必殺技があるのだ。

熱狂に惑わされることなく、冷静に読む楽しさ。あなたもどうだろうか。


2011-10-14 [長年日記]

_ Linuxで中綴じ印刷、解決編

Linuxで中綴じ冊子印刷の続きってか、関連する話です。

篤志家より、psnupで解決できないだろうか。という情報を頂き、試行錯誤した結果を書いておきます。

Debian GNU/Linux squeeze 上で、現時点での私の解決方法

  • dvips -f hoge.dvi | psbook > hoge.ps
  • ps2pdf hoge.ps hoge.pdf
  • evince hoge.pdf
  • evinceで、HP Officejet Pro K8600DNの設定を下記のようにする
    • 両面印刷:自動
    • 2ページ/1枚
    • 用紙サイズ:A3
    • 左綴じ

試行錯誤と、その中から覚えたこと

最初に参考にしたのは、ポストスクリプトプリンタで両面印刷でした。HPLIP+CUPSであっても、印刷周りの概念としては変わらないだろうとの読みでした。

残念なことに、psbook | psnup -2のコンボで、A3両面印刷だけすると、

  1. サイズがA4の半分になる。(A3からすると紙の無駄で、これはもとをLaTeXの用紙A3ににすると、こんどはgv上で表示がおもったとおりにならなかった)
  2. 印刷の表と裏で、天地が逆になる(両面印刷の印刷と給紙の関係か?)
の状態で、何枚か失敗作をつくってしまった。中とじ印刷は最低2枚以上(つまり8ページ)出さないと、本当に思ったとおりになっているかわからないのである。もちろん事前にgvやpdf-viewerで確認はするのだが上記の2点は印刷して初めて分かったのだった。

psutils ではどうするか?

Debianのpsutilsパッケージには、下記のコマンドがある。/var/lib/dpkg/info/psutils.listから抜粋した。

/usr/bin/psbook
/usr/bin/psselect
/usr/bin/pstops
/usr/bin/epsffit
/usr/bin/psnup
/usr/bin/psresize
/usr/bin/fixfmps
/usr/bin/fixmacps
/usr/bin/fixpsditps
/usr/bin/fixpspps
/usr/bin/fixtpps
/usr/bin/fixwfwps
/usr/bin/fixwpps
/usr/bin/fixscribeps
/usr/bin/fixwwps
/usr/bin/fixdlsrps
/usr/bin/extractres
/usr/bin/includeres
/usr/bin/psmerge
/usr/bin/getafm
/usr/bin/showchar
じっくりと時間があれば、これらのコマンドのmanを読んで、実験すると楽しいのかも知れない。ざっとGoggle先生にお伺いをたてると、たぶんpstopsを使えばいいような気もしたが、裏をとって検証する時間が取れそうにないので、psbookでページの並び替えだけして、あとはプリンターに任せることで、今回はやめ。またbatch処理で考える必要が出たら、このエントリーをみて続きを考えればよい。


2011-10-15 [長年日記]

_ [tDiary] 日記がアクセスできない件、修復しました。

問題点の切り分けどうしようか。ですが、あれから

  1. 拡張子tdcのファイルでサイズが0や、中身が空っぽいのは削除しました。
  2. lvでは中身が見えているが、utf8のインバリットシーケンスだとか怒られるエントリーがあれば、いちど手元に日記のバックアップを取ってから、中身を見ながら、コピペして「どの部分がインバリットシーケンスを起こしているのか」を確認してから、似たような表現でおきかえていきました。

上記を行いつつ、月単位ごとにtDiaryにアクセスして、データファイルを全部舐めて、動作を確認しました。

全部終了すると、カテゴリのインデックス作成もエラーなく終了するようになっていました。

結論としては

結論としては、新しいtDiaryに移行するときは、日記のバックアップをとって、UTF8への移行や、コメントなどのデータを見直して、移行して、不具合が起きたら、まずはエラーメッセージをみて、コメントか、UTF8のインバリットシーケンスを地道に修正しましょう。これを「すべての日記エントリー」に行うことが肝要です。


2011-10-30 [長年日記]

_ [Debian] ノートPCで、LXCを運用するときのTIPS

最近のNote PCには無線が付いており、様々な場所でネットワークを利用できるようになっている。しかし世の中で流通しているlxcのブリッジセットアップでは、ノートでLXCを運用する時に便利な状態を紹介していない。そのため快適なLXCライフを過ごすのに情報を探していた。2011/10/31 リンクすべきURLを取り違えていたので更新。

注意点

以下の記事は、lxc-jp メーリングリストの方より教えていただいた、(http://s3hh.wordpress.com/2011/05/17/lxc-containers-on-a-host-with-wireless/)を元にしています。しかしながら、lxc自体の設定は、Debian wikiの記述をベースしており、コンテナの置き場所、管理方法、ブリッジの扱い方、iptables、sysctlコマンドやその意味については知っているモノとして、説明はしません。dnsmasqについても上記の記事で触れられている一部分について、自分用に引用はしますが、これは私が教えを請うためであり、情報を頂いた人へフィードバックをするために書いています。

成果

元記事の内容を理解してセットアップしたので、eth0およびwlan0がdhcpであっても、lxcで作成したコンテナが外界と通信できるようになった。ただしIP masq配下にいるので、ノートPC以外からは、ノートPC内のlxcbr0のネットワークへルーティングするか、ssh proxy などを使うのが良いかもしれない。

また思いつきで検証してないが、IP alias 0:2とかでlxcbr0をつなげるといいのかもとは思いました。

上記の記事のコメント

元記事を読んで、スクリプトを見た時に何をやっているか、コピペで使うのは気持ち悪いので、大まかな動作について確認しておきたい。

lxcbr0
新しく作成するブリッジインターフェースであり、dnsmasqによってlxc用ネットワークを作る。上記の例では192.168.30.*のネットワークであり、IP Masqの先である。
iptables
コネクショントラックを用いて、新しい接続、または関連する接続を通すようにする。
dnsmasq
DHCPサーバであるが、DHCPのパケットが他のネットワークに届いてしまうと、ネットワークが大混乱するのでlxcbr0だけにアドレスを配る。
また、上記の例では192.168.30.*の範囲をDHCPとしているが、固定にしたい場合は、/var/lib/lxc/vm1/configの設定の lxc.network.ipv4 と組み合わせると良いかも知れない。ただ、左記の場合は自分の手でコンテナ内に入り route add default gw xxx.xxx.xxx.xxx などのコマンドでゲートウェイを設定する必要があるかもしれない。そのあたりはnetstat -rnをすれば分かる話なので適宜確認してやってください。
       -z, --bind-interfaces
              On systems which support it, dnsmasq binds the wildcard address, even when it is listening on
              only  some  interfaces.  It  then  discards requests that it shouldn't reply to. This has the
              advantage of working even when interfaces come and go and change address. This option  forces
              dnsmasq  to really bind only the interfaces it is listening on. About the only time when this
              is useful is when running another nameserver (or another instance of  dnsmasq)  on  the  same
              machine.  Setting  this  option also enables multiple instances of dnsmasq which provide DHCP
              service to run in the same machine.
       -a, --listen-address= ipaddr 
              Listen on the given IP address(es). Both --interface  and  --listen-address  options  may  be
              given,  in  which  case  the  set  of  both interfaces and addresses is used. Note that if no
              --interface option is given, but --listen-address is, dnsmasq will not  automatically  listen
              on  the  loopback  interface.  To achieve this, its IP address, 127.0.0.1, must be explicitly
              given as a --listen-address option.
       -I, --except-interface= interface name
              Do not listen on the specified interface. Note that the order of --listen-address --interface
              and  --except-interface  options  does  not matter and that --except-interface options always
              override the others.
       --dhcp-no-override
              Disable re-use of the DHCP servername and filename fields as extra option space. If  it  can,
              dnsmasq  moves  the  boot server and filename information (from dhcp-boot) out of their dedi‐
              cated fields into DHCP options. This make extra  space  available  in  the  DHCP  packet  for
              options  but  can,  rarely, confuse old or broken clients. This flag forces "simple and safe"
              behaviour to avoid problems in such a case.
brctlコマンド
設定時にlxcbr0ができていないと、インターフェースの初期化で失敗するので、brctl show
yelona:~# brctl show
bridge name     bridge id               STP enabled     interfaces
lxcbr0          8000.deb7b0a746f9       no              vethjBak6Q
pan0            8000.000000000000       no
で、確認してから、インタフェースをupすること。もし、ないなら、brctl addbr lxcbr0 で作りましょう