Yukiharu YABUKI の tDiary
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2004-08-24 [長年日記]
_ 天気
曇り
_ Linux thread
2.6になってからのthread. そのへんの話は(http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/linux/040227/j_l-web26.html)この中で2.6カーネルでは新しいスレッド・ライブラリ、Native POSIX Thread Library (NPTL)を採用しています。この新しいライブラリは1:1モデルに基づいたもので、完全にPOSIXに準拠しています。Red Hatによるテストによると、古いIA-32デュアル450MHz PII XeonシステムでNPTLを使っても、(常に50スレッドまで実行している状態で)100,000スレッドの生成・破棄が2.3秒でできたということです。という記述がある. 昨日の中本さんとの実験でわかったことは,
- LWP(Light Weight Process) != thread
- 1つthreadを生成すると, 管理用スレッドと動作用スレッドができる
- LWPは ps -afLで確認できる
_ お昼
Miraにて「なすびカレー」.
_ 安部竜治さんの日記より
ooo.ximian.comへのリンク.具体的にはOpenOffice.org ソースコード解析プロジェクト(http://www.t3.rim.or.jp/~raeva/diary/?200408c&to=200408242S3#200408242S3)については, Linkを付けました.
管理用スレッドが生成されるということはNPTLの前のスレッドライブラリ(通称linuxthreads)とカーネル2.4をお使いですね。<br>pthreadはスレッドの規格で、NPTLはその規格に対するLinux上での実装の一つです。
お返事ありがとうございます.<br><br>わたしの情報のだしかたが悪いのだと思います. 管理用スレッドはman ページの記述から出たことです.<br><br>kernel 2.6にて, gdbでthreadとして動かすプログラムの中でブレークポインタを付けました.<br>pthread_createしたら, cloneシステムコールを発行していたのでman でcloneシステムコールの話を読むと管理用スレッドと実行用スレッドの話がでていました.<br>間違っておぼえてしまっている ようです.<br><br>pthreadはPOSIX threadの一実装なのですね.<br><br>Linux kernel 2.6.4です.(わたしの環境はdebian sidです.)