Yukiharu YABUKI の tDiary
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2008-01-17 [長年日記]
_ 阪神大震災があった日
この記事を書いていて、実は私ってすごくラッキーな人なんだと思えて来ました。
まず、住んでいた場所が固い地盤でラッキーでした。その時の家はヒビが入ったぐらいで大丈夫だったのです。
次の好運は、本棚が倒れて来ましたが、寝ている横に本が積み上げてあったので、大事には至りませんでした。とはいえ本棚の本が胸の上に落ちて来て一時期呼吸困難になりました。もし、寝ている横に本を積み上げてなかったら肋骨を折っていて、こうやってtDiaryを更新していなかった可能性も十分にありました。
町内では、火事が少なかったのもあり焼き出されることもありませんでした。これも好運の一つです。
いまとなってみれば、阪神大震災なんだから会社にいかなくてもいいじゃないかという気がしますが、社会人が連絡も無しに欠勤はできませんから当時勤めていた神戸の重厚長大系関連企業さんの所へ、出社するべく手をつくしていました。
ガス臭い町中を出社したのです、この時ガス爆発に巻き込まれなかったのも好運の一つです
出社してみたら、だれも出社しておらず電話がリンリン鳴りっぱなしです。電話の対応して、派遣先の上司より「危険なので家に帰って待機していいよ」という許可をもらってから、ようやく、「これからどうなるのかな」という実感をしたのが思い出されます。
変化したこと(1)
この阪神大震災のおかげか、はっきりとした原因はわかりませんが、体調がおかしくなって煙草も止める事ができした。煙草を吸うと、吐き気がする。胃や心臓に負担が掛かっているのが判るようになってしまったのです。そこまでして、煙草を吸い続けるわけにもいかず、ニコチンガムを処方してもらい、もう13年煙草を吸わない生活になりました。コンピュータ系の仕事をしている限り煙草は止める事ができないと思っていたのですが、苦労がなかったと言えば嘘になりますが、おもったよりは簡単に吸わなくなりました。
変化したこと(2)
昔はコレクター気質でしたが、モノでコレクションをすることの欲は減退したと思います。災害にあった時にコレクションを守るよりも自分の身の方を優先したからでしょう。