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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2006-05-18 Debconf 6日目 [長年日記]

_ 天気

_ 10:05-10:50 Governance of the Debian Project Bdale Garbee BoF Parliamentary Tower

Debian Projectの歴史を振り返りつつ、DFSGやBTS, Policy Manualについて言及し、Debian Projectの構成について説明。その後、問題点についてディスカッション。

_ 電力

一部の電力ラインに不具合が発生して,会場の照明などには影響がないものノートPCへの電力供給ラインが一部止まったがすぐに復旧。

_ 11:00-11:45 X.org status and plans Keith Packard BoF Parliamentary Tower

keithpが語るXの現状について。*1 けっこう、お茶目な面も。Xの開発方法 email/IRCも活用. 鍵となるプロジェクトは X Server, AIGLX, Xgl, Xlib/XCB
Modularization is working 
- 7.0/6.9 last monolith 
- 7.1 simple roll-up of existing package 
- shipping soon 
- Debian just moved to 7.0
Quick Fixes Possible -- I bult and shiped dirver deb for bdate:
$ apt-get source xserver-xorg-vide-i810
$ apt-get build-dep xserver-xorg-video-i810
hack! hack! hack!
$ debuild
sendmail
7.1 aiglx included, Change in driver ABI. Intel Driver work Moving away from BIOS
Complicated by DVO/sDVO
Keithpがintelのlaptop(ノートPC)のドライバについて説明、かれのDriverをつかうのが幸せか
SCM Transition from CVS to GIT
Forced by keithp

*1 keithpってどこかで聞いたなとおもったら、Xのハックをしている人でこの日記(aka blog)でも言及したことを思い出した

_ local TVの取材

keithpの講演中にローカルTVが取材にきた。

_ 11:55-13:35 releasing in time - etch in December 06 Andi Barth; Steve Langasek Wrk/RT Parliamentary Tower

Etchのリリースについて、testingへパッケージが入る方法を説明して、Etchに残っている問題を列挙。 toolchain, X.org, docs-in-main, firmware-in-main, mirror-split AMD64, secure aptなどの問題があるも大体メドはついたとのこと。gcc 4.1, python2.4も問題。QAは自動的にパッケージをインストールする方法について....,, brinteyへのヒント, 疑似パッケージをリリースノートへ, リリースをするときには、コードネームを使う, ベースのフリーズを短く、細かく, binNMUをもっと活用する。 architecture requalification status for etch(http://release.debian.org/etch_arch_qualify.html)

_ お昼

食事の写真を取った。夕食は街のレストランへ行くらしい。

_ 15:20-17:00 Debian Installer internals Frans Pop Wrk/RT Parliamentary Tower

資料を読んで面白そうだったので、出席。GUIベースの新しいインストーラをみせて、参加者から拍手が。VMwareをつかってD-Iの説明。D-IのDebug方法。CDD(Custom Debian Distributions)の話題.

udebsのこと

サイズに最適化、バイナリにDebianポリシーを適用。バージョンマネージメントをしてない。debhelperによりできている。udebsとしては、(1)rootskel(2)kernel image and kernel module udebs(3) menu items and componets(4)libraray and utitlity udebs

udebを作るには、debian/controlの中にXC-Package-Type=udebとXB-Installer-Menu-Item:12とかのアイテムを入れる。

D-Iの改善

足りない機能として、「ライセンスキー」の入力というジョークと飛ばして笑いを取っていた。

udebの作成方法

see paper.

Create D-I image

基本的には、CD-ROMのイメージと同じだがmini imageだけはことなる。ビルドに必要な環境は(1) unstableの環境。(2)SVNでtrunkからチェックアウト。(3)apt-get build-dep debian-installer(4)available mirror(4a)sources.list.udeb:based on /etc/apt/sources.list(4b)local sources.list.udeb.local, ビルドシステムの構造。makeをベース。ピラミッド場で、再帰的構造

_ 夕食

主催者が、ホテル以外の所で Dinner を開催するということでバスに30分ぐらい?ゆられて、大きな倉庫のような所へ。

そこには、椅子と机がDebianの@(ぐるぐるまーく)に配置してあり なかかな楽しげな感じ。Ted Waltherが王冠を現DPLのAnthony Townsに王冠を捧げて、ちょっとした儀式でみなを沸かせていた。

写真とTedのblog(http://reactor-core.org/~djw/myblog/archives/2006/05/18/T22_36_05/)

それから、夕食が開始されマリアッチが音楽を奏で始めると、それまで降っていた雨が、どんどん滝のようにふりはじめマリアッチの音楽ですらかき消されるほどの轟音。マリアッチもまけじと、音楽を奏でる。そうしていると、屋根から雨漏り!ディナーに借りている会場の壁面をみると、滝のように内部に雨が入り込み会場はプールのような状態。電源系統がいかれたか一時期停電となるも、非常灯経由で電気も復旧して、参加者から拍手!

マリアッチもその間、慌てず歌で場を繋いでいた。(たぶん)40ヶ国以上の多様な人が参加している。参加者もパニックになってもおかしくないが、雨漏りの場所を避けて食事をして、異常な環境でも冷静なのがなかなか面白い。

Debconf6のblog(http://debconf6.debconf.org/blog/debconf6/nm_formal_dinner_fun.html )でも記載している。ここは写真がある(http://www.yepthatsme.com/2006/05/19/debconf6-formal-dinner-inolvidable/)