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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2006-02-10 [長年日記]

_ [Debian] netselect-apt

Debconfで,setuidするか尋ねられる.Debian Mirrorで早い場所が解る.

_ [] The Fieldstone Method

Amazonにて購入.3000円ぐらい.Weinberg on Writing: The Fieldstone Method(Gerald M. Weinberg)

_ [ORCA] knoppix : easy migration tool

判っていると思いますが,下記の作業をすると転送先のハードディスクのデータは消えます.作業に失敗すると,転送元にもダメージがあります.下記は自分が何をやっているか理解している人向けの話です.安全なLANで作業しているという前提です.2つのマシンの時刻は合せておきましょう

転送元の手順
  • ネットワークに繋ぐが ssh以外の daemon は止めておく,理由は,コピー中にデーダベースなどに書き込みなどが発生するとシステムに不整合が起きてセツナイこと(あとで誰かが直さないとシステムが破綻する)になるから.だから,特に postgresqlとjma-recept は止めるのが良い. / もしくは,転送元も knoppix で上げておく --!例外条項 止めるとヤパい場合(HDD死亡寸前とか)は,自分でどうするか考える
  • バックアップを取るためにbackup userか特権ユーザの接続を許可する
  • 複数パーティションを使ってるなら,file system の tree 構造をバラバラにしてmountしなおしておく(man umount, mount)
転送先の手順
  • CUIでknoppixを起動,
    knoppix 2
    runlevel 2でknoppixを起動する.
  • パーディションは,qtpartdやcfdisk, fdiskなどで作成.
  • ファイル・システムを作る.mkfs.ext3など(mkfs.ext2, mkfs.xfsなど see man mkfs)を使い
    mkfs.ext3 -c /dev/hda1
    などとする.必要に応じてパーティション毎にファイルシステムを考えて作成する
  • SWAPを作る.
    mkswap -c /dev/hda5
    などとする.
  • コピーする.但し,/proc, /lost+found は除外する.ls -d /* | grep -v lost+found | grep -v proc | xargs echoでscpする方法は良くない
    yabuki@Hrestol:~$ ls -la /dev/fd
    lrwxrwxrwx 1 root root 13 2005-02-09 02:46 /dev/fd -> /proc/self/fd
    
    ってのもある.解決方法は,どっかのMLで見たなあ.....えっと... google先生に聞いてみよっと.Tar&SSH(http://www.melt.kyutech.ac.jp/~osamu/howto/tar.html)あたりか.となると
    tar zcf - `ls -d /* | grep -v '/lost+found$' | grep -v '/proc$' | xargs echo` | ssh ホスト(名|IP) -l ログイン名 'cd /mnt/hda1;tar  zpxf -'
    って感じか.man によると rootで作業すると -p がdefaultだそうだが.n_saitoさんのコメントで気がついた
           --exclude FILE
                  ファイルFILEを除外する
     
           -X, --exclude-from FILE
                  FILEに記載されているファイルを除外する
    
    を使って、'/lost+found',やほかに除外したいファイルを列挙するのがよいかも。
  • chrootする.(man chroot)
    chroot /mnt/hda1 /bin/sh
  • ブートローダーをインストールする.grub ,lilo とか.バーティション構成を変えたら/boot/grub/menu.lst,/etc/lilo/lilo.confも変えておく.vimでのファイル全域のreplaceは,:1,$s/hoge/fuga/です.詳しくは(http://www.kawaz.jp/pukiwiki/?vim)
  • 必要に応じて(chroot環境下での)/etc/fstabを編集しておく
  • パーティション情報を変更している場合,grub-installは失敗する場合がある.その時は,あわてず深呼吸して,
    grub
    のshellに入れ.root (hd0,0)して,対象パーティションへ行き,setup --prefix=/boot/grub --stage2=/boot/grub (hd0)などを入れてリカバリーせよ,
  • grubのinstallが終ったら,exitでchrootを抜けて,念のためにumount /mnt/hda1しておくこと.その後,rebootなりshutdown -hなりせよ.syncのタイミングと回数はお好みで.

_ 関西JUS勉強会:第138回「多言語入力フレームワークSCIMについて」

第138回「多言語入力フレームワークSCIMについて」(http://www.jus.or.jp/benkyokai/06-03.html)

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_ n_saito (2006-02-11 13:20)

くのぴー使うんであればtar --exclude=lost+found とかのほうが楽かも。 < 除外