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raspberrypi:log20150501_holgapi

Holga 120N に Raspberry Pi を入れてデジカメ化!

トイカメラの ホルガ の中身を全部くりぬいて,Raspberry Pi Type A+ を入れてデジカメ化しました.

製作の動機

http://kimondo.co.uk/raspberry-pi-camera-case-from-a-holga/ にて,既に Holga にラズパイを入れてデジカメ化されている方がいまして,とても面白そうだったのと,昨年2014年10月に息子が生まれて,息子の成長を記録するのに使えるかなと思って製作しました.

Holga の購入

Holga (Holga 120N) は,ヨドバシカメラなど大手カメラショップで手に入りますし,Amazon で購入することも出来ます.

Holga には色々なモデルがありますが,元々参考にさせて頂いたWebページでも Holga 120N でしたので,私もそれに倣いました.

Raspberry Pi デジカメ基本部品

基本的には,DIY WiFi Raspberry Pi Touchscreen Camera で紹介されているものをベースに,いくつかパーツを追加しています.

製作時写真とコメント等

製作時写真は時系列に沿っていませんです.

Holga 120N は,カメラのレンズ部分はネジ止めなので取り外せます.ここに Raspberry Pi カメラモジュールを取り付けます.
Holga 120N の中身を全てくり抜いて,Raspberry Pi カメラモジュールを取り付けた状態です.
カメラモジュールに加えて,電源スイッチとシャッターボタンを組み込んだ状態です.
Raspberry Pi 本体は,Holga 内部の背面側に取り付けることにします. ここではジュラコン六角スペーサ(M3)を Holga 120N に瞬間接着剤でくっつけます.M3 ですので,ラズパイ側のネジ穴を広げています. Holga 背面に Raspberry Pi TFT LCD を取り付けるために四角の穴を開けます.綺麗に開けられていませんが,まぁ動けばOKですw
Raspberry PiはRTCがありませんので,ネットなしの運用だと日時が得られません.デジカメで日時が得られないのは厳しいので,SparkFun Real Time Clock Moduleを取り付けました.
分かりにくいですが,背面側にひと通り取り付けた状態です.緑色のバッテリーはPolymer Lithium Ion Battery - 18650 Cell (2600mAh, Solder Tab)で,充電及び電源供給にSparkFun Power Cell - LiPo Charger/Boosterを使っています.
タッチパネル付きLCDは,角が立っているので,そのままだと持ちにくいのでヤスリで角を取ります.
ひと通り組み上げた状態です.シャッターは,HOLGA の元々の位置でハネ返りスイッチにしています.緑色のボタンスイッチはリモートレリーズですw
ヨドバシカメラで売っていたカメラカバーにHolgaを入れてみました.少し窮屈ですが収まりは良く,いい感じです.

フィールドテスト

制作したデジカメでフィールドテストしてみました.

場所は,大阪府立大型児童館ビッグバンです.Raspberry Pi のカメラモジュールはノーマルのものを使用しています.

Holga Wide Lens 0.5X を付けています.あ,書き忘れていましたが Holga 本体のレンズは,カメラモジュールと干渉するために本体のレンズは外しています.

個人的には,良く撮れていると思います.これで子供の成長記録を自作のデジカメで記録できそうです.

raspberrypi/log20150501_holgapi.txt · 最終更新: 2018-02-05 21:23 by tosihisa@netfort.gr.jp