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Yukiharu YABUKI の tDiary



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2013-12-12 [長年日記]

_ [Debian] 予は如何にしてless使いに成りしや

私は、これまで lv を愛用してきた。(1) 各種ファイルのエンコードを変換してくれる (2) gzip されたファイルを明示的に zcat することなく中身が見えた (3) less の 4文字より lv の2文字の方が楽という理由である。カラーにするには、lv -cなどすればよかったし、gitのページャーにも lv を使ってきた。

だが、最近 lv を使っているのは、どうなのか? という disり を聞いて、less の現状をチェックしなおしてみた。上記の(2)に該当することは、Debianの~/.bashrcの中に

# make less more friendly for non-text input files, see lesspipe(1)
#[ -x /usr/bin/lesspipe ] && eval "$(SHELL=/bin/sh lesspipe)"
という行もあるし、青木さんの Debian referenceの「8.6 覚えるべき小さくて洒落たコマンド」に「8.6.1 Pager」として軽く言及がある。

上記の2行目の部分をコメントを外し、再ログインすれば、zcat を入力する手間は省ける。そして,,,lessを使うことで、次のエントリーが生きてくるのであった。他には

なども参考になると思う。

_ [Debian] git diff-highlight

Debian GNU/Linux wheezy で, 下記の話を具体的にやるとどうなるって話を書いておきます。対象にしているのは、Debian GNU/Linux wheezy 7.3 です。以降のバージョンでもある程度は参考になるかと思いますが、無保証です。

Git に同梱されている contrib/diff-highlight を使います。

あとは README に書いてあることの引き写しですが、PATH の通ったディレクトリに置いて、~/.gitconfig に以下のように設定を書く。

[ 2013-11-26 Git の diff を美しく表示するために必要なたった 1 つの設定 #git より引用]

locateで捜すと

$ locate diff-highlight 
/usr/share/doc/git/contrib/diff-highlight
/usr/share/doc/git/contrib/diff-highlight/README
/usr/share/doc/git/contrib/diff-highlight/diff-highlight
のように発見できます。Debianの場合、pathの通っている場所で、自分だけ使うのであれば ~/bin ディレクトリを作成すると良いでしょう。system wide に使いたい場合は、そのマシンのポリシーに従っておいてください。 Debian Package は /usr/local/以下は、利用しないので、自分や Debian パッケージのポリシーに沿ってないプログラムを扱わない限り壊されないので、考慮するのも良いでしょう

上記の文章で、READMEと呼んでいるのは、検索結果の2つ目になるので、英語ですが眺めておきましょう。良いことがあるかも知れません。

一つ気がかりなのは、gitのversion upがあっても、~/bin/のdiff-highlightは、ずっとそのままなので、定期的にcpしてくるか、ln -s とかするのも良いのかも知れませんね。良い方法があれば、愛のあるツッコミ欄をご利用ください。