つれづれ日記 2008年4月

予定

毎日


2008年4月30日 (水曜日)

11:35:10 # Life syndaemon というツール。 Synaptics Touch Padをつかっていて一番ストレスがたまるのが、キーボードをタイプしている最中に マウスボタンを押されたと誤検知することです。 xserver-xorg-input-synapticsパッケージに syndaemon と synclient というツールがあるのに気づきました。 synaptics の SHMconfig を on にするだけ。 しかしいまいち使い方がよくわからないのでしばらく様子を見てみます。

2008年4月20日 (日曜日)

20:45:04 # Life 東京エリアDebian勉強会報告。 4月の第39回東京エリアDebian勉強会を実施しました。 今回の参加者は あけどさん、やまねさん、山本浩之さん、前田さん、沖中さん、岩松さん、吉田さん、 山本琢さん、本庄さん、濱野さん、日比野啓さん、jitsukataさん、キタハラさん、藤沢理聡、でんさん、 吉藤さん、上川の17人でした。

(+
;;資料コピー20人分  
	  -8845
;;会場費用
	  -1500
;;交通費
	  -460
;;景品費用
	  -193
;;勉強会費 x 16
	  +8000
)
-2998 の赤字
	

2008年4月19日 (土曜日)

09:59:45 # Life epTeX. resume.pdf を読了。 すばらしいです。 pdfpLaTeX は実現するのだろうか?

2008年4月18日 (金曜日)

22:11:28 # Life 新しいDAM、新しい動き。 昨日、 Sam Hocevar (2007年度の Debian Project 会長が)が任期が切れる一時間ほど前に 最後の仕事として Joerg Jaspert をDAMに指定し、アカウントを作成する権限を与えました。 2008年度のDebian Project 会長も追認したようです。 今朝19人のNew Maintainerが処理されました。 Charles Plessy さん、おめでとう。 Debian 勉強会に参加してくれている人で初のDebian Developer、かな?

副作用として AJ がBlogを書いている内容があります。 変革には痛みを伴いますが、変革しないことはゆったりとした死を意味するとしたら、変革も重要でしょう。 今回の変化の答えはすぐには出ません。 私はDebian Projectの内側の人間ですが、しばらく見守っていきたいと思います。

2008年4月16日 (水曜日)

08:36:44 # Life Debian勉強会への仕込み。 今週末開催される東京エリアDebian勉強会にむけてこっそりと Nexenta Core Platform を検証してみてます。 Debian かというと全然違うので、どうしてしまおうか悩み中です。

2008年4月15日 (火曜日)

08:24:56 # Life gphotofsを使ってみる。 IXY digital 900IS をLinuxから使いたいので、gphotoやgthumbなどを使っていたのですが、いまいち使い勝手が悪いです。 そこで、gphotofsを使って見ました。 使い方は超簡単。 マウントポイントを指定するだけでマウントされます。 例えばphotoというディレクトリにマウントしたいのなら次のようなコマンドをうてばよいです。

$ gphotofs photo
$ fusermount -u  photo
	

2008年4月12日 (土曜日)

10:00:06 # Life Intel Atom というのがなにものなのかよくわからないので調べてみた。 データシートとかはここに公開されているようです。 VT ありの IA32 で、低速度だけど消費電力が少ないという位置づけなのかな? L2 Dynamic Cache Sizing というのがちょっと気になったのですが、 スリープのレベルに応じてキャッシュのサイズを変更することができるらしい。 L2キャッシュの維持にそこまで電力が消費されているということなんでしょうかねぇ。

2008年4月8日 (火曜日)

08:00:57 # Life LVM 関連のコード。 grub の LVM 関連でバグを踏んだのですが、コードで追いかけてみると結構おもしろいですね。 grub のソースコードの disk/lvm.c, include/grub/lvm.h あたりで実装されているようです。 で、コードを読んでいて壮絶な違和感を感じるわけです。なんだか、ディスク上のファイルシステムとかのメタデータの データ形式っていうのはビットマップデータで がちがちに管理しているべきというような先入観があったんですが、 なんかコードは文字列処理をしてます。で、ディスクの中身を lv で見てみたら本当に文字列がありました。 期待していたのと違ったので新鮮な驚きを感じました。

@vgpbuilder {
id = "C5yFF6-1EEq-Wu8L-zZL1-aVXA-REg4-1cAM03"
seqno = 1
status = ["RESIZEABLE", "READ", "WRITE"]
extent_size = 8192
max_lv = 0
max_pv = 0

physical_volumes {

pv0 {
id = "PP0w9u-WjpS-cPKx-d4VM-5vAR-LZKQ-MvaZ7K"
device = "/dev/sda4"

status = ["ALLOCATABLE"]
pe_start = 384
pe_count = 4524
}
}

}
# Generated by LVM2: Fri Jun  2 22:52:52 2006

contents = "Text Format Volume Group"
version = 1

description = ""

creation_host = "dancer64"      # Linux dancer64 2.6.17-rc5dancer-gba8f5bab-dirty #1 PREEMPT Thu Jun 1 19:50:07 JST 2006 x86_64
creation_time = 1149256372      # Fri Jun  2 22:52:52 2006
	

2008年4月6日 (日曜日)

01:26:11 # Life Debian JP 会長2008年度続投決定。 Debian JP の会長選挙の結果、2008年度も続投することになりました。 今年度もよろしくお願いします。 直近の動きとしては、理事会のメンバーの選任と新理事会の開会、 および新年度においての方針の策定がメインになります。

11:15:10 # Life grub-probe が segv。 カーネルのインストール時にエラーが出てインストールできないなぁ、とおもっていたら、 grub-probe というコマンドが exit code 139 で終了していました。 終了コードが128を越える場合は、シグナルで終了した場合で、 終了コード 139 というのは、 128+11 です (man bash 参照)。 で、ここでのシグナル 11がシグナル「SIGSEGV」です (man kill, kill -l 参照)。 シグナル SIGSEGV はセグメンテーションフォルトが発生したという意味で、 なんらかの使うはずでないメモリ領域へのアクセスをCPUの機能でトラップしたときなどに発生します。 とりあえずはGDBを起動してデバッグして問題発見とワークアラウンドを発見したのでバグレポートしておしまい。474343 LVMを利用している場合で VG が lvol を一つももたない場合のケースを想定していないコードになっていたようです。 /dev/sda4でエラーがでてるところまではすぐにわかったのですが、sda4がLVMのPVだったということについてはなかなか気づかず。/etc/fstab とかをみても sda4 がつかわれていないのでなんでだったかなぁ、とおもっていたのですが、 GDBでデバッグしたら、lvm関連のコードでSEGVしていたので無事発見できました。

2008年4月1日 (火曜日)

07:53:07 # Life ssh-agent が二重に起動されている。 .xsession で起動する設定にしているのですが、どうも gnome-session あたりが ssh-agent を起動していて二つプロセスがいるようです。 困った。

この件についてメールでいろいろなコメントをもらったのですが 関係しそうなのは、/etc/X11/Xsession.d/90x11-common_ssh-agent と gnome-session が gnome-keyring を開始している部分のようです。 519486 519487 参照。


Junichi Uekawa

$Id: 200804.html.ja,v 1.19 2008/06/03 13:25:34 dancer Exp $