2021年5月22日 (土曜日)
16:30:55
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Life
今月読んだ本の読書メモ。
- 「ポモドーロテクニック入門」
一つのアクティビティに集中すること、GTD的な棚卸しの大きなTODOを用意すること。
当日の優先すべきTODOを別に作るということを最初にする。
25分間集中すること。
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「ニュートン無限級数の衝撃」
Principia Mathematicaとかの話がおもしろいが数式が難しいしよくわからにので読みにくい。ここで説明されているコンセプトをすでに知っている人向けの本。
- 「知的生活の方法」渡部昇一。
2本にいて外国の新刊を楽しめるというのは2つの世界をもつということ。日本人は本をよまなさすぎる?当時はどうか知らないが今はそうかも。
身銭をきって本をかう。カードでメモを整理するというのは集中を削ぐので本を買ってしまって書き込め。
調査にはタイムリミットを設ける、3時間調査してわからないものはわからない。
訳本をできれば読む、なぜなら学生でその言語で読むことを楽しんでいるのでなければ古典を通読する意味がない。
カントはよる10時から5時まで寝ていたが朝7時まで講義の準備をしていた。
割り込みがないことが重要。4時間割り込みのない時間が楽しめるの重要。
Coasting.散歩する。知的活動しすぎるのではなく休む。弓は緩める。
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「自閉症の僕がとびはねる理由2」手を添えて筆記するというのもあるのか、心の家を語っている。パニックと付き合うのが辛い。
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「信号処理のための数学」高橋信。
親切な書籍でフーリエ変換FFT、離散コサイン変換DCT、離散ウェーブレット変換とかを紹介してくれている。
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「やさしい信号処理」三谷政昭。
z変換の紹介とか、(z^-1)^2は2T遅れるという意味。ラプラス変換から暗号通信、RSAまでカバーしている。
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「点に向かって続く数」
....1111と無限に続く桁数の数字の演算を定義。
- 「トリガー」ゴールドスミス。
より良い自分にするためのコーチング手法を説明してくれる。
順調な一日などない。situational leadership 理論。計画する自分と実行する自分は別人だからおもったようにいくことはほぼない。
チェックリストでなにをしたかだけでなく、実現のために最大限の努力をしましたか?という質問に変えてみると行動が変わる。
それは人生において重要かとか、なりたい自分になれるのかとか。
仏教においての説話で空の船が自分に突っ込んでくるときにのろうべきは船に乗っている人(そんな人はいない)ではなく回避していない自分であった、というのがあるらしい。
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「Pythonで学ぶフーリエ解析と信号処理」
問題がPython+Matplotlibで解いてある上に数学的にも数式変換とか真面目にやっている良い感じの教科書。
ルベーグ積分ユーザーズガイドが最後の章でなんか面食らった。
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「コーチングの神様が教える「できる人」の法則 What got you here wont get you there」ゴールドスミス。
成功し続けて過度に仕事を受け続けると変化する暇がない。
成功して管理職にのぼってきた人に人間的に成長を促す本。
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「Atomic Habits 複利で伸びる1つの習慣」ジェームズ・クリア。
何かを達成するには目標ではなく仕組みが重要。「きっかけ、欲求、反応、報酬」のフィードバックサイクルをよりよくしたり困難にすることで人はかわれる。
見えにくくしたりはっきりしたり。すでにある習慣につなげてやるようにしたり。
誘惑の抱き合わせをして魅力的ななにかにあわせたり。
何も音を出さなくてもヘッドホンをつけるだけでやる気が出たり。
2分間ルール、毎日2分だけでもやっていたら習慣になり、そして時間は伸ばせる。
習慣トラッカー。
80−90%は結果を出し、10−20%は探索にするべき。
自分が楽しいこと、自然なこと、良い評価が得られること、時間をわすれること。
ゴルディロックスの原理だと難しすぎると失敗するがかんたんすぎると退屈するのでその間のちょうどよいゾーンがある。
- 「KVM徹底入門」
10年前の本なのでQemu周りとかVirtio周りとか変わってしまった気もするが基本的な部分は変わっていない気もする。
2010年はKVMが2008年に出てきてすぐだしQemuもまだ2003年に出てきてそこまで時間がたっていないので新鮮な感じがよい。
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「ハイコンセプト」ダニエル・ピンク、2005年。
定型的な情報処理から仕事がシフトしている、インド人のアメリカ人のしごとが取られていってしまう。
ハイコンセプト(創造)、ハイタッチ(共感)のしごとが中心になっていくんじゃないかという内容。
デザイン、芸術、MBAよりMFA。共感。笑顔。一日一回の感謝。迷路。瞑想。