つれづれ日記 2006年10月

予定

毎日


2006年10月29日 (日曜日)

10:08:17 # Life OSC-Tokyo-Fall 2006, Debianブース。 昨日は Debian ブースとして参加しました。 gotom, 岩松さん、山根さん、小室さん、えとーさん、小林さん、と私でブースにいました。 ひるめしは吉野家弁当。 SuperH の評価ボード、Zaurus、MacBookにDebianをいれて動かして展示しました。 山根さんと小林さんと私はBOFセッションで発表しました。 翻訳についてや、IceWeaselについての説明、そして月例ミーティングで何をしているのか、という紹介をしました。

そこでcompizのデモをみせてもらったのですが、MacBookではうまくうごかず。悔しい。

(II) I810(0): initializing int10
(WW) I810(0): Bad V_BIOS checksum
(II) I810(0): Primary V_BIOS segment is: 0xc000
(EE) I810(0): unknown reason for exception
(II) I810(0): EAX=0x00004f00, EBX=0x00000000, ECX=0x00000000, EDX=0x00000000
(II) I810(0): ESP=0x00000ffa, EBP=0x00000000, ESI=0x00000000, EDI=0x00002000
(II) I810(0): CS=0x7d8e, SS=0x0100, DS=0x0040, ES=0x0000, FS=0x0000, GS=0x0000
(II) I810(0): EIP=0x0000ffff, EFLAGS=0x00033282
(II) stack at 0x00001ffa:
 00 06 00 00 00 32
(II) I810(0): code at 0x0008d8df:
 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
(EE) I810(0): cannot continue
(II) I810(0): VESA BIOS not detected
(EE) I810(0): VBE initialization failed.
(II) Loading sub module "int10"
(II) LoadModule: "int10"
(II) Reloading /usr/lib/xorg/modules/libint10.so
(II) Loading sub module "vbe"
(II) LoadModule: "vbe"
(II) Reloading /usr/lib/xorg/modules/libvbe.so
(II) Loading sub module "vgahw"
(II) LoadModule: "vgahw"
(II) Reloading /usr/lib/xorg/modules/libvgahw.so
(**) I810(1): Depth 24, (--) framebuffer bpp 32
(==) I810(1): RGB weight 888
(==) I810(1): Default visual is TrueColor
(**) I810(1): Option "MonitorLayout" "CRT,LFP"
(II) I810(1): Integrated Graphics Chipset: Intel(R) 945GM
(--) I810(1): Chipset: "945GM"
(--) I810(1): Linear framebuffer at 0x80000000
(--) I810(1): IO registers at addr 0x90380000
(II) I810(1): 2 display pipes available.
(II) I810(1): detected 16124 kB stolen memory.

Backtrace:
0: /usr/X11R6/bin/X(xf86SigHandler+0x84) [0x80c4354]
1: [0xb7f2c420]
2: /usr/X11R6/bin/X(InitOutput+0x9e4) [0x80a0514]
3: /usr/X11R6/bin/X(main+0x276) [0x806e486]
4: /lib/tls/i686/cmov/libc.so.6(__libc_start_main+0xc8) [0x4ad02ea8]
5: /usr/X11R6/bin/X(FontFileCompleteXLFD+0xa9) [0x806d9d1]

Fatal server error:
Caught signal 11.  Server aborting
	

14:18:46 # Life alioth引越しの余波。 viewcvs のパスが変わっていたのでパスが全部切れていた。とりあえず置換して対応。 今後もかわらないとは限らないので、問題ですな。

2006年10月24日 (火曜日)

06:54:13 # Life 今日一部マシンを upgrade して apt-listbugs の出力を見てみました。 gcc のソースバージョンとパッケージバージョンが一致しないので、 パッケージのバージョンだけを確認していたら、BTSでcloseされていないというように認識されているように見えます。 この問題解決は面倒ですね。

2006年10月22日 (日曜日)

12:58:46 # Life 東京エリアDebian勉強会報告。 10月の第21回Debian勉強会を実施しました。 Extramadura の報告、flash の紹介、および apt のプロファイリングの結果について報告しました。 今回の参加人数は23人くらいでした。 参加者は小林さん、柏木さん、倉澤さん、前田さん、須藤さん、武藤さん、やまねさん、野首さん、小室さん、高杉さん、えとーさん、 吉田@板橋さん、八田さん、キタハラさん、ごとうまさのりさん、中野さん、ysjj さん、松山さん、河内さん、David Smith さん、 Charles Plessy さん、上川でした。

今回の会計


(+
;;資料コピー20人分 
	  -7630
;;会場代
	  -2100
;;勉強会費 x 20
	  +10000
)
270の黒字

	

2006年10月17日 (火曜日)

20:58:08 # Life root 権限があれば chroot から簡単に脱出できる方法。 今日pbuilderのデバッグをしていて気づきました。 /proc/1/root はinitの / ディレクトリへのシンボリックリンクです。 chroot 内部から ls -l /proc/1/root としてアクセスすると、 chroot外部へのアクセスができちゃうようです。390126を追跡してい て発見しました。

root@dancer64:/proc/self# ls /proc/self/root/. -id
693684 /proc/self/root/.
root@dancer64:/proc/self# ls /proc/1/root/. -id
2 /proc/1/root/.
	

2006年10月12日 (木曜日)

06:41:38 # Life 東京Debianカレー宴会。 アメリカとカナダと、イタリアからと複数のDebian Developer が日本にきているというので、 銀座でカレーを食べにいって参りました。日本から6人くらい (horms含む)、外国から5人くらいの総勢11名でした。幹事は上川 です。user-mode-linux の Debian メンテナである Mattia Dongili は最近 pbuilder のパッチをなげたりしてくれているので知ってい るはずだったのですが、当人にあって指摘されてから気づきました。 Matthew Wilcox は parisc linux は最近活発に開発されているの でおもしろいよ、といってました。3人くらいアメリカからきてい る人が居て、git と mercurial どうだよ、という話題になりました。 ブランチの処理とかが高速なのがみんなうれしいとのことです。 xen をやっている人が多かったのですが、その人達は mercurial が良いという話をしていました。 「HG」っていうと日本では名前がそもそも違うニュアンスをもつんだよ、という説明をしておきました。 Daigo さんと ruby について語っていたら気づいたら夜中でした。 みなさまお疲れさまです。

2006年10月9日 (月曜日)

10:56:58 # Life 一月くらい触ってみてrubyについて思うこと。 さて、一月くらいじっくりとrubyのコードに取り組んでいるので、 いろいろと好きなところ、嫌いなところ、というのが出てきている。 まず、好きな点、例外処理がきれいにかけること、 ブロックの書き方がきれいにかけること(書式として、lispの書式よりこちらの書式が好きだ)、 irb がそれなりにきっちりと動いてくれること。 嫌いな点については、 ri で見て、 undocumented になっているものが多すぎること、 文書が複数ありかつドキュメントが書かれていないものが多いこと、 あるメソッドについて、その戻り値は何か、どの例外を投げるのか、という基本的な情報がソースを見ないと載っていないこと。 net/http, http-access2, soap4r の HTTP 関連(認証が必要なプロキシや、http redirect の扱い)の完成度がいまいち、という点か。 まぁ、使えなくはないけど、理想郷ではない、これから発展してゆくおもしろい言語だろう、とは思う。

ブロックの書き方については、この書式は素敵だと思う。

method.something { |var1,var2| 
  XXXX
}

method 側で:
	  yield val1, val2

	

あと、 exceptionの扱いに付いてもなかなかよい感じ。

begin
  XXX
rescue =>exception
  XXX
  retry if XXXX
end
	

ただ、書式に関しては非常に柔軟なのだが、今後も互換性を維持しつつこの書式を維持できるのか、という点が心配になってしまう。 まとまった量のコードを書く際には、書式が今後もかわらないことは重要な要素のひとつ。 あと、ruby のソースはK&RのCの書式なのだが、いつまでそれを解析できるコンパイラが存在しつづけてくれるだろうか?という点がリスクか?

個人的な課題としては、ruby のパフォーマンスチューニングの経験が蓄積できていない点が一番おおきくのしかかってきている。

2006年10月3日 (火曜日)

08:04:11 # Life Debian JP IRC 定例会議。 今後も続くかどうかわからないですが、昨晩は定例会議と称して時間を区切ってアジェンダを設定して IRC で会議しました。 迅速に決定しないといけない、宴会の予定とかをその場で決めていきました。 議事録はこちら。

2006年10月1日 (日曜日)

10:28:42 # Life apt-listbugs をあいかわらずいじってます。 バグレポートのバージョンを分析するようにできたので、満足ですが、 メモリの消費量と速度の遅さが課題です。 メモリの消費量についてどうやらsoap4rが悪いということがわかりました。 apt-get dist-upgrade する際に、SOAP経由で1000個のバグ情報を受け取るだけで、500MBくらい必要です。 速度の遅さについては、バージョンを比較するためだけに dpkg を毎回 fork しているのが問題なようです。


Junichi Uekawa

$Id: 200610.html.ja,v 1.15 2006/10/29 05:19:12 dancer Exp $