つれづれ日記 2006年5月

予定

毎日


2006年5月29日 (月曜日)

07:11:05 # Life 二ヵ月ぶりくらいにメインマシンをdist-upgradeしてみた. ずっと合宿とかしていたので,触る暇がなかったため. さて,アップグレードしたら,radeonのドライバが動かず.vesaにして回避. ついでに,emacsのフォントが豆腐になってしまった. 後程調査.

リブートしたらなおった. radeonのaccelerationも動作するように.謎.

2006年5月27日 (土曜日)

17:43:05 # Life debian-amd64アーカイブが消える. 気づいたら,sidのdebian-amd64アーカイブが消えていますね. debianアーカイブにマージされたようです. とうとう,来ました. sargeはまだdebian-amd64にあるため,移行が面倒ですねぇ.

2006年5月26日 (金曜日)

06:37:13 # Life cowdancer と pbuilder. Debconfで合宿したあと,飛行機の中でこせこせと改変していたパッケージをアップロードしました. cowdancerのサポートをpbuilderに追加しています. それなりにベンチマークをとってみた結果では,よくあるケースでは二倍程度高速にはなったと思います. 最悪の場合(Build-Dependsが大量にある場合)については,もうちょっと違う方法を考える必要がありそうです.

2006年5月21日 (日曜日)

02:29:02 # Life Debconf lightning talk. Debconfにて,初のこころみ.一人5分の発表.

2006年5月17日 (水曜日)

02:13:18 # Life 東京エリアDebian勉強会報告. 5月14日(日本時間)に第16回Debian勉強会を実施しました. 今回は,Debconf参加者への質問と, 参加者が何をする予定なのか,ということを発表しました. 今回の参加人数は8人くらいだったでしょうか. 実際に集まるのは難しかったのでIRC経由で開催しました. ネットワークトラブルや,到着できなかった,という問題があり,実際には開始時間は二時間くらい遅れましたが, 参加いただき,ありがとうございました.

21:13:13 # Life powerpcのbogomips. 2.6.16カーネルになってから,powerpcは,bogomipsを利用しなくなりました. timebaseを利用するようになったようです. /proc/cpuinfo をみてびっくりしたのですが,BenHに, それは大丈夫だよ,Bogomipsはbogusだから,と諭されました. へぇ.しかし,bogoな値を残しても意味あるんですかねぇ.

processor	: 0
cpu		: 7447A, altivec supported
clock		: 1066.666000MHz
revision	: 0.1 (pvr 8003 0101)
bogomips	: 73.47
timebase	: 18432000
machine		: PowerBook6,5
motherboard	: PowerBook6,5 MacRISC3 Power Macintosh 
detected as	: 287 (iBook G4)
pmac flags	: 0000001b
L2 cache	: 512K unified
pmac-generation	: NewWorld
	

2006年5月16日 (火曜日)

05:55:08 # Life powerpc oprofile の状況. 今年の始め,powerpc向けのoprofileをハックしてみてました. ylugカーネル読書会で発表もしたので,ご存知の方も多いでしょう. で,現在どうなっているのかな,と思ってしらべてみました. メインラインにoprofile機能がマージされているようですね. ユーザ空間に関してはどうなっているのかはさっぱりわからないですが,カーネル側の機構はしっかりとあるようです. 2006年3月24日の「[PATCH] powerpc: Add oprofile calltrace support to all powerpc cpus」 というパッチでコールグラフ情報も取得できるようになっているようです.素晴らしい. 実際には,"G4+ oprofile support" というパッチが2.6.16リリースに含まれています. コールグラフが実際にサポートされるのは 2.6.17 の予定です.

2006年5月14日 (日曜日)

21:41:15 # Life カルマ. もりわきさんのところから. dancer@debian.orgのカルマ. 最近はバグのcloseの速度が全くおいついていないので,それなりに成績は悪く. しかし,Debian kFreeBSDのサーバ上で動いているというのが素敵ですね.全く意味が無いですが.

2006年5月10日 (水曜日)

09:00:11 # Life DebianJPのワークフロー. どんなことがどういうふうに行われているのか,思い出せないので, どういう流れで日常定型作業が行われているのか,というのをまとめ始めてみました. 追加/訂正あればよろしくお願いします.

2006年5月7日 (日曜日)

12:29:03 # Life Debconfのブログスタート. 今年のDebconfでは,リアルタイムオフィシャルブログを実施してみる予定だそうです. まず,最初のエントリーは現状をなまなましく伝えています. まだ会場のネットワークは動いていなくて, 近所のネットカフェから接続しているそうです. そして,会場まで無線LANで接続させようとしているとのことです. はたしてうまくいくのか?

2006年5月4日 (木曜日)

23:57:38 # Life SysV IPC shmの活用. shmget/shmatしたあとに,shmctlで,IPC_RMIDを指定してあげると, 利用している全プロセスがshmdtでデタッチするまでそのメモリ領域を確保し続けてくれる. ipcs で表示させると,statusがdestという状態になっているのがどうやらそうのようだ. LinuxのPOSIX shmには拡張があり,dest状態になっていてもアタッチはできて, 最終的にだれも使わなくなった時点で共有メモリセグメントが削除される,という仕様になっている. SysV IPC 共有メモリの不便な点としては,プロセスが全部死んでも共有メモリが確保されたまま残ってしまう ということだが,Linuxのこの拡張を利用すれば, shmget/shmatで確保して即削除指定することによって 誰も使わなくなった領域は削除される,という状況を実現することができる. 良いじゃないですか.

通常の共有メモリのワークフローと比較してみます. まず,通常版

そして,Linuxで可能な方法

shmdtは特に明示的に呼ぶ必要はなく,プロセスが終了すると自動で デタッチされるというようなものらしいので,アプリケーション側からは shmget,shmat を呼び出し,shmctlでフラグを付ける,ということだけをすればよさそうです. あとは,デフォルトで非常に少ない量しか確保されていない共有セグメントの 設定をユーザに増やしてもらう必要がある,という点がちょっとした課題でしょうか.


Junichi Uekawa

$Id: 200605.html.ja,v 1.16 2006/05/29 14:10:32 dancer Exp $