日本語での日記 2001年6月

予定

毎日

2001年6月30日

これからどうするか考えよう.昨日はテニスをしてきた.今日はちょっ と泳いできた.ちゃんと運動をしていないと,体が封印されてしまう. 体力が無さ過ぎると,いろいろと問題が起きる.

このページを研究室に移動する(ミラーを置く?)かどうか考え中.そ こに移動しても,そんなに長い間使えるわけではない 気がするけど.

2001年6月29日

gccで スタックオーバフローができないような出力を出すものがあるら しい.びっくり. これくらいやると気持良い.

2001年6月27日

とりあえず,CVSゼミを行う.CVSゼミの資料は,コラムにあるので,そちらをどうぞ.結構面 倒だ.Windowsを使っていると理解力というものが低下し,UNIXを使っ ていると文章による情報伝達能力が低下する物らしい.重傷だ.

無事にCVSゼミが終了.

2001年6月26日

研究は進展しない.レポートを書いていたら全てが終る.liloのCVS を移行する.多分大丈夫だろう.結構複雑な設定になっているようで, どうしたら良いのか考え中.

2001年6月24日

AthlonのマシンでecasoundをコンパイルしながらPentiumIIIのマシン でmpichをコンパイル.かなり並列に実行している.ecasoundもmpich もかなり時間がかかるいコンパイルだから,それくらいですると,便 利だ.一時間で両方とも終了したのは,二台利用したからであろう. ありがたいことだ.しかし,並列化は難しい.

ecamegapedalをアップロードした.これで一応の区切りはついたと思 う.

いろいろと失敗が起きているが,気のせいだ. プールで泳いで来た.かなり良い感じだ.

2001年6月23日

いろいろとシビアな毎日を過ごしているが.それはそれで良いと思う. 全く.ecasoundを利用して,録音再生をするシステムを作っている. GTKなinterfaceを利用して,常にシェルスクリプトとbashの編集機能 をフルに活用して行って来たような録音編集作業を簡略化しようと思 う.録音セッションの仕方と言うものは,ちょっと難しい物なので, そこらへんをどうするか,というのが目標.どちらかと言うと,カセッ トのMTRのような手軽さで,全てがうごいてくれるなら嬉しい.

2001年6月22日

やっとYaTeXの表示に色をつける方法が分かった.かなり後 向きな方法だと思うんだが,(setcar (assq 'tex-mode font-lock-defaults-alist) 'yatex-mode)でできてしまうよう である.全く.バグ報告でも出すか.

いろいろといじっているとemacsは面白い.elispは,楽しい.

GTK+のプログラムを作っているのだが,すごく動作が不安定.glade はかなり楽しいのだが,バグが出ると,どうしてそれがダメなのかが 分からない.同じボタンを3回押すとSEGVで止まる.意味が わからない.なぜ2回では無いのが,なぜ3回目に必ず動くのか.

WeirdXというJAVAのXサーバをエバリュエーション.えらく不安定. Linux上ではうんともすんとも言わないし,となりのWindowsマシンで は,すごく不安定.もしかすると,Sparcだからか?

コードを必死に二時間くらい悩んで書いていた.結局問題の解決まで に複数の場所のエラーを発見した.某N谷氏と一緒にやっていたのだ が,本当に簡単な問題だった.本当は,GTKのCLISTに与える配列が一 つ要素が少ないためにSEGVを起こしていたのだが,それに気づくまで に,SPARCのGCCを疑ってみたり,GDBを疑ってみたり,さまざまな事 をしてしまった.とりあえず,今回gdbのブレークポイントのいれか たが分かった.break functionnameで,関数にブレークポ イントを追加できる.break linenumberで,現在のソース コード(どうやって判断しているのか良く分からないが)の行数でブレー クポイントを指定できる,

最高裁判所が,判例を公開している.凄い.こんなに楽しいページが あると,時間を忘れそうだ.http://www.courts.go.jp/ にある.

2001年6月21日

某ことらぐなIRCチャンネルでIRC.言葉が壊れて来ている.が, Linux関係の商売とかについてはいろいろと考える.昨日は,ファイ アウォールを立てたいんだけど,RedHatの本を読んでも書いてあると おりになっていないので,良く分からない,とかいう相談を受けた. 進展が速すぎる世界なので,本の校正とかが甘い,ということなのか, それとも真面目に動作確認をしていないだけなのか良く分からないが. ちゃんとした書籍が無いと問題だ.問題に対してのad-hocな解決方法 しか書いていないような書籍は,時流にまける.

2001年6月20日

gcc3.0がDebianに入っている.

CVSについてまわりの人々に解説をして,理解が深まって来ているよ うだ.ちゃんとプロジェクトが回って来ている.

今日は,授業での発表があった.かなりマージナル.

新しいecawaveとqtecasoundをパッケージした.ちょっとChangelogを 見て,結構長い間メンテナンスしているような気がして嬉しい.

2001年6月19日

gcc 3.0がリリースされているようだ.気がつかなかった.

LMSの資料をコラムにおいておいた.

今日は作業効率が凄く悪い.明日発表するからその資料を作成する必 要があるのだが,それが全くできていない.すげぇ困る.

2001年6月18日

めでたくLMSは終了.いろいろと突っ込まれた.ふがふがやっていた が,かなりふがいない状況だったが,暖かく見守ってくださったLILO の方々には感謝感謝.LMSは楽しいですな.演者になると,ちゃんと つっこんできてくれる.すばらしい.ちゃんと掛け合いができるとい うのは,大きいと思う.昨日の宴会は,2次回まで行った,さすがに それ以降は無かった(と思う).上○さん@blueskyはちゃんと帰れた のだろうか.クラスタについて語ったのに,あんなに反響があるとは, クラスタについての一般の理解(LILOは逸般?)が結構高いと言う事な のであろうか. 宴会では,並列コンパイラ(クラスタでコンパイルをする方)とか,並 列makeとか,そういう話題とか,クラスタの構成方法の今の至らない 所とか,そういう所について語った.あと,gccの効率を上げる話と か,そういうところについて語ったような気がする.あと,ソフトウェ アエンジニアとは何であるかについての事についても語ったか.最近 のひとはドキュメントもろくに書けないひとが多いとか,仕様が書け ない人が多いとか,全体を見えていないでプログラムを書いている人 が多いと言う話をしていた.そういう人はプログラマではなく,コー ダなんだろうとか.まぁ,どっちがどうか分からないけど.

この名古屋大学祭にかんするレポートを見てびっくりした.これくらい詳しくレポートしてくれると,行けなかった自分が慰められる... それにしても行きたかったなぁ.g新部さんは,今回もすごく迫力の ある話をしていたようだし.あの人は凄いと思う.

2001年6月16日

いろいろと準備をする.腹が減ってしんどい.

2001年6月15日

世界はまわる.時間が浪費される.

難しいが,LMSの準備が全然ですな.LMSに向けて結構色々と準備をし なきゃならんような気がするが,なにをやり残しているのかぜんぜん 分からねえ.どうした物か.とりあえず,いまだにできていないレジ メをどうにかする事が先決...

elispのバグを直す.elispではデフォルトでは,全ての変数がグロー バルなのであるから,それをバッファーローカルだと思って扱うと, 色々と不具合が出て来る.そういう時に, (make-local-variable 'dancer-diary-string-today-function) のようなふうにすると,バッファローカルな変数が宣言できるようだ. elispはちゃんとinfoに書いてある事を読めば大体分かる.特に, Major Modeの書き方の所に書いてあるサンプルを読めば,大体大丈夫 だ.他の部分は全く読んでいないがあまり困っていないので,多分大 丈夫なのであろう.

久しぶりにmpichを見る.いろいろといじりたいのだが,一応安定し て動くので,このままにしておくのが吉なのだろうか.少なくとも, 新しいバージョンがでてくれるまでは,放っておいた方が良いような 気がする.あまり変更しても,自分が痛い思いをするだけのような気 がする.

2001年6月13日

elispは順調に進んでいる.next actionを作成するのが目下の課題.

とかいっているうちにnext action が完成したようだ.嬉しい事だ.

2001年6月11日

elispのmajor modeの書き方は実はそこまで難しい物ではないとい う事がわかった.機能の継承ということも実は難しい物ではないとい うことも分かった.重要な事だ. とりあえず日記作成用メジャーモードはできあがってしまった.

今日は研究室の月例発表があった.とりあえず,LWEについての報告 を行った.商用システムとオープンソースの違いと,何をもって商売 とするのか,という話しについては,議論が起きた.そろそろソフト ウェアだけで飯を食う事しか頭に無いというのは,止めても良いので はないかと思う.もちろん,ソフトウェアを書くだけで金をもらえる のならそれはそれで嬉しいが,それだけではソフトウェアの発展が阻 害されるし,集中的支配の世界がはびこると,娯楽のためのプログラ ミングということがますます遠ざかって行く.これからも一般人が開 発に携われるような環境が重要だと思う.Microsoftがすすんでいる 方向がそのまま行ってしまうのならば,「本当のプログラミング」と いうのは一部の裕福な企業とその関連の人しか享受できないようになっ てしまうと思う.

今日は,おもしろい一日だった.家に帰ってから,ちょっと ecasoundcライブラリをハックしてみる.かなりシンプルで,ちょっ といじるだけで音が出る.かなり嬉しいライブラリのようだ.以下に サンプルコードを提示しておく.

#include <stdio.h>
#include <ecasound/ecasoundc.h>

main ()

{
  eci_init();
  eci_next_event();
  eci_command("cs-add main");
  eci_command("-i:input.wav");
  eci_command("-o:/dev/dsp1");
  eci_command("t");
  
  getchar();
  eci_cleanup();
}
      

2001年6月10日

LMSがどんどん近くなってくる

とりあえず,クラスタのノードの負荷を知るためのプログラムをちょ ちょいと書いてみた.でも,思ったよりかっこよくないので,落胆.

High-availability Linux projectなんていう所がちゃんとあるんですね.いやいや.いろ いろ探してましたが,ちゃんとHQ見たいな感じで存在しているみたい な.ふむふむ.

ircdを二つのサーバで協調して動くように設定してみようと思ったが, やる方法が全く分からないので,さっぱり.ネットワーク上を流れて いるパケットがやけに多いので,何が起きているのか分からないし. いろいろサービスを止めたいものだ.SMBとか,いらないんじゃない か?

2001年6月9日

いろいろと起きる毎日.King Crimsonを聞いている.最高だ.King Crimsonはかっこいい.聞いていて燃える.どうしたらよいんだろう. かなりKing Crimsonのカバーバンドみたいなのをやってみたくなって いる.ちょっと.

とりあえず,作りたかったload-average monitorを作成してしまっ た.クライアントサーバ型のちょっとダメっぽいデータ通信プロトコル. 面白いと思うが,意味が無い.XMLとかにしてしまった方がよかったの だろうか?

mpichはUDPパケットで通信をしているのだろうか.いまいち分からな い.UDPで送るといろいろと面倒な事があると思うのだが,どうして いるのだろうか.謎が多い.TCPポートを開け放しているわけでは少 なくとも無いような気がする.

2001年6月8日

ircdを立ててみた.デフォルトのままで一応動くようだ.どのように 動作しているのかが興味を引かれる.

研究報告はぼろぼろだった.いろいろと大変だ.もう少し頻繁に研究 報告をしておかないと,何もできていない状況で全てが起きてしまう.

yatexに

(setq yatex-mode-hook
  '(lambda () (progn 
     (local-set-key "\C-c\C-e" 'YaTeX-make-begin-end)
        (local-set-key "\C-c\C-r" 'YaTeX-make-begin-end-region)
        (local-set-key "\C-c\C-s" 'YaTeX-make-section)
        (local-set-key "\C-c\C-m" 'YaTeX-make-singlecmd)
	)))
      

というような行を挿入したらよいムードになった.psgmlと同期が取 れた入力だ.もっといじってコンパイルとかももっと簡単にできるよう にするのがよいのだろうか.

gv-aladdinをインストール後適当に gs-cjk-resourceを入れて,cmap-adobe-japan1をインストールした. すると恐らく日本語が出るようになったようだ.まだよく調べていな いのでよく分からない.

とりあえず,elispは継承みたいな事はできるのだろうか.例えば, psgmlモードを使うんだが,ちょっとだけ違うキーをアサインすると いうようなモードを作成できるのだろうか.そういう事ができる物な ら,html日記モードとかも簡単に作成できる気がするのだが,それに してもelispは凄い.Emacsはハッカー魂を揺さぶるエディ タだ.emacsとの対話の仕方を覚えてしまったばかりに,対 話しまくってしまう.

2001年6月6日

どうやら,xfs-xttをバージョンアップしたら,いろいろと 起きていたフォントまわりの問題が解決したようだ.素晴らしい.嬉しい事 だ.ずっとAqua風のテーマを使っていたが,気が変わってGTK+らしい テーマに変更した.これで結構Xの雰囲気ががらりと変わった. 起動時のメッセージもちゃんと表示されているのだろうか,とかいろ いろと気になる事が多いが.

なんとかいろいろと作業が完結しそうな勢いだ.ふむ.

2001年6月5日

生活が逼迫している.凄く忙しい.なんか大量の〆切に押し潰されそ う.ぐは. うーん,でもめっちゃ気合いが入ってなんとかなりそうな勢い.勢いっ て凄いね.

xalfというアプリケーションかなり面白い.ちゃんとプログラムが起 動する時にアクションを起こしてくれると言うのは,嬉しい物だ.ふ む.ちゃんとGNOMEで設定できるみたいだし.

htmlからTeXに変換するのはどうやったらできるであろうか. まず,</?p>を全部消すことから始める. </a>もいらない.結構<[^>]*>に マッチするものを目で認識しながら消して行くというのもありかも知 れない.<li>\itemに変換するのは必要 なステップだろう.<ul>\begin{itemize}あたりに変換したらよいのだろうか.とか 考えていると,誰かが絶対にスクリプトを作っているような気がして 来た.別にLISPで書いてもよいのだが. <tt>\([^<]*\)</tt>\texttt{\1} あたりに変換したらよいのだろうか,,,と思ったら, emacs\1が思ったのと違う動作をするので,断 念.sedのような動作,もしくはperlのような動作だったらよいのだ が.emacsとかだけに限らず,regexpというものは,それぞ れのシステムで互換性が無いのでこまる.

2001年6月4日

とりあえず,自分の管理している「データベース」をCVSで管理す ることにした.XMLでリストを管理しているだけなのだが,それを CVSで管理できると,いろいろ便利だ,と思う.XMLの偉大さという のは,そこら辺にあると思う.他の部分はただのまやかしだと思う. 特にプログラム間の通信にXMLを利用するというのは,意味が無い と思う.普通にエディタで編集できる,emacspsgmlがある,とい うものが一番重要であると思う.

2001年6月3日

東京から帰って来た.LWEは,とりあえず疲れた.いろいろあったが, とりあえず,いろいろな人にであって良かった.商業ベースで成功しそ うなところはまだまだ少ないように思えた.不思議だ.ぶるーすぺれん すに出会った.あれげな人だった.

psnupというプログラムを使えば,プレゼンテーションのレジメ みたいなものを作成できる.ちょっとそこらへんの情報をまとめてみ たい.

emacsで現在編集中のファイル名を得るのには current-bufferという関数を使えば良いということが分かっ た.これにより,現在のファイルが一体何の拡張子であるかというこ とを判断し,今日の日付を何語で入力するかということを判断する事 が自動的にできたらちょっと凄いと思う.


Junichi Uekawa

$Id: 200106.html.ja,v 1.46 2001/08/18 14:38:35 dancer Exp $