2019年12月7日 (土曜日)
21:01:20
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Life
読書メモ。最近茶道の関連の歴史書とか古典とかを読んでみている。何もわからずに読むとハードルが高い。
そして読んだ感想だけどまださっぱりよくわからない。
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花鳥の乱 利休の七哲 -- 岳 宏一郎 -- 事前知識あまりなく千利休の周辺について読んだ。千利休についての言及が少なくて弟子がそれぞれどういう人だったのかの紹介でそもそもなんでこうなっているのか理解できずに終わる。
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千利休より古田織部へ -- 実際の古田織部が何をしたのかについて考察している伝記。
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山上宗二記入門 -- 神津 朝夫 -- 利休の弟子の手記の現代語訳と解説。「一期に一度の参会のように」(のちの一期一会の原文)の解説に鬼気迫るものをかんじた。
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山上宗二記 -- 竹内順一 -- 利休の弟子の手記の現代語訳と解説。名物の解説が大半。個人的には後半の名物の解説じゃない部分のほうが興味もって読めた。
当時の名物についてはまぁ当時は名物だとおもったということだよなぁ。
あと昔読んで挫折していたのを思い出した。
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南方録の行方 -- 戸田勝久 --南方録を現代語訳して順番をアレンジして並べている。話がランダムで読みにくいなぁと思った。そもそも南方録がなにかというのがまぁおもしろい。南坊というひとが存在しているのかがよくわからなくて立花実山が利休の100年後くらいに資料をあつめて作成したんじゃないかという見立て。
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南方録(覚書・滅後) (現代語でさらりと読む茶の古典) -- 筒井紘一 (著) -- 7巻あるうちの二巻がおもしろいんだろうなとおもってそこをよむ。かねわりとか湯相、火相というコンセプト。茶室の間取りの解説とか。
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茶話指月集 江岑夏書 -- 千利休孫にあたる千宗旦の話を高弟藤村庸軒がまとめた話。そして(子である)千宗左が宗旦の話をまとめた話。
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茶湯一会集・閑夜茶話 -- 井伊 直弼、過去の文書をまとめている。一期一会という言葉が出てくる。熨斗台の解説とか。正客のすわっているところが上座であるとか、おもしろかった。