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“矢吹 幸治(Yukiharu YABUKI)のページ ”

名前/Name

矢吹幸治(Yukiharu YABUKI)

性別/Sex

男/Male

誕生日/Birth of Date

08/20

略歴

大阪の吹田で生まれたらしいが、物心ついてからの記憶は神戸に住んでいた時期である。六甲山へ登る県道の近くに住んでいた。そのため車の走行音は、子守歌みたいなものだった。おかげで比較的、周囲が騒がしくても眠ることができる。小さな頃は、おもに図書館で本を読むのが楽しみな子供だった。

中学では柔道部に入部。体育会系の修練をして体と心を鍛えた。3年生では柔道部の主将を務めた。中学から高校に進学時は、3年生のときの恩師より公立の志望校を変えるように諭されるが、なんとか自分の思い通りの学校へ入学する。

高校生になると、振り子の揺り戻しか、体育会系よりも文科系に傾倒する。物理部、美術部、映画研究会など複数のクラブに所属する。いろいろと青春の思い出が繰り広げられた時期であった。この時期は、中学生の時より憧れだったコンピュータに傾倒していた。当時、物理部にはSharp MZ-80Kがあり、I/OやASCIIなどを愛読していた。この頃にbitを眺めて Unix というモノへの憧れを持つ。

大学は神戸から2時間30分ぐらいかけて、寝屋川の大学へ。アルバイトと試験とで忙しかった。自動2輪の免許もとり、PC8801 も購入。大学の卒論は、OR(オペレーションリサーチ)の問題をプログラムで解くというもの。大学では、MVSを利用していた。

大学卒業後に、情報処理会社に就職。時代はバブルの絶頂を登り始めた時代だった。荒波に揉まれながら西宮の魚群探知機メーカさん、神戸の重厚長大メーカーさんをふくめて、派遣に行ったり、受託でSIをしてみたり、プログラミング行う要員から、プロジェクトリーダまで一通りの仕事はやってみた。

インターネットと、リアル Unix の出会いは、西宮の魚群探知機メーカさんでは、UUCPでJunetに接続しており、頼み込んでSony NewsとHP 7000にアカウントをつくってもらい、EmacsやjnethackのコンパイルをしたりNews(NNTPの方)を読み書きしていた。まだ、世の中がBBSと呼ばれるパソコン通信の時代であった。

パソコン通信は、NIFTY をメインとし、日経Mixや草の根などにも参加していた。日経Mixでは、個人でも Unix ライクにコマンドをつかうことができる、Minixの情報を取得するために参加していた。

そうこうしていると、個人のPCでも「仮想記憶」と「X」が動くPC-Unixがあることを知る。BSDとLinuxでは、たまたまJE + Slackwareの方を手にとってしまい、Slackwareを使う。それまでは、国民機とよばれるPC98およびその互換機を使っていたが、PC/AT互換機を使いはじめた時期である。

楽しく、slackwareを使い 自分のPCでPC-Unixを堪能していた。しかし必要に迫られてlibcの入れ換えにするも、失敗してシステムがうごかなくなるという目にあう。そこで、再度ディストリビューションの選定を行う。比較研究して自分には、Debian GNU/Linux があってそうだということで、使いはじめる。

地域LUG(Linux User Group)の活動に参加したのは、LILO(Linux Install Learing Osaka)の2回目からである。

Debian GNU/Linuxを使い始めたことが人生の転機となった。Debianが縁で CANADA Vancouverにある Stormix Technologies Incに入社して、Storm Linux の日本語化を行い海外生活をするも、ITバブル崩壊のあおりをうけて会社が倒産し、2001年7月に日本へもどる。

2001年07月より大阪のオープンソース企業に勤めながら、大阪市立大学の社会人大学院に進学、2年間(2004,2005年)で修士を修了した。専門はオープンソース。

関西のオープンソースのイベントを開催している「関西オープンソース」の実行委員を2002年から行っている。

2005年より Debian Projectの Offical Developer になるべく活動し、2009年09月に公式開発者となった。

2007/01/25に、会社を設立(http://www.kiire.co.jp)し社長業をやっています。

2007/03より 関西 Debian 勉強会(http://wiki.debian.org/KansaiDebianMeeting) の活動を開始する。2007/09には、若い人たちに 関西 Debian 勉強会のハンドリングをゆずる。

免許・資格

参加記録