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email_statistics_2014

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email_statistics_2014 [2015-01-01 14:58]
tosihisa@netfort.gr.jp
email_statistics_2014 [2015-01-01 15:13] (現在)
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 ===== 考察 ===== ===== 考察 =====
  
-  * Received-SPF: が,Pass か Softfail か Fail の場合,結果はともかく SPF 自身は設定している(設定しているから,判定できる).\\ IPアドレス数ベースの場合,Received-SPF: が,Pass か Softfail か Fail の割合の合計は 77.8% であり,SPF を設定していないメールサーバは少数と言える.**と言うよりも2014年時点で Received-SPF: None の電子メールサーバが 19% もある方が問題と考えたほうが良いだろう.** +  * Received-SPF: が,Pass か Softfail か Fail の場合,結果はともかく SPF 自身は設定している(設定しているから,判定できる).\\ IPアドレス数ベースの場合,Received-SPF: が,Pass か Softfail か Fail の割合の合計は 77.8% であり,SPF を設定していないメールサーバは少数と言える. 
-  * Received-SPF: が Pass か Fail かを判定することで,私宛に届いた電子メールの40%は SPAM かどうかを判定できる.\\ とは言え,最近は Received-SPF: Pass の SPAM も増えてきており,Received-SPF: Pass を単純に受け入れるのは難しい. +  * Received-SPF: が Pass か Fail かを判定することで,私宛に届いた電子メールの44%は SPAM かどうかを判定できる.\\ とは言え,最近は Received-SPF: Pass の SPAM も増えてきており,Received-SPF: Pass を単純に受け入れるのは難しい.とすると,実際に「確実に弾ける」SPAM は,Received-SPF: Fail の 8.4% と考えるべきか. 
-  * 残りの 60% は Softfail あるいは None またはエラーであり,SPF だけでの判定は難しい. +  * 残りの 56% は Softfail あるいは None またはエラーであり,SPF だけでの判定は難しい.
-  * SPF で正しく「弾ける」SPAM は,全体の+
  
 +===== 私見 =====
 +
 +  * 2014年時点と粗い単位ではあるが,Received-SPF: None のメールサーバは19%ある.これを多いと見るか,少ないと見るかは意見が異なると思うが,私は多いと思う.SPF の設定は,あまり難しい類のものでは無いが,2015年ではどの様に変わるだろうか.
  
  
email_statistics_2014.1420091896.txt.gz · 最終更新: 2015-01-01 14:58 by tosihisa@netfort.gr.jp