Trip to Canada and the U.S.

アメリカとカナダを旅行したときに紙に書いていたメモ(英語)を訳した文書です.

関西国際空港からデトロイトへ向う (2002年7月4日,関西国際空港,大阪)

旅行はひそやかにはじまる.出発は一時間30分遅れている. 楽しみにしている気持のほとんどは薄れてしまっている.飛行機が空港にくることを待つという時間で 僕のうきうきした気分は絶頂を迎えてしまったようだ. 今は僕は何を楽しむのにも疲れすぎている気がする.

僕の予定はまだ最終的に確定していない. 僕はまだ知らないんだ,ということに気づく.

ヨーク大学には3種類くらいのキャンパスがある.どれが僕が行くはずのところなのかということをまだ知らない.

出発の遅れのせいで,僕には向こうの空港で 一時間以内の乗り換え時間しかない. デトロイトは凄い事になるだろう.調べないと. KIXのカウンタにいるノースウェストのお姉さんはそれくらい時間があれば十分だよ,といっていた.

僕の予定では飛行機は一人で楽しむつもりだったのだが,飛行機の中で隣にいる人達が楽しそうに話していると,なんとなく不安になる. もっと楽しめれば良かったのに.一人というのは旅行に最適な人数ではない.

飛行機では非常口の近くの席に座ることになった.目の前に席が無い.とても自由でリラックスできる席のようだ. 不思議に感じる.

この飛行機にのっている人達のほとんどは,意外にも,日本人ではない. 他のアジアの国の人達が多い. もしこの飛行機にずっとのっていたらニューヨークあたりに到達するはずだ.僕はトロントに向かう. 何をするためなのかわからず,自分が投じた金に見合う何かがあるのかも知らずに.

気流はすごく荒いようで,飛行機がはげしく揺れている. 次の3日間で僕はどれくらい喋るのだろうか. 感じたい. 楽しみたい. 「忙しかった」というのが言い訳になるのだろうか.

2002年7月4日 17:30@デトロイト

飛行機は一時間遅れていた.気持の中で僕は「終った」,と思っていた. でもデトロイトからトロントへの飛行機も一時間遅れていた.

ホリデイインの予約を確認する必要があるのかもしれないな.

飛行機の中で僕はこの19歳の女の子とずっと話していた.名前は知らない. 本当は名前は見たんだが,もう忘れた.あまり見れなかったのさ.10時間というのは僕には短すぎる時間だ.

冒険が忍び寄ってくるのを感じる. 楽しみのかおりがほんのりとただよい始めている.

2002年7月4日 17:56@デトロイト

公衆電話を使ってホテルに電話をかけようとしたけど使い方がわからないうちに 35セントを消費してしまった.

今夜のホリデイインについて凄く心配している.本当にそこについて泊まれるのか,ということが心配だ.

自分にコーラを買ってあげたい.誰かと話をしたい. でも,ダメだ.僕には今どちらもできない.

既に僕は情報ネットワークが無いことに渇望を感じている.

飛行機は遅れていて,僕は今何もする事が無い. 19歳の女の子にさよならもいわずにわかれてしまった. 少し後悔.

まわりでは日本人がたくさん待っている.数日後のニューヨーク行きの飛行機では,5時間もここで乗り換えを待ち過ごすことになるということに うんざりとする.

くそ

アメリカは面白いところだ.すこしづつこの国を好きになり始めている. この旅行も.

2002年7月4日 18:45@デトロイト

変なエラーが出て搭乗口で座席が変更になった.キャンセルされたのか,と一瞬心配になった.座席は座席だ.大丈夫だろう.多分.

17:10に予定されていた飛行機は実際には18:42に来た.とても興味深い.

座席トラブルがあった.重複予約.近くにいるほとんど英語のわからない日本人のカップルが困っている.多くの座席が重複して予約されているらしい. 客室乗務員が忙しそうに処理している.

飛行機はひどくピーナッツの匂いがする.その原因は分かっている.目の前にある「汚れ」だ.ひどい.

カップルは両方とも座席が重複していた.さりげなさすぎる.おもしろすぎる. カップルの女性がもうしわけなさそうに客室乗務員についていこうとするのを男が止める.「あなたはここに座っていてください,いっぱい席はあまっているのよ」 と客室乗務員はいう.「コンピュータがダウンしているの」という.こういう時に,簡単に壊れるものだね.

関西国際空港からデトロイトへのフライトの途中で,一度コンソールと飛行機全体が「AVシステムの問題を多分修正できるとおもうので」 再起動された. 全部の電気が消え,しばらくの暗黒の後,全てが起動した.これはすごく恐い一瞬だった.身に危険を感じた.

僕が今のっている飛行機はちょっと混乱しているように感じる.何かが変だ,というのを感じる. のっている人はほとんど日本人だ.子づれの家族.子どもはもうすでに夏休みなのだろうか.

夏休みに日本からカナダに行くのはすごいことのように思える.

Carte de declaration douaniere" On m'a donne. C'est en anglais et en francais. Il dit "Francais au verso" et il me raconte le facon. Canada est un pays avec une histoire etrange; que je ne compris pas.

2002年7月4日 23:30@ヨークデール,トロント,カナダ

今僕は休む事ができる.平和に. 部屋はだだっぴろい.とても大きい.これしかいえない.ダブルベッドが二つある.

ホリデイインに到達したのは23:30だった.ヨークデール駅からヨークデールショッピングセンターを通って歩いた. ロレンスウェストからヨークデール駅まで地下鉄で行った.地下鉄はすごくよくできた駅で,到達駅方面ではなく「北」と「南」行き,と書いてあった. 電車には人があまりのっていなかった.ロレンスウェストにはピアソン国際空港の2番ターミナルから58番バスをひろって行った.3番ターミナルから2番ターミナルにはシャトルバスで行った.


ヨークデールの地下鉄の駅の入口

合計の交通費用は $2.25 だった.電車にのってバスにのるためにそれだけ. バスにのるときには少し困った.僕はもっとも細かいものでも$10の紙幣しかもっていなく, バスの運転手は$10を受け取ってくれなかったからだ. 親切なレディー(多分インド系?)が居て,両替をしてくれ,さらに25セントコインまでくれた. 助かった.ありがとう.

ホリデイインに22:45に到達してから,22:55にレストランで食事にありつけた.あと5分で閉店だったところだったのだが, あぶなかった.クラブサンドイッチというものを頼んだ.なんともいえない巨大なハンバーガーみたいなもので, 山のようなポテトがついていた. 「アメリカ」だな,と思った.

しかし,人のしつが全体的にちょっと高貴っぽくて上品でしずかだと思う. 多分.

ホリデイイン@ヨークデール 2002年7月5日 8:00@ヨークデール

出発前に気づかなかった多くのことが今僕にのしかかってくる.カメラが電池がきれたようで動こうとしない.ハンカチがみつからないし,ベルトも どっかに忘れてきたらしい(とかいっていたがあとで探したらみつかった)

自分になにか買物をしてあげたい.$50でタクシーにのる予定を電車とバスで行ったから,すごくやすくついたから.

どうやらダウンズビュー駅に地下鉄で行き,そしてバスに載り,二つくらいストリートを行ってから,別の場所に行けば良いのだろう. ヨーク大学はそこまで遠くない.

多分難しいだろう.朝飯を食べ,荷物をここにおいて,チェックアウトして,買物に行き,1PMくらいにもどり,ヨーク大学に行く.こんなかんじでいけるだろう.

外はあまりにも美しく,僕はそとにでなきゃ,と思う.ダブルベッドが二つ並ぶこの部屋はよい部屋だし,泳いだりとかしたいんだけど, ダブルベッドが二つの部屋に泊まる事なんてどこでもいつでもできるし,泳ぐこともここでなくてもできる. トロントにはたまにしか来ないよ.

9:30@ユニオンステーション,バーガーキング@トロント


バーガーキングの食事

モーニングマフィンにはコーヒーがついてきた.とても大きなコーヒーだ.ミディアムのはずなのに,ラージすぎる. $3.31.25セントのコインの使い方が良く分からない.$1 + $2 + 25c + 10c + 1c - 5c = $3.31??? わけわかんない

ヨークデールからユニオンステーションはあまり遠くない.ヨークデールショッピングセンターはでかすぎる.巨大だ. でも僕が通りかかった時にはまだ開いていなかった.


地下鉄のユニオンステーション

カメラ屋でインスタントカメラを買った.動いたらいいな. ユニオンステーションの地下の商店街は巨大だ.面白くなってきた.

あらゆるものが新鮮だ.砂糖の袋さえ新鮮.「sucre」とフランス語で書いてあったりする.全てが興味深い. 僕はときどきはありえないところに存在しないとだめなんだろうなと思った,「自分がここにいてはいけない」と日本で思う状況を改善するために. 日本で日本人っぽいと感じれていないけど,ここでは本当に異邦人だと感じることができる.

2002年7月5日 11:45@ユニオンステーションからヨークデールまで地下鉄で.

何かを購入するという行為自体が冒険だ.店では店員がずっとつきっきりになるらしい. 店員は自分の店においてある品物の値段すら知らない. 文房具を買ったのだが,そこにいた店員のおばさんはとても親切だった.

CNタワーに登って,見て回った.オンタリオ湖は巨大だ.CNタワーは世界一高いタワーらしい. そこでTシャツをいくつか買ってみた.


CNタワー

CNタワー

CNタワーからの眺め

「Skywalk」という道を歩き,Go トレインの「ユニオンステーション」に行った. そこで強い既視感を感じた. 不思議な感覚だ.


GOトレインのユニオンステーション

7UPを買ってみた.600mlのペットボトルが$2.50もする(CNタワーのまわりだったからかも知れないが)のに驚いた.

単純な「買物」がとても楽しいというのは新鮮だ.


ユニオンステーションの近くの郵便局

12:30@ヨークデールショッピングセンター

ヨークデールショッピングセンターにて,ツイスターとペプシをケンタッキーフライドチキンで頼んだ.ペプシは巨大だった. バケツみたいないれもので出て来る. 1パイントなんだろうか.それとも1リットルなのだろうか.

ヨークデールショッピングセンターは巨大だ. Debconfに15:00に着く気がまったくしなくなってきた.

ヨーク大学での自分の部屋,2002年7月5日,25:30


大学の寮の部屋

この人達にすくなくとも会った.かれらをよく分かった.ビールを飲み,会話した.

夜は寒い.でも満足している.

Debconf二日目,朝,2002年7月6日,7:30@ヨーク大学

寒い.部屋が寒い.

目から見ないデベロッパの人が居た.昨日までそんなことがありえるとは夢にも思っていなかった.

部屋はきれいだ,そして未使用な感じがする.ドアに落書があって,それを消そうとしたあとがあった.それくらいか. 風呂はまぁ,共用なのだが,良い感じだ.ただ,なかなか電気の付け方がわからなくて困った.

昨日からどうも左のあごが痛む.良くない傾向だ.

昨日はほとんど迷ってすごした気がする. CSホールで人をみつけれたのは14:55だった.これは難しかった.

2002年7月7日 10:20@Debconf2


Debconfの1シーン

Phil BlundellとMatt Kraaiに会った.飯をくらい,ビールを飲んだ.朝の一時くらいまで.CPUやgccや,その他のことについて話した.

ARMについて話した.alphaにlibc6.1があるのは,全部のバイナリを再構築しなおすはめになったからだそうだ. ARMもそうするのが良いだろう.

Lindowsの人の話しは結構面白かった.


夕食にてのBoot floppiesのハッカーたち

2002年7月7日 23:25

Phil Bと19歳の少年と一緒に二つパブに行った.最後のパブは僕が払った,とおもう.3人で20ドル.とても安いと思う.

LindowsからPCが送られるかなんかで,抽選があった.そこで僕はHPからのハードディスク(79GB 10000rpm のHDD/SCSI)をもらった. BdaleはSCSIのインタフェースをあげるよ,といってくれた.もしどこにも突っ込めないのなら. 彼にメールを書くのを覚えておかないと.それともSCSIインタフェースを自前で取得するか.

2002年7月8日 12:11@ピアソン国際空港

多くのことが起きた.僕はもうTTC交通を利用する事に慣れを感じる.GO交通は全く利用していない. トロントのいろいろなところにいくのに$2.25 をしはらうということに慣れた.

昨日は Phil Blundell ともう一人イギリスからきた人(サフィールド?からきたのだったか,思い出せない)と一緒にトロントのダウンタウンに繰り出した. 三つのパブに行き,そのうち一つが若すぎるように見えるからダメだ,と言われた.写真付きの身分証明書を持ち歩いてもいなかったので,そこは引き下がった. 最初の店はイギリスのパブのチェーン店らしい.最後に行った店は,「Irish Embassy」というアイルランド風の店だった. そこでギネスを1パイント頼んだ.あまりにも苦く,ヘビーで,何も余分に食べる必要が無いくらい.

Debconf にて,僕は一部の人に2003年4月から僕がどこに就職しようとしているかについて言った.

朝8時に目覚め,9時くらいにチェックアウトしてDownsview へのバスに乗り,Lawrence West への電車にのり,ピアソン国際空港の2番ターミナルへ行き,そこからシャトルで 3番ターミナルに行った. 大体10:50くらいだっただろうと思う.

トロントにいる女性は全体的にしわが多くて,太っているという印象を受けた.キオスク(Newsagents)の店頭には,健康雑誌とコンピュータ雑誌が多い. 若い女の子はちょっと可愛いと思う時もあるけど,そういう場合は大抵かなり若すぎる. 一部の女性は本当に美しかった(僕の印象としては)けれど, そういう人は凄く希少だった.

ニューヨークにいくということが不思議に感じる. もう満足して,終った,という感じに満ちている. ここまで結構うまくいっているということに満足を感じている. 問題は多くあったけど,大丈夫だった.

カナダで一番困った事は,だれも100ドル紙幣や50ドル紙幣を受け取ってくれないということだった. 変な国だ. 僕を結構苦しめた.今200ドル持っているが,100ドル二枚だ. あと,おつりが凄い量になるのが困った.コインが大量にある.まるで日本みたいだ. 消費税が意味不明で,都合の悪い事に,外税になっている.

2002年7月8日 14:45@デトロイト

人生は面白い. 飛行機の中の僕の座席のまえに忘れ物の荷物があった. ひとしきりさわいだ. 入国管理のところで「ニューヨークに知合いがいるのか」と聞かれるのが不思議だ. 観光するのに,知合いがそこにいるのか,って重要なのか?

New Yorkで一つ予定しているミーティングがある. いけるだろうか. 予定が凄く少ない.

ひげが生えて来ている.

JFK空港からNYCの中央部に行く方法を調べる必要がある. トロントでは迷いすぎたし.

ニューヨークに到着する.2002年7月8日 20:10@コンフォートインマンハッタン

コンフォートインのフロントに到着した. 飛行機の中で日本人の男性と女性の隣になって,その人達と一緒にホテルまでのタクシーに一緒に乗った. あまりにも東京方言だったので,なんとなくおちつかない. タクシーはマンハッタンまで35ドルで行けるらしい.それから先の停車は通常料金をとるようになる.

ラウンジにいる小さな女の子たちはニューヨークの男たちが地元とは違う喋り方をするということについて騒いでいる. ソーダのことをポップと行ったり,オレンジというのを全然違うアクセントでいったり. オハイオから来た子たちらしい. 一時間以上の待ち時間がある. 他にやることはない.ただ,待つか.

カナダの人は携帯電話をかなり使っていた. イギリスの電話はカナダでローミングして使えるらしい. 凄いと思う. コンフォートインマンハッタンでなんともいえない居心地の悪い待ち時間を過ごしている. 今何をしていたら良いのか分からない. 同行する予定の人達がどのような部屋を予約してくれているのか全く予想もつかない. チェックしてこなかった. このホテルは本気で場所が足りなさそうに見える. マンハッタンには場所が足りない. 二つダブルベッドがあるような部屋をここで予約できたとは到底思えない.

首にへんな痛みがある. 僕の鞄がすこし壊れた. 運がわるいな. もうちょっと耐久性のある鞄を本気で探したほうが良いかも知れない.

町は凄く混雑していて集中しているように見える. 家々は間にスペースを持たずに構築されている. あらゆる建物の背が高い.

ホテルに到着する団体が居る. 変だ.130室もこのホテルにあるとは信じられない. 受付のある一階はすごく狭い.男の子と女の子の団体が信じられない程の量の荷物を持っている. 修学旅行かな? 信じられない. こんな出来事が起きているところにいる自分が可哀想だと思う.

どうなんだろう. この一時間をどうやって過ごそう. 腹が減って来たんだけど. 近くでなんか食べるものを手にいれてくるべきかな. とかなんとか. ここはすごく居住区って感じがする. 適当に食糧が手に入れられるような店が無いように見える. 最悪だ.

暇だ. selfGOLのコードを読み直してしまった. 面白いもんじゃないか. いままで知りたくもなかったことを教えてくれる. プログラムを書く良い手法.そしてプログラムをこういう風に書いちゃいけないという例. perlという言語の文法の微妙な所を教えてくれる. これこそが究極のプログラミング(エキストリームプログラミング(XP))だって言えると思う. 一般庶民のいうXPって,保守的プログラミングのことでしょ,って.


ルーズベルトホテルの近くでの昼食

2002年7月10日,14:06@セントラルパーク

セントラルパークのベセスダ噴水にいる. よい公園だ. よく手入れのゆきとどいた緑の芝生が多くて そこには人がたくさんいる. 動物園があったりする. ほかにもたくさん.


ベセスダ噴水

太陽が強く照る.人が歩いたりジョギングしたりしている. 上着を脱いで歩いてたり,走ってたりするひともいる. あつい.

ここは十分に広くてスケートボードで遊び回ってもだれにも迷惑がかからない.

ルーズベルトホテルから北に向かって歩いてみて,ここにたどり着いた. ディズニーショップがあったので,75%引きでちいさなぬいぐるみを買ってみた.

Piggy
Mr. Piggy

あのひとのことは全く忘れることなんてできていないことが分かった. あのひとのことをずっと考えていて, 僕が何を買ってあのひとに渡したらあのひとは嬉しいのだろう,と考えてしまう. 馬鹿な少年,無駄な期待と希望を持つ. そこには希望はない,もう考えない方がよいのかもしれない. よくわからないや.

ニューヨーク中央マンハッタン図書館に行った. 聖トマス教会に行った. こういうこまごまとしたところがとても面白い. とりあえず僕は町と場所の雰囲気を呼吸することに楽しみを見出している. 公共の交通機関にのることが楽しいし,道を歩く事が楽しい. 店でどうでもよいものを買って来るのが好き. アメリカでしか感じられないことだと思うから. ちょっと恐いけどね.


聖トマス教会

国連ビル

15:44@ストロベリーフィールド,セントラルパーク

だれかがIMAGINEを歌っている.面白い場所だ. みんな何をしているのだろう. 地面に「IMAGINE」と書いてある石がある. ベンチがたくさんある. 場所自体は涙のつぶのような形.

美しい女性. よくわからない人々. 日本人の旅行客が居る. ONE LOVEと書いてある銘があると聞いて来たのだが,どこなのかわからない. どこ?


ストロベリーフィールドの銘,セントラルパーク

18:00@ニューヨーク図書館


ニューヨーク公共図書館

この図書館は巨大だ. 二つのブースだけ訪問した. 一つには「独立宣言」がかざってあり,もう一つには 詩人たちの直筆の書物がかざってあった. 多くがあった.感動した. 鮮烈なラブレターがあったし,告白的な詩があった. 僕を言葉でなぐりかかってき,そして僕の心に何かを突き刺した. 暴力的に面白い. ただ,いろいろとうろついた結果として,今は荷物をいっぱいもっているので,ちょっとそれを処理しないと.

2002年7月12日 14:05@H2K2

ホテルペンシルベニアというところは大きくて古いホテルだ. 多くの人がそこに集まっていて,でもそこの誰も僕は知らない. へんなの. DeCSSの話とかを聞こうと思っている. 僕が興味をもってすこし足をふみいれた空間だから.

朝はブライアントパークに行って,そこでネットワークに繋げた. この公園には無料の無線LANのホットスポットがある. ウェブページをいろいろと読んで,そこである女の子のページにすこし衝撃を受けた. なんか文章の文体が凄く変わってしまったように見えた. すごく他人行儀な. なにかあったのだろうか,凄く気になる.

昨日はMOMA/QNSに行った.小さかった. 本当に全部みたのだろうか,と疑問を感じさせるくらい小さかった. その疑問は,他のメンバが自分と違うものを見ていて,他の人が自分の見たものをみていないと 言い張り始めた時により鮮明になってきた.

すごく疲れ切っている

昨日の夜は42nd streetというミュージカルを見た. クラシックなミュージカルだと思った.ミュージカルに期待できる全ての物を提供してくれるエンタテイメントだ.


ミュージカルの会場前

19:00@WTC/グラウンドゼロ

WTCにはいろいろとあった. 結構観客が居た.まわりのビルは再建築中のようだった.露骨な傷のせいだろう. 建築作業を見るための場所が用意されていて,飛行機が作り上げた地面の傷を見る事ができる. パトリオットは好きではない.だが,感動する. その事故のため閉鎖していた地下鉄の駅がいくつかある.凄く.

帰国の日,2002年7月15日 7:30@JFK

h2k2は楽しんだ.本当に.あ〜,どうだろう. 同時にあった学術的な会議よりは楽しかった. そこに居る人の種類を僕はあまり好きではなかったが,言っていることは面白かったし,知るべき事だと思った.

最後の三日間は一人でh2k2にいって終った.二日目は Tomo と一緒に参加した. ある程度は楽しかったと言える.やつらはアメリカのオタクだ.

この聖書からの文章が僕に強い印象を与えた.聖書からだ,って最初は分からなかったんだけど. 聖書で書いてある内容からかけはなれた内容で利用しているようにも思えるけど, 飛行機で見た映画で使われていた;悲しいラブストーリーだった. 「A walk to Remember」という映画.

"Love is patient, love is kind. It does not envy, it does not boast, it is not proud. It is not rude, it is not self seeking, it is not easily angered, it keeps no record of wrongs. Love does not delight in evil but rejoices with the truth. It always protects, always trusts, always hopes, always perseveres." I Corinthians 13:4-7

愛は辛抱強い,愛は寛大. 羨ましがらず,はったりをかませず,自信過多ではないこと. 無礼にふるまわず,利己主義でなく,簡単には怒りださず, 過去の過ちを覚えておこうとなんてしない. 愛は悪により喜びはせず,真実に喜びを見出す. 愛は常に保護し,信頼し,期待し,あきらめない.

その他の写真


エンパイアステートビルのまわり

エンパイアステートビルからの風景

ロックフェラースクエアで買った「ルートビール(?)」と「クリーム」.凄くまずい.

Junichi Uekawa

$Id: 200207-canadatrip.html.ja,v 1.12 2005/08/23 00:12:36 dancer Exp $