2024年1月27日 (土曜日)
10:46:09
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Life
今月読んだ本の読書メモ。
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「脳は世界をどう見ているのか」ジェフ ホーキンス。167ページまで読んだ。
著者がパームやってた人で経歴がおもしろい。脳についての仮説の話。
脳には旧来のところと新皮質がある。
新皮質は同じような構造が繰り返されている。
格子細胞、場所細胞という場所から情報のマッピングが古い脳の中にある。新皮質にもたくさんの同じようなマッピングが存在している。
AGIに望むことを提言している。
コンセプト的にn次元座標になっているというのはつまりEmbeddingのことだなぁと思いながら読んでいた。
脳は常に予測していて意外なことを発見するようにできている。
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「拡散モデル データ生成技術の数理」岡野原大輔。36ページまで読んだ。
生成モデルとそのトレーニング法を定式化して表現、特性を説明していく。ガウス分布の乱数によるノイズをN(0,I)のような項で表現していてそのまま処理していてなるほどとなった。
グラフの形とかどちらに凸かとかは乱数の項のあたいが分布のままでもわかる、なるほど。最近こういうアプローチとっていなかったなぁと反省。
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「課長2.0」前田鎌利。55ページまで読んだ。
リモート中心の働き方においてどういうマネジメントがよいのかについて語った本。
正直席が隣でも同じことが言える気がする。
仕事は信頼して任せて結果を出してもらうしかないのだな。
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「風の名前」パトリック・ロスファス。読もうかと思ったけどなんか嫌だったのでやめた。
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「FOCUS」ダニエルゴールマン。
大脳新皮質と皮質下の層についてのやりとり。アテンションと上の空について。集中と夢想について。Mind Wanderingについて。
運動選手はテクニックを考えながらだと動けない。大脳新皮質は直接筋肉にはつながっていない。
ドーパミンは動機とか忍耐。エンドルフィンは快感。ポジティブだと報酬系。
「もしあらゆることがうまくいってたとしたら10年後どこにいるだろう。」と考えてみる。
練習すること。情報のチャンク化。自動化の練習に対して。
能動的に行う。集中して練習。大脳新皮質が駆動するトップダウンの動きでルーチンに抗う。楽にできることを繰り返す意味はない、負荷をかけ続ける。
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「不白筆記」p18まで。
表千家7代目のころの川上不白の筆記と伝わっている本。
「事サ」については語らないと言っているがこれがなにをさすのか、基本的な動作とかのことなんだろうか。
「こほし」とか表現が古い。
ドラのパターンがすでに裏表武者小路で異なっている。
タバコ盆の置き合わせは大事な手続きであった、いまでもか?
夜咄の茶事のときの手燭のとりまわしとか、なるほど?
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「センスハック」p130まで。
色や光や香りで五感に訴える家庭環境を作るとよい。
きれいなテーブルで食べる食事は美味しい。
お風呂の湯に入るとよい、睡眠にもよい。
部屋からの眺めは大事である。観葉植物もたとえば不純物を取り除いたりする。
人間は暗くて落ち着いた場所を好む、古代からの記憶。
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「私達はどう学んでいるのか」p64。
創発について。計測できる「能力」というのは幻想である。問題解決能力は問題のシチュエーションに依存する。言葉による知識の伝達には限界がある。学習はどうあるべきか。
11:02:22
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Life
お茶イベント。
初釜を先生のところでやり、職場でやり、そして先週はまた別のお茶会をした。二週間ほど連続していたのでちょっと忙しすぎたかも。