2024年2月25日 (日曜日)
14:24:57
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Life
今月読んだ本の読書メモ。
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「翼の翼」朝比奈あすか。
主人公の翼を母親の視点から。小学2年生、4年生、6年生の時点でそれぞれ中学受験生の母親の葛藤を描く。
中国赴任から日本に帰国して干されている夫の強引な指導とか、ひずみ、小学生の便りなさ、
虚構、嘘、裏切り、といろいろなドラマがあり、そしてリアル。あーこれ履修済みだという。
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「Rookie Smarts」ワイズマン。p43まで読んだ。新人に任せたほ
うが良い仕事もあるというものがあると。ベテランに欠けている
ものがある、それはなにか。ちょっと読むのに気合が入らなかっ
た。
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「不白筆記」p22まで。難しいのう。道具の取り合わせはバランスであると。ここが個人的には一番不思議な価値観である。
朝顔を全部きって部屋の中に一輪だけ飾っていたというエピソードが利休のものとして紹介されている。
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「Sense Hacking」チャールズ・スペンス。p184まで。
温度には男女差があって、オフィスの色で感じ方を多少は緩和できるかとか。
光は青い光は夜明けの光として知られているとか。車の匂いは新車の匂いをハックしていてそういう香水を導入しているとか。
扉のあけしめの音は設計されているとか。
テクノ・ミュージックを聞いていると自動車の速度を出しすぎるとか。
スマホによりアテンションが逃げる時間が思っているより長いのがやばいとか。
視点を移動させないこととか。
自動車運転中の風景が幸福度に影響すること、地下のトンネルずっと通っているのは一番不幸である。
シックビル症候群はオイルショックのときに換気減らしたら発生したもので一体何が原因だったのかはよくわかっていないだとか。
ほんまかいな。気になるトリビアがたくさん。
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「大学・中庸」p43。
二宮尊徳の読んでいた本である。「明々徳」、「新民」、「止至善」というコンセプトを解説している。
孔子の言葉を弟子の曾子が記述したものだと言われている。当時は論語はあまり重要視されていなかったのかな。朱子が解釈したものが今は良いとされているんだろうか。
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「私達はどう学んでいるのか」。
ブロックの組み立て速度の習熟実験によると上達にはうねりがあり組み合わせの変更でうねりの下に来る。
徒弟制の合理性について。授業してシステマチックに教えれるという幻想、なんたら「力」というスカラーな力なんか存在しないんじゃないか。問題解決は問題のコンテクストによるところがある。
近接項と遠隔項があり、近接項はチェックリストにできるが、遠隔項、ポランニーの言う暗黙知は伝達が難しい。
頭の中に全てがありテストを受けることで計測できるというのは現実の問題ではない。
21:04:26
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Life
確定申告の儀。今年もとりあえずなんとかやっつけた。先週完了したつもりだったけど修正して再度提出。期間内なら何度提出しても良いはず。
毎年ある程度悩んでいるはずなんだが毎回メモが散逸している。
今回まずマイナンバーカードをQRコード認証をやろうとしたらChromeOSのChromeからはできないと進むことができなかった。推奨環境ではないのはわかっているが
試すこともさせないとはなんでだろうか。
最近は警告はするが使わせてくれるようになっていた気がしたが、とりあえずID/パスワード方式にして手動で色々と入力。
終了してからはとりあえずここ数年分の保管していたよくわからない銀行からの通知とか、控除の基準に達しなかった医療費の領収書とかを廃棄しておいた。