2023年4月30日 (日曜日)

15:40:04 # Life Debianパッケージのビルド依存関係を逆にたどる。 自分のパッケージの依存関係として新しいバージョンの既存のパッケージが必要になった。 そうするとどのパッケージがどのパッケージにビルド依存しているのかなというのが確認したいときがある。 古いバージョンで動いたけど新しいバージョンで動かなくなるかもしれない。 そういうときにbuild-rdepsたとえば、widestring 0.4をwidestring1.0にアップデートしたらどのパッケージに影響するのかなと言うことを調べたければbuild-rdeps librust-widestring-dev。 これでまずパッケージの一覧が現れて確認ができるようになるでしょう。 まぁここから先が大変なのだけど。

Reverse Build-depends in main:
------------------------------

rust-async-std-resolver
rust-ipconfig
rust-sequoia-net
rust-trust-dns-resolver

Found a total of 4 reverse build-depend(s) for librust-widestring-dev.
	

16:18:53 # Life Debianのパッチのヘッダー。Debianパッケージを眺めているとdebian/patches/以下にパッチファイルがおいてある。 普段Gitばっかり使っているのでGitの生成するパッチを見慣れているのだがどうも見慣れない内容がある。 調べてみるとDEP3という規格がある。 Descriptionタグなどが定義されていて、そこに説明を書いておくらしい。 個人的にはGitのformat-patchの生成するテキストファイルで必要十分なことが多いんだけど、と思ったら2009-09-26付でこの規格がGit format-patchの出力を許容するように変更になったので一貫性はないけどGit format-patchでも良いことになったようだ。

Junichi Uekawa