2021年4月24日 (土曜日)
14:19:39
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Life
今月読んだ本の読書メモ。
- 「新型コロナ収束への道」コンサル的なまとめ。人に説明するのにこれは良いかも。基本を抑えていて薬の動きとかもよくまとめている気がする。2−5年くらい経済インパクトがあると予測している。
- 「発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術」借金玉
ライフハック。カバンを一覧性のたかい大きなものにしてなんでも入っているという安心感、とかバインダーで管理するとか。
メモ帳は年に一冊買うものだと思ってたので何冊も買うというのが目からウロコだった。
アイデアノートは大きなスケッチブックを使っているとかなんかすてきやな。クリーンスペースとして机一つを確保して片付けるために全部ものを落とすとかワイルドで良い。
休養が最も優先度の高いタスクであるとかよい。
空気が読めないと意味がわからないが部族の通貨として褒めるというのがあり、飲み会も儀式である。
うつ集中、過集中と対応するために30分タイマーを用意する。
- 「When 完璧なタイミングを科学する」ダニエル・ピンク
ふと動画をみたので本を読んでみた。
中だるみというのがあるので中間にチェックポイントをおくことで行動が変容する。試合の統計値をみると一点負けているハーフタイムは2点勝っているハーフタイムくらいの勝率。
何がうまく行かなかったかというのを始めに書き出す、Premortemで分析する。
人には活動時間帯が何種類かある、クロノタイプ、ひばりとふくろうと呼ぶ。就寝時間と起床時間の中間値をとってそれで分類できる。
朝起きて数時間活発になり午後に谷がくる、他には昼寝でかい日できる。朝は論理的、午後はひらめきが。
朝はメール読んでいる場合ではない。
- 「バートン版 千夜一夜物語」
最初だけ読んだけどこんな導入で始まるのかひどい。いきなりアラーから入るというのも面白いしイギリスの領土のなかでは一番多数派の宗教について理解するという主張も面白い。
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「プロの勉強法」色んな人の勉強法についてのエッセイが掲載されているが何の企画なんだろうか?
古市:朝は誘惑がすくない。30分でいいから続ける、短いほうが続くと。
吉本:学び続ける。3つバリエーションを作ってみる。
勝間和代:2000冊の本を読め、ただし一冊1−2時間くらい。専門書よむときは偉い先生と対話しているつもりで読む。賛成反対の両方からの知の三点測量法。
荘司雅彦:古の未来予測本を読んで検証してみる。書物を鵜呑みにしない練習。ブログに書くと曖昧な知識が整理される。
内藤忍:手帳に書くと地図を持つようなもの、自分がどこにいるのか把握。
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「モチベーション3.0 Drive」ダニエル・ピンク。
20%ルールについてとか。金銭的な報酬がネガティブな結果をもたらす。アメとムチではきかない。
Fedex Dayは24時間以内に配達してくれるFedexにちなんで24時間で何かを作り出す。
チクセントミハイのフロー。
自己評価について。
お小遣いをお手伝いの報酬にしてはならない。
努力を褒める、頭が良いと褒めると努力しなくなる。ダグラス・マグレガーのマネージメントのX・Y理論。
Best BuyはROWEな組織。Type XからType I(自律、マスタリー、目的)。
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「学習の本質 研究の活用から実践へ」OECD。インストラクショナルデザインなどについて。
Coherence (無関係な要素を減らす), signaling, redundancy, spatial contiguity, temporal contiguity.とか。
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「コーチングの神様が教える後継者の育て方」マーシャルゴールドスミス。
CEOのやめかたについての本。Lame Duck、Last Chance。
いやーつらいねこれも。
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「ラマヌジャン ζの衝撃」黒川信重。
ハーディにあまり良く扱ってもらえなかったんじゃないかと延々と語る本。可愛そうだなぁ。
連載をそのまま載せた感じで入門書としては良くない気がする。
発散級数を扱う、ζ(-1) = -1/12 。
1+2+3+4+... = -1/12 で 1-1+1-1 ... = -1/4で 1+1+... = -1/2と。
ここらへんの話はカシミール効果とか弦理論の時空次元で応用されているらしい。
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「絆創膏日記」東田直樹。
自閉症の著者。カレンダーは縛られてしまうので苦しい。九九が楽しい。ごめんなさい。パニックと興奮。
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「ジョニーブンコの冒険」ダニエル・ピンク。
日本に滞在していた時期に漫画文化にふれて漫画をつくることにしたらしい。
この本の教訓は:プランなんかない、得意なことに注目する、自分のことは問題じゃない、根気が才能に勝つ、素晴らしいヘマ、足跡を残せ。
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「勝間式超ロジカル料理」勝間和代。めっちゃ読んだ記憶があるんだがどこでだろう。
ヘルシオとホットクックを二台づつ並列に使っているところとかしびれる。
コンロは制御が難しいんだから最近の電子調理器具をつかえといっているのが素敵。
あと食洗機があるのに食器乾燥機もあるというのが面白かった。
料理のレシピのなんかおもしろいことをいろいろいっててうーむ。
- 「フリーエージェント社会の到来」ダニエル・ピンク。
2001年の作家としてのデビュー作。まず過労で職場でゲロをはくところから始まる。
20年前の先進的なフリーランスの社会が垣間見える。レイオルデンバーグが提唱したサードプレイス、スターバックスをサードプレイスとして利用する。キンコーズはオフィスで顔なじみがいる。書店としてBarnes and Noblesを図書館の代わりとして利用する。
仕事は生活と分離しているものではなく、フリーランスには生活と仕事の融合がある。
学会に参加するというのはこの本だっけな。
個人株。
Free agent nation債。
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「うまくやる人のリモートワーク術」山内貴弘。
KPIを計測しておく、自分の調子はよくわからない。メールの返事、書類の枚数。
場所は自由である。
プレゼンテーションを締め切りとして活用する。
根回しをしてからビデオ会議することを心がける。ストーリーをいくつか用意しておく。
メールのメッセージを三回よんでから返事をする。
学ぶ。視野を広げる。
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「イギリス英語は落とし穴だらけ」スティーブ・モリヤマ。
Back Burner。I hear what you say(だが同意はしていない)。Red herringはニシンなんだが狐がりのときの犬に嗅がせているやつのことだの。
ざっと読んだだけだけどそれっぽい。
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「回路とシステム」線形時不変システムの紹介があったのでざっくりと読んだ。
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「高校数学でわかるフーリエ変換」フーリエ級数、フーリエ変換、ラプラス変換、演算子法と順番に説明してくれる。ストーリー仕立てだけどちゃんと数式も出てくる。
ヘビサイドがラプラス変換わからずに演算子法を作ったというのがなかなか味わい深い。
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「バイエル原典探訪」10139の復刻が半分をしめている。この楽譜の雰囲気はなんかやる気になる。市中に出回っているバイエル本とは雰囲気が全然違う。
親子の連弾のための楽譜、エピソードと学術的な考察が楽しい。
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「バイエルの謎」前一回読んだが再読。続きが連載になっていてさらに書籍化していたので復習。
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「使える数学!! 応用解析 -- ラプラス変換/フーリエ解析/ベクトル解析」
ラプラス変換とかフーリエ解析とか教科書として説明してくれる。
ベクトルについての部分は便利だと思うけど関係あったのかなと一瞬思わんでもない。
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「トリガー」ゴールドスミス。
まだ113ページまでしか読んでない。希望が経験に打ち勝つ。
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「自閉症の僕がとびはねる理由」東田直樹。
自分が言いたいことが頭から消えるとか、目を見て話をきくことなんてできない、声に集中しているからとか。視覚的な刺激でスケジュールを確定されるカレンダーは変更するとパニックになることとか。
最後の小説の死んでしまっているから伝わらないという部分、辛い、つまり自閉症であることは幽霊であるのと似ている感覚なんだろうか。