2014年5月8日 (木曜日)

18:25:25 # Life qemu-user 環境でのデバッグ。 通常のstraceやgdbが使えないので代替手段が用意されていて、 環境変数 QEMU_GDBでgdb stubの指定、 QEMU_STRACEでstrace相当の表示がされる。 linux-user/main.c を読むとよいかも。man qemu-xxx は Debian用に作成された古いドキュメント。 straceの場合、QEMU_STRACE=1 commandと環境変数を定義して実行するとstrace的な出力が出る。 gdbの場合はもうちょっと複雑で、gdb-multiarch をホスト環境にインストールしておきQEMU_GDB=portで起動したバイナリーに対して gdbをアタッチする。

target$ QEMU_GDB=8099 ./binary  # 起動したら、gdb アタッチを待ってとまっている
host$ gdb-multiarch ./binary 
(gdb) set architecture armv5te 
(gdb) b main  # 適当にmainあたりにブレークポイントを設定してみる。
(gdb) c
	
Junichi Uekawa

$Id: dancer-diary.el,v 1.94 2009/10/21 14:02:48 dancer Exp $