2008年8月30日 (土曜日)

10:22:56 # Life eeepc に distccをインストールしてみた。 MacBookでビルドする際になんらかのたしになるか?と思ったんだけど、どうでしょう。 avahi を活用して zeroconf として使えそうな雰囲気で書いてありちょっと期待しました。 これがちゃんと動くと、ネットワークで近所にあるマシンで distcc サービスを動かしているものがあったら 勝手に追加されるというのができてしまいます。 ただ、それはまだうまく動かせませんでした、2.18.3-8 時点では ipv6 対応がうまくいっていないようでした 481951。 ipv6 のアドレスに対応していないのが問題なので、 明示的にipv4 で使えるホスト名を指定してあげればうまく動きました。 ホスト名 akkeee と coreduo があったので、 DISTCC_HOSTS="akkeee.local coreduo.local"と指定したらいけましたよ。

akkeee:/home/dancer# netstat -lp | grep dist
tcp6       0      0 [::]:distcc             [::]:*                  LISTEN      3119/distccd    
	

10:51:31 # Life 手元のmacbookのファイルシステムの分割のしかた。 160GBのディスクで etch d-i の LVM でインストールしようとしたら動かないバグ(120GB 以上の場合?)にひっかかったので LVMではないインストールになりました。 とりあえず普通のパーティション構成にして、/home を消してLVM領域にしなおして構成。 デフォルトでは / は 7GB 程度しか割り当てられないためすぐに容量がいっぱいになるので /var とかを別パーティションに飛ばしたりしています。 とりあえず今の感じ。 /dev/mapper/xxxx となっているのは、LVM2 の領域です。 LVM2 の領域は df とかでは device mapper のパスで見えます。

$ df -h 
Filesystem          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda1             6.5G  3.3G  2.9G  53% /
tmpfs                 490M     0  490M   0% /lib/init/rw
udev                   10M  100K   10M   1% /dev
tmpfs                 490M     0  490M   0% /dev/shm
/dev/mapper/vgcoreduo-home
                       40G   19G   19G  51% /home
tmpfs                 490M   12K  490M   1% /tmp
/dev/mapper/vgcoreduo-var
                      9.9G  2.4G  7.1G  25% /var
/dev/mapper/vgcoreduo-pbuilder
                      3.0G  391M  2.5G  14% /var/cache/pbuilder
	

fstabはこんな感じ。

proc            /proc           proc    defaults        0       0
/dev/sda1       /               ext3    errors=remount-ro 0       1
/dev/vgcoreduo/home       /home           ext3    defaults        0       2
/dev/sda2       none            swap    sw              0       0
/dev/hda        /media/cdrom0   udf,iso9660 user,noauto     0       0
tmpfs		/tmp		tmpfs	rw
/dev/vgcoreduo/var	/var	ext3	defaults	0	1
/dev/vgcoreduo/pbuilder /var/cache/pbuilder ext3	defaults 0 2

	

21:55:52 # Life distcc を debuild で利用する。 distcc/ccache を debuild で利用する方法も確立されているようです。 Debianでも並列ビルドオプションも最近はサポートされているようです。 debuild に並列度数を指定するオプションで「-j5」などを指定して実行すればよいです。 distcc などの設定は簡単で、.devscript に設定を記述すればよいです。 これで、超高速にビルドができるようになります。

DEBUILD_SET_ENVVAR_CCACHE_PREFIX="distcc"
DEBUILD_SET_ENVVAR_DISTCC_HOSTS="coreduo.local akkeee.local" # ビルドに利用するマシン名
DEBUILD_PREPEND_PATH=/usr/lib/ccache
	
Junichi Uekawa

$Id: dancer-diary.el,v 1.92 2007/08/30 21:46:09 dancer Exp $