2007年11月18日 (日曜日)

11:52:55 # Life 東京エリアDebian勉強会参加報告。 11月の第34回東京エリアDebian勉強会を実施しました。 今回の参加者は 山本浩之さん、小林さん、前田さん、satokenさん、キムラオサムさん、Mattia、Ester Celli、荒木淳さん、 山本琢さん、やまねさん、でんさん、福田朝さん、本庄さん、キタハラさん、イアンルイスさん、千葉さん、岩松さん、野首さん、上川の19人でした。

(+
;;資料コピー20人分  
	  -6123
;;会場代
	  -1500
;;勉強会費 x 17
	  +8500
;;景品代金 x 6
	  -600
)
277 の黒字
	

22:19:26 # Life 友人のUSBメモリをマウントする。 デジカメのファイルシステムをマウントしようとしたら Unable to load NLS charset cp437 FAT: codepage cp437 not found と言われてしまう。 検索してみると、文字コードの指定で乗り越えられるようだったので、 mount -t vfat -o iocharset=euc-jp,codepage=932 /dev/sdc1 /mntを試してみたらマウントできた。 コードページというのはMicrosoft用語で文字コードのことをさしていると思われる。 cp437 は US/Canadaのコードページで、日本語のコードページが932。 どうやら原因は僕が変なカーネルの設定をしてカスタムカーネルをビルドしているからのようだ。 問題は .config で、CONFIG_FAT_DEFAULT_CODEPAGEとしてデフォル トを 437 として指定したのに CONFIG_NLS_CODEPAGE_932 しかカー ネルに組み込んでいなかったからか。CONFIG_NLS_DEFAULT と CONFIG_FAT_DEFAULT_CODEPAGE が一致していないのと、 CONFIG_FAT_DEFAULT_CODEPAGE が CONFIG_NLS_CODEPAGE_932 とかと の整合性をとっていないのも問題かなぁ。

22:27:18 # Life approx を使ってみる。 apt-proxy が一日に一回程度ハングするので、approx に浮気してみました。 Debian を利用しているマシンが家に複数あるとか、試験のために頻繁にパッケージをダウンロードしなおすような運用をしている場合、 手元にキャッシュサーバがあると便利です。プロキシサーバを利用してもよいのですが、Debianパッケージなりの特製があるので それ用にチューニングされているDebianパッケージ専用のキャッシュサーバがいくつかあります。 有名なもので apt-proxy, apt-cacherがあります。 approx は、etch 以降で利用できる、apt-proxy 風に利用できるツールです。 ポート番号とかURLも同じに利用できるので、apt-proxy をすでに利用している環境ではそのままリプレースできます。 なお、細かい話ですが、実装は ocaml で実装されています。 手元では/etc/approx/approx.confにこんな感じで設定を書きました。

debian		http://cdn.debian.or.jp/debian
security	http://security.debian.org
	

設定して、/etc/init.d/approx restart しておきました。 クライアント側の /etc/apt/sources.list には下記のような内容を書けばよいです。

deb http://server:9999/debian/ etch main
deb http://server:9999/security etch/updates main
	

サーバのログはapt-proxy は apt-proxy.conf に出力していましたが、 approx の場合は、syslog に出力するようで、デフォルトでは daemon に出力するみたいです。

Junichi Uekawa

$Id: dancer-diary.el,v 1.92 2007/08/30 21:46:09 dancer Exp $