2007年2月7日 (水曜日)

09:10:20 # Life kqemuが自由に。 いままで無料で配布されていた、kqemuが自由になり、GPLv2として配布されることになったらしい。 qemuという複数のCPUをエミュレーションできるエミューレータで、kqemu は 実行中のCPUでそのまま実行できるコードをそのまま実行するための カーネル側のインタフェースを提供するもの。 kqemu があれば、プログラムが高速に実行できるようになる。 kvm が登場したことで、qemu でも仮想化機能を搭載しているCPUであれば CPUで仮想マシン内部のコードをそのまま実行できるようになっていたのだが、 それを仮想化機能を搭載していないCPUでカーネルの機能で実現していたもの。 しかし、今回の変更、ChangeLog にかいてはいるのだが、なぜそうなったのかがわからないのでちょっと不安なのは僕だけか?

22:07:34 # Life KVM の API バージョン注意。 KVMは、「KVM_API_VERSION」という定数で、バージョンを管理していて、 ユーザ空間(kvm 用に改変した qemu)とカーネル空間(Linux kernel) の間の整合性をたもっている。 最初は1だったのだが、気づいたら 2.6.20 は 2 で、 kvm の最新の開発版は 3 になっていた。 忘れててはまりそう・・・。

Junichi Uekawa

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