2007年4月14日 (土曜日)

09:57:01 # Life USB ディスクからの起動。 HP 社のノートパソコン nc4000 で Debian を起動させてみたく、ちょっと天邪鬼な方法をためしてみた。 まず、USBディスクを準備、別のマシンで qemu 上で Debian インストールしてみた。 コマンドとしては qemu -hda /dev/sda -cdrom XXXX -boot d のようになる。 kqemu を使わない場合非常に遅いので注意。 ここで、LVMを利用、パーティションは面倒なのであまりわけないように選択をして適当にインストール完了。 初回リブートもした後の状態で、カーネルが k7 になっていたので、686カーネルを念のためインストールした後、 USB ディスクを nc4000 ノートパソコンに接続してみた。 起動してみると、まず vgscan のタイミングが USB ディスク(非同期に処理されている)の認識より遅いので デバイスが認識されない。 調べてみると、一回失敗してから再トライをしてくれることになっているのだが、 どうやら現状は3分程度待つ設定になっているようだ。 そこで、grub から kernel 起動オプションとして rootdelay=15 (15秒待ってから root file system をさがし始める)というのを追加。 それで起動すると、無事に起動。 初回起動時の途中/bootとして/dev/hda1を指定しているので途中 fsck がエラーを吐くが、 USB ディスクなので /dev/sda1 に変更する必要があった。 LVM を利用していると vgscan でデバイスを見つけてくれるのでディスクのデバイス名が変わっても問題ないようだ。 qemu と実機のグラフィックカードが違うので X の設定をするために dpkg-reconfigure xserver-xorg は必要。 ひとまず、無事起動しました。何をするのかは未定。

Junichi Uekawa

$Id: dancer-diary.el,v 1.91 2006/06/15 15:14:10 dancer Exp $