2006年3月6日 (月曜日)

07:30:46 # Life gcc出てますね. 気づいたら,4.1.0がリリースされていました. どういう変化があったのかについてはまだ確認してませんが,とりあえず進捗しているというのは良い事だと思います.

22:36:29 # Life qt3のアプリケーションの翻訳をしてみる. qt3のアプリケーションはgettextなどでは翻訳ができないようになっています. 全く違うインフラで翻訳されているので,興味が出たので少し調べてみました. 国際化可能なプログラムのソースコード内部ではQTranslatorクラスのtr(英語文字列)というメソッドを利用しているようです. これを利用して翻訳は,lupdateコマンドで抽出し,.tsファイルを生成し,そのファイルを翻訳することで, 利用できます. .tsファイルはXML形式のデータで,翻訳自体はlinguistプログラムで実行します. それで処理できた成果をlreleaseコマンドで処理し,できたqmファイルを検索される場所においてあげるとメッセージが翻訳されてプログラムが動いてくれるようです. 仕組みはわかりましたが,さて,それをどう実地にもっていけばよいのか,どこかで協調して作業しているのか,という点は問題です. どなたかこっそりとメールで教えて頂けるとありがたいです.

ソースディレクトリ$ lupdate *.cpp src/*.cpp -ts qjackctl.ts
ソースディレクトリ$ linguist qjackctl.ts
ソースディレクトリ$ lrelease qjackctl.ts
ソースディレクトリ# cp qjackctl.qm /usr/share/locale/qjackctl_ja_JP.EUC-JP.ts
	

ウェブ上を検索しても,lrelease/lupdateコマンドの使い方が全くかいてなくて弱りました. findtrコマンドはobsoleteなインタフェースのようなのですが,そうだったらそうでよいので代替が何なのか書いていて欲しい所です.

Junichi Uekawa

$Id: dancer-diary.el,v 1.90 2006/01/31 11:16:16 dancer Exp $