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raspberrypi:log20140208_ntp_stratum_1

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raspberrypi:log20140208_ntp_stratum_1 [2015-03-29 00:33]
tosihisa@netfort.gr.jp [●ラズパイの Linux カーネルのPPSドライバを有効にします.]
raspberrypi:log20140208_ntp_stratum_1 [2018-02-12 23:00] (現在)
tosihisa@netfort.gr.jp
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 +~~socialite~~
 ====== Raspberry Pi で NTP Stratum-1 Server を作る. ====== ====== Raspberry Pi で NTP Stratum-1 Server を作る. ======
 {{ :raspberrypi:img_0124_20140209_181708.jpeg?400 |}} {{ :raspberrypi:img_0124_20140209_181708.jpeg?400 |}}
 +
 +[[raspberrypi/log20171231_rpi3_ntp_stratum_1|Raspberry Pi 3 で NTP Stratum-1 Server を作る(Raspbian jessie)]]を記載しました. Raspberry Pi 3 で NTP サーバの構築をする場合は, [[raspberrypi/log20171231_rpi3_ntp_stratum_1|そちら]] を参考にしてみてください.以下の記述は, Raspberry pi 1 で2014年時のものです.
  
 このノートは,元々 Postach.io で公開していましたが,2015年3月29日に,記事を移転しました. このノートは,元々 Postach.io で公開していましたが,2015年3月29日に,記事を移転しました.
- 
-===== ●変更履歴 ===== 
-  * 2014-3-2 初版 
-  * 2014-04-29 追記(Linux Kernel Config の CONFIG_NO_HZ を無効にすることで1マイクロ秒未満の精度で同期します) 
-  * 2014-04-29 追記(NTP リフレクションアタック対策を iptables で行う) 
-  * 2014-05-03 変更(シェルスクリプトや差分は GitHub Gist に登録してそれを参照するようにした) 
- 
-Evernote 共有リンク(Evernote で保存したい人向け) 
-https://www.evernote.com/shard/s32/sh/332945c9-464e-4816-9f60-c0d6c735d4e7/69b8e7b5e94ddbc9abb2a677a2ac37e8 
  
 ===== ●背景 ===== ===== ●背景 =====
行 131: 行 125:
  
 http://ntpi.openchaos.org/pps_pi/ を参考に,ラズパイの拡張ピンのGPIO18 をPPSドライバで使えるようにします. http://ntpi.openchaos.org/pps_pi/ を参考に,ラズパイの拡張ピンのGPIO18 をPPSドライバで使えるようにします.
-**このページに記載がありますが,「Enable modules Device Drivers/PPS support/PPS support and PPS client using GPIO」を忘れないで下さい.**+__**このページに記載がありますが,「Enable modules Device Drivers/PPS support/PPS support and PPS client using GPIO」を忘れないで下さい.**__
  
 (2014-04-29)ラズパイの Linux カーネルの Config は,CONFIG_NO_HZ が有効になっています. (2014-04-29)ラズパイの Linux カーネルの Config は,CONFIG_NO_HZ が有効になっています.
-この場合,精度をナノ秒精度で合わせられないようです.**必ず CONFIG_NO_HZ は is not set にしましょう.**+この場合,精度をナノ秒精度で合わせられないようです.__**必ず CONFIG_NO_HZ は is not set にしましょう.**__
  
 以下のURLのページが参考になります. 以下のURLのページが参考になります.
行 144: 行 138:
 Linux Kernel Config の要所は以下の通りです. Linux Kernel Config の要所は以下の通りです.
  
-  - CONFIG_NO_HZ を無効にする.(# CONFIG_NO_HZ is not set) \\ 私の環境では,CONFIG_HZ_PERIODIC=y にしています.(Linux Kernel 3.10.28+) +  - ''CONFIG_NO_HZ'' を無効にする.(# CONFIG_NO_HZ is not set) \\ 私の環境では,''CONFIG_HZ_PERIODIC=y'' にしています.(Linux Kernel 3.10.28+) 
-  - CONFIG_PPS を有効にする.\\ 私の環境では,CONFIG_PPS=m にしています. +  - ''CONFIG_PPS'' を有効にする.\\ 私の環境では,''CONFIG_PPS=m'' にしています. 
-  - CONFIG_NTP_PPS を有効にする. +  - ''CONFIG_NTP_PPS'' を有効にする. 
-  - CONFIG_PPS_CLIENT_GPIO を有効にする.\\ 私の環境では,CONFIG_PPS_CLIENT_GPIO=m にしています.+  - ''CONFIG_PPS_CLIENT_GPIO'' を有効にする.\\ 私の環境では,''CONFIG_PPS_CLIENT_GPIO=m'' にしています.
  
 カーネルのビルドとインストールができたら,/etc/modules に pps-gpio を追加します. カーネルのビルドとインストールができたら,/etc/modules に pps-gpio を追加します.
行 347: 行 341:
  
   * Secure NTP Template\\ http://www.team-cymru.org/ReadingRoom/Templates/secure-ntp-template.html\\ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1402/12/news140.html   * Secure NTP Template\\ http://www.team-cymru.org/ReadingRoom/Templates/secure-ntp-template.html\\ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1402/12/news140.html
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 +===== ●変更履歴 =====
 +  * 2014-3-2 初版
 +  * 2014-04-29 追記(Linux Kernel Config の CONFIG_NO_HZ を無効にすることで1マイクロ秒未満の精度で同期します)
 +  * 2014-04-29 追記(NTP リフレクションアタック対策を iptables で行う)
 +  * 2014-05-03 変更(シェルスクリプトや差分は GitHub Gist に登録してそれを参照するようにした)
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 +Evernote 共有リンク(Evernote で保存したい人向け)
 +https://www.evernote.com/shard/s32/sh/332945c9-464e-4816-9f60-c0d6c735d4e7/69b8e7b5e94ddbc9abb2a677a2ac37e8
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 +~~DISCUSSION:off~~
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raspberrypi/log20140208_ntp_stratum_1.1427556818.txt.gz · 最終更新: 2015-03-29 00:33 by tosihisa@netfort.gr.jp