2006年9月17日 (日曜日)
10:01:52
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Life
東京エリアDebian勉強会報告。
9月の第20回Debian勉強会を実施しました。
Debian specific の話題、翻訳のすすめ、oprofileの使いかた、についての話がありました。
今回の参加人数は12人でした。
参加者は小林さん、あけどさん、さわださん、小室さん、キタハラさん、えとーさん、野首さん、高杉さん、
前田さん、みつかさん、iwamatsuさん、上川でした。
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まず、事前課題について紹介しました。 ruby の Debian パッケー
ジに関してどうするべきか、という議論が起こりました。perl
などの例をみると、 cpan はそれなりな品質を提供しているので
すが、それでもひとつひとつのモジュールをパッケージにするの
には手間をかけて作業しています。必要に応じてライブラリをパッ
ケージ化するのがよいのではないか、という話でした。
gems をパッケージに自動でするという仕組もよいですが、
むしろ Debian パッケージをがりがり作成していって最新版を利用するのが
Debian のほうが楽、と思われるくらいがよいねぇ、という話をしました。
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恒例のクイズでは、いろいろと景品がたくさんあって、余りました。
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澤田さんが「あなたが知らないうちに使っている Debian
Specific」という題材で発表しました。adduser, ifup あたりは
みんな実感として困っている経験があるということでした。
Xsession の扱いについては、gdmのメンテナの Ryan Murray が
Debian としての歩調をあわせてくれないので困っている、とい
う話題がでました。
ユーザのアカウント管理については、IDの重複などの問題があり、
UNIXの世界にも ActiveDirectory を導入できないものか、ということで盛り上がりました。
既存システムはそれぞれ作りこまれたシステムがあるので、移行が難しそうです。
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小林さんが「翻訳のすすめ」について話をしました。
DDTPが復活しているということで、みんな驚きを隠せないようでした。
気軽に翻訳できるということで、OSCにて体験翻訳コーナーというのを作ってみるのもよいかも知れませんね。
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上川がoprofileの使いかたの基本について説明しました。
apt/dpkgを例にして、oprofile でプロファイルをした場合の例を紹介しました。
来月は最適化した例を出せるとよいな、と思っています。
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上川がLLGONGの報告として、realksh について説明をしました。
興味をもってもらえたら幸いです。
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最後に宴会を土間土間で開催しました。
たべものを調子にのってたくさん頼みすぎました。おなかいっぱい。
ロシアンルーレットにあたったのは小林さんと小室さんでした。
辛そう・・・。
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二次会はデニーズでデビルズチョコレートサンデー。
誰も電車にのれない状況になって、解散。
今回の会計
(+
;;資料コピー13人分
-4815
;;会場代
-1500
;;勉強会費
+5500
)
-815
の赤字
Junichi Uekawa
$Id: dancer-diary.el,v 1.91 2006/06/15 15:14:10 dancer Exp $