2025年7月26日 (土曜日)
21:11:28
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Life
今月読んだ本の読書メモ。
- 「アルケミスト」パウロ・コエーリョ。
ちょっと説教臭いかなとおもったけどそうでもない。
好きなところ。イントロのさりげないところが好き。
スプーンの香油をこぼさずに屋敷を見るの下りのたとえ、素敵。僕は周りを観察できているだろうか。
周りの砂漠が見えてないで本を読み続けている学者、砂漠の話を聞き体験することの大切さ。
目的を見失わないことの難しさ。前兆、運命。
星の王子さま的な、恋人がいると思うだけで、砂漠全体が恋人になる。
- 「ここじゃない世界に行きたかった」塩谷 舞。
日本である程度成功し始めていた仕事をすててニューヨークへの移住。文章の仕事を断って減らして集約して国を移動する。これってすごい勇気のいることだし成功しないリスクも高くなるだろう。
異国で道を開くことの大変さをうまく表現しててグッとくる。
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「清く正しい本棚の作り方」(TT)戸田プロダクション。
本好きのための本棚の作り方について紹介している本。僕の持っていた違和感がちゃんと言葉になっている。
まず棚板は商業的な本棚では中身が入っていない空洞の板で強度が足りない。
奥行きも普通に売っているやつでは深すぎて、19cmあればよい、高さも29−35cmでよい。
普通に売っている本棚はぬいぐるみとか飾っておくためのサイズになっているのではないだろうか。
途中まで読みすすめたがなんか本棚自作は大変そうだなと思って読むのをやめた。
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「パウロ・コエーリョ賢人の視点 生きることと死ぬこと、人生における運命と選択、愛を失うことと育むこと」パウロ・コエーリョ。
パウロコエーリョの随筆集。英語経由の重訳で章立ても編集しているらしい。
生活の中での信仰、人間臭いエピソード。人気作家であるが、年の数ヶ月はフランスの田舎で過ごすというのがまた羨ましい。人里離れた環境でくらすことの大切さ。
「小さかったときの疑問」の節、やってみたくなった。