whizzytexとは,emacsでTeXを編集する際に, リアルタイムでプリビューするためのものです. MS Word の操作性に我慢できないひと, latexのコマンドに慣れすぎている人, でも,毎回コンパイルして,変更点をxdviで 確認するlatex編集がダメだ,と思っている人. そういう人にはぴったりな環境です. 特に,コンパイルエラーが出ると 書いているはしから エラーが出たところがどんどんハイライトされていくので, よくわかります.
次のコマンドを root で入力してインストールしてください.
.emacsに,(setq whizzy-load-factor 0.1) と書き込みます(どれくらいTeXコンパイルに負荷を使うか,という 指標).
advi 1.2.0-5とwhizzytex 1.1-2 が正常に動作することを確認しました(それまでのバージョンには不具合が ありました.)
emacsを使っている必要があります. /usr/share/doc/whizzytex/README.Debianに最新情報が書いてあります。
~/.whizzy/whizzy.sh もしくは, 作業対象のtexファイルのあるディレクトリのwhizzy.sh 設定ファイルに 設定してください.
INITEX="platex -ini" FORMAT=platex LATEX=platex BIBTEX=jbibtex FMT=fmt
うまくいったら M-x whizzytex-modeと入力してwhizzytexを起動すると, ActiveDVIが起動して,プリビューがはじまります.
TeX のソースファイルを編集すると, リアルタイムでActiveDVIのウィンドウに内容が反映されます.
Debian 3.0の場合には,多少設定が違います. まず,adviの設定ファイル/etc/advi/jpfonts.confを以下のように 変更します.
min Mincho /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf goth Gothic /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf
そして,ソースファイルには
%; whizzy chapter -initex iniptex -latex platex -fmt platex
と書いてください.
エラーが出る時の色が見にくい方は,.emacs に
(setq whizzytex-mode-hook '(lambda () (progn (set-face-background 'whizzy-error-face "Red"))))
のように指定すると変えれます.
同じような事を目標としているけど全く別なプロジェクト
$Id: whizzytex.html.ja,v 1.17 2008/12/02 23:58:19 dancer Exp $